ドイツ語技能検定

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ドイツ語技能検定(独検)とは

「ドイツ語学文学振興会」が実施している試験で、1992年から実施されています。
受験者数は累計約33万人で、大学のドイツ語学科に在籍している学生やこれからドイツに旅行に行きたい人、またドイツが好きなので現地語でその文化を理解したい人等が、自分のドイツ語の力を知る為に受験しています。
近年では40代~60代の旅行好きな方が趣味で取得するパターンも増えてきており今後注目されるであろう資格の一つと言えます。

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目次

ドイツ語技能検定の基本情報

資格種別民間資格
ジャンル英語・外国語
資格区分1級、準1級、2級、3級、4級、5級
受験資格なし
試験日程【1級・準1級】12月初旬~1月下旬(年1回)
【2級~5級】6月中旬、12月初旬(年2回)
試験方法【1級・準1級】筆記試験・聞き取り試験(一次試験)、口述試験(二次試験)
【3級~5級】筆記試験・聞き取り試験
免除科目1級準1級の一次試験免除有資格者は,申請することによって一次試験の受験が免除
試験場所全国各地
受験料【1級】13,500円【準1級】11,500円
【2級】9,500円【3級】7,500円
【4級】5,500円【5級】4,500円
登録・更新なし
主な対象者
小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他
問い合わせ公益財団法人 ドイツ語学文学振興会

【総合評価】(3級)

人気 :将来性:
就転職:難易度:

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ドイツ語技能検定の試験日

2022年度試験

試験日申込期間合格発表
2022年6月26日(日)4月1日~5月20日試験の約1か月後
一次試験
2022年12月4日(日)
二次試験
2023年1月22日(日)(予定)
9月1日~10月21日試験の約1か月後

ドイツ語技能検定の試験内容

一次試験

1級筆記(一部書き取りを含む)(120分) 聞き取り(約40分)
準1級筆記(一部書き取りを含む)(90分) 聞き取り(約35分)
2級筆記(一部書き取りを含む)(80分) 聞き取り(約30分)
3級筆記(60分) 聞き取り(約30分,一部書き取りを含む)
4級筆記(60分) 聞き取り(約25分,一部書き取りを含む)
5級筆記(40分) 聞き取り(約20分,一部書き取りを含む)

二次試験(1級と準1級のみ)

ドイツ語を母語とする人および日本人による口述試験

ドイツ語技能検定の受験者数・合格率

2021年冬季

区分受験者数合格率
1級159人16.98%
準1級385人26.23%
2級760人43.95%
3級1,214人47.20%
4級1,351人66.10%
5級408人98.53%

2021年夏季

区分受験者数合格率
2級620人52.58%
3級954人61.11%
4級810人75.56%
5級476人97.90%

ドイツ語技能検定の難易度

対象者
  • 1級:数年以上にわたって恒常的にドイツ語に接し,十分な運用能力を有する人。
  • 準1級:ドイツ語の授業を数年以上にわたって継続的に受講し,各自の活動領域においてドイツ語に習熟しているか,これと同じ程度の能力のある人。
  • 2級:ドイツ語の授業を約180時間(90分授業で120回)以上受講しているか,これと同じ程度の学習経験のある人。
  • 3級:ドイツ語の授業を約120時間(90分授業で80回)以上受講しているか,これと同じ程度の学習経験のある人。
  • 4級:ドイツ語の授業を約60時間(90分授業で40回)以上受講しているか,これと同じ程度の学習経験のある人。
  • 5級:ドイツ語の授業を約30時間(90分授業で20回)以上受講しているか,これと同じ程度の学習経験のある人。

1級については、実際にドイツに在住している方やドイツ語と関わる仕事をしている方を対象にしているので、もはや勉強だけでどうにかなるレベルの難易度ではありません。
ドイツ語を不自由なく使えることは勿論ですが、会話形式で出題される日本語も複雑なので、日本語の内容を理解してドイツ語に訳するということはかなり難しいです。
合格率は10%弱になりますので、合格するには相当の勉強量が必要になります。

ドイツ語技能検定の勉強法

公益財団法人ドイツ語学文学振興会が出版している過去問を徹底的にこなして試験の傾向を抑えることが重要です。

長文問題が多くなるので、集中力を切らさず試験に対応できる忍耐力が必要になります。

ドイツ語技能検定のお勧めテキスト

3級~5級に対応!語彙と例文が掲載

単語とフレーズを約1600収録

これから初めてドイツ語を勉強する受験者にお勧め

ドイツ語を学べるテキストを探す

ドイツ語技能検定を活かせる仕事

ツアーガイドやドイツ語の講師や外資系企業など、活躍できる場所は沢山ありますが、仕事で活かしたいのであれば最低でも3級以上(できれば2級以上)を目指すようにして下さい。

ちなみに、3級と4級の難易度はそれほど変わりませんので、ステップアップの為にまずは4級を受験しようと思う方でも、いきなり3級を目指した方が良いです。

資格侍

独検1級に合格すれば、ドイツ語の通訳案内士試験の筆記試験が免除される特典がありますので、通訳ガイドを目指している人には大変お薦めの検定です。

受験者の口コミ評判

タップ(クリック)で口コミが見れます

老人女ゆたかな文学世界
5.0 ともこ 60代無職

60歳ですが、ドイツ語検定の3級に合格しました。まったくのABCから三年前に独学で始めました。昔読んだ小説を原語で読めるようにするためです。テスト聞き取りはゆっくりで、数や天気予報や、注文など日常ありがちな場面の問題です。筆記文法は、こまかい問題がでます。まず文法書をていねいにやりました。
CDでかんたんな会話、やさしい本を読めるようにして、その後、どれかの問題集をやっておけばよいです。
ドイツ語は発音がやさしいし、文法は英語より規則的です。年をとってから、このゆたかな言語に出会いましょう。ハイネやヘッセをあなたに。ゆたかな文学世界を広げてくれます。(2018年1月)

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