行政書士試験の難易度・合格率・日程など

資格名 行政書士
評価
資格種別 国家資格
資格法令 業務独占資格
資格区分 なし
受験資格 誰でも受験できます
試験方法 筆記試験(択一式、多肢択一式、5肢択一式、記述式)
試験場所 全国各地の大学など
試験日程 7月上旬
申込期間 8月
合格発表 1月下旬
受験料 7,000円
問い合わせ先 一般財団法人 行政書士試験研究センター
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概要

行政書士

行政書士とは、行政書士法に基づいて、省庁や都道府県、警察署などの役所に提出する書類の作成や申請手続の代理業務、権利業務に関する書類の作成、事実証明に関する書類の作成、これらに関する相談業務を主に行う役割を担っている専門家になります。受験者数は毎年5万人以上おり、法律系資格の中では最も人気のある資格になります。

行政書士が人気がある理由として、まず大きいのが受験資格が無く誰でも受験することができるという所が挙げられます。また、取得することで、独立開業が容易にできるという所も受験者が伸びている一つの要因になっています。行政書士の勉強で得られる知識は、業務で活用する以外にも、一般生活の中で役立つ情報も多いので、そういったことを目的として受験する社会人も多数存在します。

合格率は毎年10%以下と非常に低く、合格するには相当な努力をしなければいけません。

行政書士は業務独占資格になりますので、資格を取得して、日本行政書士連合会の「行政書士名簿」に登録しなければ、行政書士としての業務を行うことができません。但し、弁護士、弁理士、公認会計士、税理士の資格を持っていると、行政書士の資格を取得しなくても、行政書士としての業務を行うことができます。

試験内容

憲法、行政法、民法、商法、基礎法学、一般知識など

  • 行政書士の業務に関し必要な法令等(46問)
  • 行政書士の業務に関連する一般知識等(14問)

免除科目

なし

合格基準

法令などで5割以上、一般知識で4割以上で、全体で6割以上の正解率

受験者数・合格率

年度 受験者数 合格率
2016年 41,053人 9.95%
2015年 44,366人 13.12%
2014年 48,869人 8.27%
2013年 55,436人 10.10%
2012年 59,948人 9.19%
2011年 66,297人 8.05%
2010年 70,576人 6.60%
2009年 67,348人 9.05%
2008年 63,907人 6.47%
2007年 65,157人 8.64%
2006年 70,713人 4.79%
2005年 74,762人 2.62%
2004年 78,683人 5.33%
2003年 81,242人 2.89%
2002年 67,040人 19.23%
2001年 61,065人 10.96%
2000年 44,446人 8.01%
1999年 34,742人 4.29%
1998年 33,408人 5.85%
1997年 33,957人 8.55%
1996年 36,655人 6.11%

試験の難易度

司法書士

合格率はほとんどの年度で10%以下と、かなり難易度の高い資格だと分かります。法律は暗記しなければいけないことが沢山あるし、年々新しい法律が制定され、覚えなければいけないことが沢山あります。

法律系資格No.1と言われる司法試験の合格率が25%程ほどあることを考えると、もしかして司法試験より難しいのでは??と思われる方も少なからずいると思います。しかし、司法試験を受験するには法科大学院で課程を修了させるなど、物凄く高いハードルを乗り越えなければいけません。

一方、行政書士は、年齢・学歴・国籍などに関わらず、誰でも受験することができます。極端な話、小学生でも幼稚園児でも受験することが可能です。また、テレビ番組などで取り上げられることも多く、受験者数は毎年50000万人以上います。これは司法試験の受験者数が約8000人、司法書士の受験者数が約20000人から考えると、かなりの数の受験者数が存在するのが分かります。

何が言いたいのかというと、まともに試験対策をせず、「とりあえず受けてみよう」「合格できればラッキー」ぐらいの意気込みで受験している人が数多くいます。一部の情報によると、3人中2人は大した勉強をしていないと言われています。

確かに難しい資格なのは間違いないですが、合格率が10%程しかないので、絶対無理という訳でもなく、実質的(万全に試験対策をした人)な合格率で言えば30%程はあると考えられます。

試験の勉強

行政書士試験は、憲法や民放などの法律の知識だけでは無く、政治や社会情勢などの一般知識も必要になるので、他の資格に比べて勉強範囲はかなり広範囲になります。

しかし、合格基準は他の資格に比べると緩いし、択一問題も多いので全てを丸暗記する必要はありません。

法律に関する知識が乏しい方がチャレンジする場合、まずは民法や商法など、一般の方でも興味を持ちやすい科目から勉強することをオススメします。憲法や行政法は後回しでも構いません。

勉強法 行政書士 勉強法
テキスト 行政書士 テキスト
問題集 行政書士 過去問

通信講座の紹介

たのまなの「行政書士【安心合格】講座」は、合格必要得点範囲に的を絞ったカリキュラムが組まれているので、勉強時間を大きく確保できない社会人や学生さんにもお勧めです。

インターネットを使った講義映像を見ながら勉強するスタイルなので、スマホやタブレットを使っていつでもどこでも勉強することができるのも大きなメリットです。

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資格を活かせる仕事

行政書士の資格を取得する人の理由として、「資格を取得すれば簡単に開業できるから」と思われている受験者が多数います。確かに登録費さえ払えば、容易に開業することができます。

毎年5000人以上の合格者を輩出している資格ですが、実際に登録をしている人は、2013年で43000人程しかいません。その理由として、登録費が30万円程かかりますので、資格を取得しても登録しない人がいるのと、登録して開業したけど、仕事がなく結局廃業してしまったという方が大勢いるからです。

こういった背景からも、行政書士の資格を取得したからといって、いきなり独立して高収入を得るのは難しいです。ですので、まずは行政書士事務所などの法律事務所で経験を積み、取引先とのコネクションを確立した方が良いでしょう。

行政書士の取扱業務は1万種類以上と言われており、アイデア次第で様々な方向から仕事を生み出すことができます。

行政書士の平均年商は500万円程度と言われています。弁護士の平均年商が650万円程度、司法書士の平均年商が600万円程度と言われている中で、多少落ちるものの、一般会社員の平均年収に比べると高いので、行政書士の資格さえ取得すれば、それなりの収入を得られると思われている方も大勢いるかもしれません。(年商なので、経費を差し引いた実際の年収はこれよりも下がります)

行政書士を対象にしたアンケートによると、行政書士の7割以上が年商500万円以下になります。また、開業したはいいけど、ほとんど(というか全く)収入を得られないので、アルバイトなどで他の仕事をしながら生活している人も大勢います。

司法書士や弁護士の場合は、案件単価が高いので、一つ仕事を取れれば、ある程度収入の目処が立ちますが、行政書士の場合は、案件単価が低いので、数多く仕事をこなさなければいけません。

行政書士事務所などの法律事務所で勤務する場合でも、未経験の場合は、月20万円以下が普通です。経験を積んで、顧客を増やせるようになってやっと収入が上がっていきます。

ただ夢はあります。アンケート結果によると、年商1千万以上稼いでいる行政書士は5~10%程いると言われています。また、5000万円以上は1%程います。行政書士が取り扱える業務は1万種類と言われていますので、業務の幅が広く、やり方次第ではいくらでも稼ぐことができます。

司法書士や弁護士にも言えることですが、年商の幅がかなり広いので、平均年商というのはあまりアテになりません。

高収入を得るには業務の幅を広げることが大切になりますので、司法書士や宅建士などの資格の取得も視野にいれ、ダブルライセンス、トリプルライセンスを目指して、他の資格の勉強もしておいた方が良いでしょう。

口コミ・体験談

お勧め度 ★★★★☆4

ゆきの 50代女性(その他)
2017年7月24日

合格率が低いですが正しい勉強をすれば短期合格できる
若いころに免許センターの近くで行政書士に書類を作成してもらったのがきっかけです。
初老の男性でしたがささっと書類を書いて2千円。材料費は紙だけでしょうか?当時はタイプ打ちでしたので、インク代もかな?
しかも、年齢がいってもマイペースで収入が得られるならいいなぁと思って挑戦してみました。
何をどう勉強していいのかわからず、何度も失敗してしまいましたがある勉強法に出会って即合格。
正しい勉強法で目指せば、割と簡単に合格できます。
今後、受験する方へブログに色々な勉強の失敗談も書いています。良かったら参考にしてもらえるといいです。
ttp://yukikohime20170131.seesaa.net/

お勧め度 ★★★★☆4

バンコ 30代女性(会社員)
2016年3月1日

力試しのつもりでチャレンジ
法律の勉強をしていたので、力試しのつもりで行政書士にチャレンジしてみました。
当時はあまり人気もなく、難易度もそれほど高くなかったので簡単に感じました。ここ数年は難化しているようなので事情が変わっているかもしれません。
行政法等は比較的出題数も多く、過去問から出題される傾向が強いので、こういったところを中心に過去問を回す勉強をしていました。受験していた人は学生から年配の方まで幅広い方がいたのが印象的でした。

お勧め度 ★★★☆☆3

ぱっしょん 30代男性(会社員)
2016年2月13日

取得期間は1年位でしょうか
行政書士試験は、よく短期間3ヶ月でも合格したとかありますが法律初学者からみると、1年位は必要かと思います。
テキストは、市販本が出てますのでそれと、過去問での学習となりますが一般知識は、公務員試験などの問題集を使った方がいいと思います。
この試験の難しさは、一般知識と記述問題の採点基準にあると思います。記述採点方法が謎なので、不安な状態で年を越す受験生が大半ではないかと思います。
ロースクール組、予備試験組、司法書士受験組などが受けに来てるので、難易度はあがってると思います。

お勧め度 ★★★★★5

ともさか 30代女性(会社員)
2014年10月11日

勉強時間はトータル2
会社員として働きながらでしたので毎日勉強できませんでしたので、週末と平日の寝る前に2時間程度勉強しながらで、トータル2年かかりました。
最初は独学での取得を目指しましたが、挫折して結局ユーキャンの通信講座を利用して、基本的にはテキストに沿って勉強しました。ただ、通信講座の教材だけだと厳しいので、行政書士試験用の『行政書士六法』を購入して併せて勉強しました。
ユーキャンの行政書士講座で60,000円ぐらい、行政書士六法が3,000円ぐらい、入門編のテキスト1冊と過去問1冊で4,000円程度かかったので、トータルだと67,000円程ですね。+受験料
独学で取得するなら10,000円ぐらいで取得できますね。
基本的な勉強法は、暗記カードを作りつつ、通信講座のテキストと市販で買った試験対策本を徹底的にこなして、試験3ヶ月前からは過去問しかしていませんでした。
資格の取得を目指すキッカケは、小さな行政書士事務所で事務職員として勤務していますが、勤務していた行政書士さんが退職したのをキッカケに所長から取得を促されました。なので、元々は自分の意志ではありません。
資格を取得してメリットを感じることは、当たり前ですが法律の知識が身に付きましたね。今でも基本的な業務は一般事務ですが、いずれは行政書士としてのキャリアを積めればと思っています。
行政書士の資格自体、あまり就職や転職で有利になることはほとんどありませんが、企業の総務課や法務課だと重宝される資格になるので、取得をお考えの方は積極的にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

お勧め度 ★★★☆☆3

はるか 20代女性(会社員)
2014年9月24日

4年以上は勉強しました
予備校に通いながら取得しました。予備校の費用が20万円ぐらいかかりました。独学で勉強する際に購入した「伊藤塾 入門ゼミ」と「伊藤塾 行政書士総合テキスト」、その他、古本屋で購入したテキスト代で1万円ぐらいは使ったと思います。
資格の取得を目指すキッカケは、行政書士の仕事に興味があったから。
資格を取得してメリットを感じることは、収入がアップしました。
私は元々行政書士事務所で事務員として勤務していたので、知り合いを通じて他の事務所に転職して行政書士として働いていますが、そういったコネがない人は、資格を取得したからといっていきなり生かせる職場を見つけるのは困難でしょう。
収入に関しては私が勤務している法律事務所では、年収1000万円以上稼いでいる人もいます。ただ、それはごく一部の人だけで、私は5年勤務して年収が400万円程しか無いので一般のサラリーマンとさほど変わりません。ただ、開業という選択肢があるので、やり方次第では高収入を得ることも可能。

お勧め度 ★★★★☆4

しかい 30代男性(会社員)
2014年7月10日

昔の方が難しかった
行政書士試験は、一昔前のほうが難しく、文章能力なしには取得できない資格でした。制限時間内に上手に社会問題に対する意見をまとめて書く力が必要です。
それは練習しても無駄ではないかと思います。もともと才能があるかどうかの判断で、とてもこのような課題をこなすことはできません。最近の試験では、その難題が省かれたようです。
※2017年09月08日時点の情報
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