通関士試験の難易度・合格率・日程など

 

資格名 通関士
評価
資格種別 国家資格
資格法令 必置資格
資格区分 なし
受験資格 誰でも受験できます
試験方法 筆記試験:選択式、択一式、計算式 (マークシート方式)
試験場所 北海道、新潟県、東京都、宮城県、神奈川県、静岡県、愛知県、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県、熊本県、沖縄県
試験日程 10月
申込期間 7月下旬~8月中旬
合格発表 11月下旬
受験料 3,000円
問い合わせ先 通関業監視官
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概要

通関士と聞いて、一般の人にはあまりピンとこない職業(資格)だと思います。

通関士とは、輸出入される品物の関税(通関)手続きを行う専門家になります。簡単に言うと貿易ですね。

通関士になる為の登竜門として通関士試験が存在し、貿易関係では唯一の貿易資格になることから、貿易に関わる仕事を目指している学生をを始め、多くの受験者が存在します。

ただ、通関士は、弁護士や行政書士と違って、業務独占資格ではありませんので、資格を取得しなくても通関士としての業務を行うことができます。

独学での合格は困難で、合格者のほとんど通信講座や予備校に通っています。

試験内容

  • 通関業法
  • 他関税外国貿易法
  • 通関書類の作成要領その他通関手続の実務

免除科目

  • 通関業者の通関業務又は官庁における関税その他通関に関する事務に従事した期間が通算して15 年以上(2と3が免除)
  • 通関業者の通関業務又は官庁における通関事務に従事した期間が通算して5年以上(3が免除)

合格基準

明確な合格基準はありませんが、300満点中75%程度の正解率が合格ラインと言われています。そう考えると、安全圏は80%程は欲しいですね。

受験者数・合格率

年度 受験者数 合格率
2016年 6997人 9.8%
2015年 7578人 10.1%
2014年 7692人 13.2%
2013年 8734人 11.7%
2012年 8972人 8.6%
2011年 9131人 9.9%
2010年 9490人 9.8%
2009年 10367人 7.8%
2008年 10390人 17.8%
2007年 10695人 7.7%
2006年 10357人 7.0%
2005年 9953人 24.8%
2004年 10191人 18.8%
2003年 10001人 12.1%
2002年 9973人 28.6%
2001年 9970人 10.5%
2000年 10289人 14.1%

試験の難易度

受験資格が無いといえ合格率は毎年10%程度と、かなり難易度は高いです。勉強時間は半年から3年以上はかかるので、それなりの覚悟は必要です。

試験の勉強

予備校や専門学校に通いながら取得を目指すのが一般的になります。

勉強法 通関士 勉強法
テキスト 通関士 テキスト
問題集 通関士 過去問

資格講座の紹介

予備校や専門学校で学びながら、併せて通信講座に通っている方が多いです。

ユーキャンの通関士講座」や「たのまなの通関士講座」はテキストが分かりやすいと評判が高いのでお勧めです。受講料も安いのも良いですね。

通関士のおすすめ通信講座を徹底比較

資格を活かせる仕事

貿易に関する仕事をしますが、一口に貿易と言っても色々な仕事があります。外国に日本の貨物を送り出したり、逆に海外から日本に貨物を受け取ったりする際に輸出物に問題がないかのチェック業務がメインになります。

通関業者はおよそ900社あり、通関業務を行なっている営業所は、全国に1800ヶ所あると言われていますので、就職先は豊富にあります。勤務先は、倉庫業や運送業の他、商社、貿易会社などになります。

ただ、通関士は飽和状態になりつつあるので、資格を取得したからといって必ず就職・転職出来るとは限りません。

通関士の平均年収は480万円程で、一般のサラリーマンに比べると高い水準になります。その背景として、通関士の資格を取得している場合に、5000円~15000円程度の資格手当が支給されるからだと思われます。

通関業者は、各営業所に必ず1名以上の通関士を置くことが、法律で義務付けられていますので、有資格者は重宝されやすく、営業所専任の通関士になれれば収入は更に上がるでしょう。

口コミ・体験談

お勧め度 ★★★★★5

大吾 30代男性(会社員)
2015年9月3日

会社でも重宝される
通関士という聞きなれない資格を私が初めて耳にしたのは、当時働いていた職場の同僚の話の中です。
彼の話は「通関士は貿易業界唯一の国家資格で、受験は年1回、合格率平均15.5%、何度も受験してようやく合格する人が多く、大学で貿易の勉強をしていた彼自身もすでに3回失敗しているが今年こそは合格するんだ」というものでした。
海外製品のデザインが好きで個人輸入をしていた私は、貿易の仕組みを知りたいと思っていたこともあり早速資料を取り寄せ、勉強を始めました。
勉強内容は一部は実務に関するものでしたが、基本は貿易に関する法律を丸暗記するものでした。
初めて目にする言葉ばかりで不安になりましたが、慣れてくると法則が分かるようになり、
とても面白くなってきて勉強が苦ではなくなり、半分趣味のようになってきました。
その年無事に合格し、今は国際輸送関連の会社で資格を生かして働いています。
今まで何度か同じ業界の中で転職をしましたが、資格保有者で通関士としての経験があるということはどの会社でも重宝されていることを感じます。
※2018年01月03日時点の情報
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