臨床検査技師試験の難易度・合格率・日程など

資格名 臨床検査技師
評価
資格種別 国家資格
資格法令 業務独占資格
資格区分 なし
受験資格 厚生労働大臣指定の学校(養成所)で3年以上経験大学医学部、歯学部を卒業医師、歯科医師の取得者大学や育成所で5科目を修めた人
試験方法 筆記試験(択一式 :200問、5時間)
試験場所 北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、香川、福岡、沖縄
試験日程 2月中旬
申込期間 12月中旬~1月上旬
合格発表 3月下旬
受験料 11,300円
問い合わせ先 臨床検査技師国家試験臨時事務所
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概要

臨床検査技師

臨床検査技師とは、医師の指導監視のもと、患者の血液や尿などの検査や、心電図や超音波検査(エコー検査)などの専門業務が主な役目になります。正確な検査結果を医師に対して的確に伝えなければいけない重要な役割を担っています。

業務独占資格になりますので、臨床検査技師の試験に合格して、厚生労働大臣より免許が交付されることで、初めて臨床検査技師として業務に就くことが可能です。

臨床検査技師の業務は緻密さと正確さが求められるので、働いている人の6割強が女性になります。

臨床検査技師の2013年度の合格率は77.2%と高い水準ですが、決して簡単な資格ではありません。また、受験資格を要するには、養成機関で3年以上の専門的な知識や技術力を磨かなければいけません。

現代医療が進化していく中で、欠かせない存在で、医療系の資格の中でも、特に重宝される資格になります。

試験内容

  • 医用工学概論(情報科学概論及び検査機器総論を含む。)
  • 公衆衛生学(関係法規を含む。)
  • 臨床検査医学総論(臨床医学総論及び医学概論を含む。)
  • 臨床検査総論(検査管理総論及び医動物学を含む。)
  • 病理組織細胞学
  • 臨床生理学
  • 臨床化学(放射性同位元素検査技術学を含む。)
  • 臨床血液学、臨床微生物学及び臨床免疫学

免除科目

なし

合格基準

200点満点中120点以上

受験者数・合格率

年度 受験者数 合格率
2016年 4,987人 78.7%
2015年 4,400人 76.4%
2014年 4,298人 82.1%
2013年 4,148人 81.2%
2012年 4,097人 77.2%
2011年 4,012人 75.4%
2010年 3,959人 67.0%

試験の難易度

受験者数は毎年4000人前後で推移しており、合格率も70%程と横ばいになります。

臨床検査技師の合格率は、他の医療系の国家資格(医師や看護師、薬剤師など)に比べて低くなります。(ちなみに医師・看護師が約90%、薬剤師が約80%)

受験資格を得る為には、厚生労働大臣指定の臨床検査技師養成所で3年以上の課程をこなさなければいけません。その中で、臨床検査技師の試験に関する勉強をみっちり行いますので、授業を真面目に聞いていればそこまで難しくありません。

ただ、ここでいう難しくないというのは、臨床検査技師養成所に通っている人からしてみればという意味であって、決して一般人レベルで難しくないという意味ではありません。

回りくどい言い方をしましたが、要は一般人がちょこっと勉強して受かるようなレベルではないということです。

合格率は70%程で推移していますが、受講する臨床検査技師養成所で合格率の幅が大きく、100%近い合格率を輩出している学校もあれば、半分にも満たない合格率しかいない学校も存在します。

そういった背景もありますので、学校選びには慎重になることが大事になってきます。

試験の勉強

勉強法 臨床検査技師 勉強法
テキスト
問題集 臨床検査技師 問題集

資格を活かせる仕事

臨床検査技師の活躍できる場は、主に総合病院や付属病院、検査センターなどになります。

業務内容は、心電図・心臓・腹部エコーなどの「生理機能検査」、手術で摘出された臓器や体液、分泌物を加工して顕微鏡で鏡検する「病理組織検査」が主になります。その他にも、免疫学検査や細菌検査など、検査に関わる業務の一旦を担います。

接客をすることがほとんど無いので、一般の人にはあまり馴染みがないかもしれません。

余談ですが、チームバチスタのパート1で「宮川大輔」さんが演じてたのが、臨床検査技師です。

臨床検査技師の収入

臨床検査技師の平均年収は、461万円です。サラリーマンの平均年収が408万円なので、およそ50万円程高くなります。

看護師の平均年収が471万円なので、臨床検査技師の方が、平均年収が低いという結果になります。(個人的にかなりビックリなんですが・・・)

臨床検査技師は、他の医療系業務独占資格に比べて平均継続年数が高いので、働きやすい環境にあるといっていいでしょう。

(まー、医師や薬剤師などに比べて独立しにくいという背景もあるでしょうが・・・)

臨床検査技師として1年以上細胞検査の経験があれば、臨床検査技師の上位資格として「細胞検査士」と呼ばれる細胞監査に特化した資格の受験資格を得ることができます。

細胞検査士になることができれば、がん細胞の研究などの最前線で活躍することも可能で、そうなれば収入は臨床検査技師に比べて、飛躍的にアップする可能性を秘めています。

臨床検査技師の平均データ

平均年収 461万円
平均月収 31万円
平均時給 1,790円
年間賞与 93万円
平均勤続年数 10.8年
総労働時間 178時間/月
男女割合 男性:38.2%、女性:61.8%

※資料出所 厚生労働省「賃金構造基本統計調査

口コミ・体験談

お勧め度 ★★★★☆4

悟志 30代男性(会社員)
2015年11月7日

臨床検査技師の資格を取得しました
私は現在全く関係ない職種に就いていますのであまり参考にならないかもしれませんが・・臨床検査技師のスキルを生かせる場所として、病院の検査センターや保健所などですね。
経験を積めば上級資格の細胞診検査実務の資格を取得できます。そうなれば、新薬の治検の仕事や企業の研究所など、業務の幅は広がります。
どれだけ経験を積めるかが収入や地位に関わってきます。他の口コミでも言われている様に、臨床検査技師は飽和状態ですが、経験を積むことでプロフェッショナルになれれば、働き口は無数にあると思います。

お勧め度 ★★★☆☆3

加奈 30代女性(会社員)
2014年6月11日

勉強期間は2年
大一応言っておきますが、合格率が80%ですが決して楽な試験ではありません。この資格をとることで、「認定血液検査技師」、「認定臨床微生物検査技師」などの資格にチャレンジできるので、踏み台として取得する人が多い。
医師や看護師を除いて医療機関の業務独占資格はどこも飽和状態にあります。もちろん臨床検査技師も例外ではありません。
特に臨床検査技師に関しては需要と供給のバランスが崩れていますので、この資格を持っているだけではあまり使い物にならないのが現状です。
但し、一度就職してしまえば、経験さえ積めばかなり先は明るいでしょう。仕事内容としては、患者と接することがほとんど(というか私は皆無)ないので、医者や看護師の様に人を助けている!!という実感が湧かないです。
そういった所にやりがいを感じる方にはキツイかもしれませんね。
※2017年09月07日時点の情報
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