地方公会計検定

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地方公会計検定とは

地方公会計や公営企業会計に関わる方向けの検定です。会計関係の検定と言えば日商簿記検定がありますが、こちらの検定はその官庁や地方自治体版と考えると良いでしょう。
この検定が始まる背景には、総務省が全ての地方自治体に対し、財務書類作成基準を統一するように求めたことがあります。これにより、現金・単年度主義の官庁独特な会計から、複式・発生主義の企業会計に近いものに代わります。
こう変わることによって、自治体の財政状況が一般の人にも把握しやすくなります。

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目次

地方公会計検定の基本情報

資格種別民間資格
ジャンル金融・会計・簿記
資格区分1級、2級、3級
受験資格なし
試験日程7月中旬、2月中旬(年2回)
試験方法筆記試験
免除科目なし
試験場所全国主要都市
受験料【1級】調査中【2級】3,300円
【3級】2,200円
登録・更新なし
主な対象者
小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他
問い合わせ一般財団法人日本ビジネス技能検定協会

【総合評価】

人気 :将来性:
就転職:難易度:

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地方公会計検定の試験日

2020年度試験

試験日申込期間合格発表
2020年4月19日(日)1月20日~3月23日試験の約10日後
2020年10月25日(日)7月27日~9月25日試験の約10日後

地方公会計検定の試験内容

出題形式

筆記試験(記述文章、計算)

出題範囲

地方公会計財務書類の様式と関係、地方公会計特有の論点、仕訳例、固定資産台帳の実務、注記及び附属明細書、連結財務書類

1級についてはまだ未実施です。(2020年3月17日情報)

合格点

問題の総得点の70%を基準

地方公会計検定の受験者数・合格率

2級

受験者数合格率
第8回105人57.1%
第7回63人68.3%
第6回108人63.0%
第5回113人59.3%
第4回170人77.1%
第3回374人70.6%

3級

受験者数合格率
第8回134人64.9%
第7回72人47.2%
第6回173人54.9%
第5回160人55.0%
第4回231人49.8%
第3回298人45.0%
第2回410人54.9%
第1回723人69.6%

地方公会計検定の難易度

合格率が70%程あるので決して難しい試験ではないことが分かります。

地方公会計検定の勉強法

大原学園大原簿記学校から出版されている「地方公会計検定教科書」を使って勉強するのがベターです。

独学では心配な方は、「資格の大原」を利用しても良いでしょう。

資格を活かせる仕事

あくまでスキルアップの為の資格になるので、この資格を取得したからと言って就活や転職活動で劇的に有利になることは考えられないです。

経理の仕事で就職や転職で使うのであれば、併せて日商簿記2級以上は取得しておきたいですね。

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