電気工事士

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電気工事士試験とは

電気技術者試験センターが実施している国家資格で、住宅や店舗などの自家用電気工作物と工場などの電気工事が行える「第一種電気工事」と、一般用電気工作物の電気工事が行える「第二種電気工事」の二つの区分に分けられます。
受験者はどちらかを選択して受験することになりますが、第二種電気工事の方が需要は多いです。
一種と二種を合わせた、2012年度の受験者数は、22万人以上と大変人気のある資格で、企業の需要多いので、電気工事のスペシャリストとして活躍するには必須の資格と言えるでしょう。
尚、電気工事士は業務独占資格になりますので、電気工事士としての業務を行うには電気工事士の資格を取得して免許を交付してもらわなければいけません。

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目次

電気工事士の基本情報

資格種別国家資格(業務独占資格)
ジャンル電気・無線
資格区分第一種、第二種
受験資格なし(但し、一種の免状を取得するには一定の実務経験が必要)
試験日程下記参照
試験方法筆記試験、技能試験(筆記試験合格者を対象)
免除科目筆記試験のみ合格した場合、次回の筆記試験は免除
試験場所全国各地
受験料【第一種】11,300円
【第二種】9,600円
※インターネット割引あり
登録・更新各都道府県に免状交付申請することで業務を行うことができる。手数料5,200円(参考)。5年毎に更新の為の定期講習を受講する必要がある
主な対象者
小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他
問い合わせ一般財団法人電気技術者試験センター

【総合評価】

人気 :将来性:
就転職:難易度:

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電気工事士の試験日

【試験日】
<第一種>10月(筆記試験)、12月(技能試験)
<第二種>6月・10月(筆記試験)、7月・12月(技能試験)

【申込期間】
<第一種>7月
<第二種>3月~4月・7月~8月

【合格発表】
<第一種>11月上旬(筆記試験)、翌1月(技能試験)
<第二種>7月上旬(筆記試験)、9月上旬(技能試験)

電気工事士の試験内容

出題範囲

筆記試験

電気に関する基礎理論、配電理論・配線設計、電気応用、電気機器・蓄電池・配線器具・電気工事用の材料及び工具並びに受電設備、電気工事の施工方法、自家用電気工作物の検査方法、配線図、発電施設・送電施設及び変電施設の基礎的な構造及び特性、一般用電気工作物及び自家用電気工作物の保安に関する法令

技能試験

電線の接続、配線工事、電気機器・蓄電池及び配線器具の設置、電気機器・蓄電池・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具の使用方法、コード及びキャブタイヤケーブルの取付け、接地工事、電流・電圧・電力及び電気抵抗の測定、自家用電気工作物の検査、自家用電気工作物の操作及び故障箇所の修理

合格点

【筆記試験】100点満点中70点以上
【技能試験】一定の基準

電気工事士の受験者数・合格率

2019年

区分受験者数合格率
一種筆記37,610人54.1%
一種技能23,816人64.7%
二種筆記122,266人65.9%
二種技能100,379人65.2%

電気工事士の難易度

難しい試験ではありませんが、技能試験に関しては、電線の接続や自家用電気工作物の検査など練習を繰り返し行わなければ合格は難しいです。

電気工事士の勉強法

筆記試験に関しては、まずは過去問を徹底的にこなして問題に慣れることから始めましょう。

電気工事士のお勧めテキスト

イラストと写真で内容を理解しやすくお勧め

基本を掴みやすくこれから初めて勉強する方にお勧め

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電気工事士の通信講座

ユーキャンが実施している「第一種電気工事士講座」で使われているテキストは、試験に重要なポイントのみを分かりやすく掲載しているので、これから初めて勉強される方にもお勧めのテキストです。

技能課題の添削指導もしているので安心して試験に臨むことができます。

資格を活かせる仕事

電気工事士として電気保安サービス業界などで活躍することが可能です。資格としての影響もかなり大きいので、就職や転職の際に非常に有利になります。

参考までに、電気工事士の平均年収は400万円~450万円程度です。経験を積むことで収入が上がりやすい職種になるのでやりがいはあります。

受験者の口コミ評判

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