機械設計技術者試験とは
日本機械設計工業会が実施・認定している民間資格で、機械設計に関する総合能力を認定し、機械設計技術者の技術力向上と社会的評価の適正な確立を図るために制定された試験になります。
試験は1級から3級まで存在し、元々は1級と2級しかありませんでしたが、平成10年から受験資格の無い比較的難易度の低い3級が制定され、実務経験のない学生の多くが受験できる仕組みに変わりました。
機械設計の最高峰資格である技術士を目指すステップアップ資格の一つとして注目を浴びている資格になります。
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目次
機械設計技術者試験の基本情報
| 資格種別 | 民間資格 |
| ジャンル | 保安・技術 |
| 資格区分 | 1級、2級、3級 |
| 受験資格 | 下記参照 |
| 試験日程 | 11月中旬（年1回） |
| 試験方法 | 筆記試験 |
| 免除科目 | なし |
| 試験場所 | 北海道、青森、東京、新潟、愛知、石川、大阪、広島、香川、愛媛、福岡、熊本、鹿児島、沖縄 |
| 受験料 | 【1級】30,000円【2級】20,000円 【3級】8,000円 |
| 登録・更新 | なし |
| 主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
| 問い合わせ | 一般社団法人 日本機械設計工業会 |
【総合評価】（3級）
| 人気 ： | 将来性： |
| 就転職： | 難易度： |
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機械設計技術者試験の受験資格
2級取得後4年以上の実務経験
機械設計技術者試験の試験日
2019年度試験
| 試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
|---|---|---|
| 2019年11月17日（日） | ８月1日～9月21日 | 12月26日 |
機械設計技術者試験の試験内容
出題範囲
- 選択科目（記述式）
-
- 自動機・専用機などの産業機械
- コンベヤー・クレーンなどの荷役・運搬機械
- 害防止・環境設備などの化学・環境機械
上記のいずれかを選択
- 設計管理
-
管理者としての設計管理に関する知識
- 環境経営
-
管理者としての環境・安全に対する知識
- 機械設計総合基礎
-
出題テーマから一つを選択（１０００～１５００字程度）
- 小論文
合格点
6割程の正解率（年度により異なる）
機械設計技術者試験の受験者数・合格率
2014年
| 区分 | 受験者数 | 合格率 |
|---|---|---|
| 1級 | 80人 | 52.5％ |
| 2級 | 718人 | 36.8％ |
| 3級 | 2268人 | 37.5％ |
資格侍2014年度以降の合格率は発表されていません
機械設計技術者試験の難易度
3級は理系大学卒程度の学力が必要になります。
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