英単語検定は、英単語の語彙力を測ることに特化した民間資格です。5級から1級まで複数の級があり、級が上がるほど必要な語彙数や単語の難易度も高くなります。
英検やTOEICのように4技能を総合的に測る試験ではなく、英単語の意味や理解度を重点的に確認できるのが特徴です。英語学習の基礎力チェックや、語彙力強化の目標として活用できます。
英単語検定の基本情報
| 資格区分 | 1級・準1級・2級・準2級・3級・4級・5級 |
|---|---|
| 受験資格 | 制限なし |
| 試験日程 | 年2回 |
| 試験方法 | 筆記試験(35分) |
| 免除科目 | なし |
| 試験場所 | 全国の指定会場 |
| 受験料 | 一般受験:全級5,500円 |
| 登録・更新 | なし |
| 問い合わせ | 一般財団法人日本英会話協会 |
英単語検定の試験日
2026年度試験
| 回 | 試験日 | 申込期間 | 結果発表 |
|---|---|---|---|
| 第40回 | 2026年6月28日(日) | 4月27日~5月18日 | 2026年7月13日 |
| 第41回 | 2026年11月29日(日) | 9月28日~10月19日 | 2026年12月14日 |
英単語検定の試験内容
英単語検定は、英単語の語彙力を測る筆記試験です。
問題は、英単語を見て日本語の意味を選ぶ問題と、日本語を見て該当する英単語を選ぶ問題を中心に出題されます。
試験時間は35分で、リスニング・ライティング・スピーキング試験はありません。
合格基準
各級とも正答率80%以上が合格基準です。
英単語検定の受験者数と合格率
英単語検定の公式サイトでは、2024年7月時点の累計受験者数は46,942人と公表されています。学校での団体受験も行われており、団体校は183校、団体企業は19社となっています。
級別の平均合格率は以下の通りです。
| 級 | 平均合格率 |
|---|---|
| 1級 | 21% |
| 準1級 | 32% |
| 2級 | 39% |
| 準2級 | 41% |
| 3級 | 54% |
| 4級 | 81% |
| 5級 | 92% |
1級は平均合格率が21%と低く、準1級も32%となっているため、上位級になると難易度が大きく上がります。一方、4級は81%、5級は92%と比較的高い合格率です。
英単語検定の難易度
英単語検定は、英単語の知識に特化した試験なので、長文読解やリスニング、英作文が苦手な人でも取り組みやすい資格です。
一方で、上位級になるほど出題される語彙の難度が上がるため、単語を見て意味が分かるだけでなく、日本語から正しい英単語を選べるレベルの語彙力が必要になります。
特に準1級・1級では、日常会話ではあまり使わない語彙も増えるため、難易度は高くなります。
英検やTOEICのように総合的な英語力を測る試験ではない分、対策範囲は絞りやすいですが、語彙力そのものが結果に直結しやすい試験といえます。
英単語検定のおすすめテキスト・問題集
英単語検定 過去問題
英単語検定では、公式の過去問題が「note」で販売されています。実際の出題レベルや問題形式を確認できるため、受験前に優先して取り組んでおきたい教材です。公式では2025年8月から過去問の販売を開始しています。
英単語ターゲット1900 6訂版
高校~大学受験レベルの英単語を収録した定番単語帳です。2級前後の語彙対策として使いやすく、単語数を増やしたい人に向いています。
改訂版 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁
難度の高い語彙まで収録されているため、準1級・1級など上位級を目指す人の語彙強化に向いています。
英単語検定専用の市販教材は多くないため、公式過去問+受験する級の語彙レベルに合った単語帳を組み合わせるのが取り組みやすいです。
英単語検定は意味ない?取得するメリットは?
英単語検定は、英検やTOEICほど就職・転職で広く評価されている資格ではないため、資格そのものの知名度を重視する人にはメリットが小さい場合があります。
一方で、英単語だけに絞って現在の語彙力を確認できるため、英語学習の目標設定や語彙力のチェックには使いやすい試験です。上位級を目標にすることで、継続して英単語を覚えるきっかけにもなります。
そのため、就職のために取得するというより、英語学習の一環として活用する資格と考えるのがよいでしょう。
英単語検定1級は本当にネイティブレベル?
公式では1級を「ネイティブレベル」としており、約15,000語の語彙力が目安とされています。
ただし、英単語検定は語彙力を中心に測る試験です。そのため、1級に合格したからといって、ネイティブと同程度に英会話や英作文ができることを意味するわけではありません。
非常に高い語彙力を持っていることを示す目安として考えるのが適切です。
英単語検定は英検やTOEICの語彙対策に役立つ?
役立ちます。英検やTOEICでも、問題を理解するためには一定以上の語彙力が必要です。
英単語検定の学習を通して語彙を増やしておけば、英検の長文読解やTOEICのReading問題を解きやすくなることが期待できます。
ただし、英単語検定だけではリスニングや文法、長文読解などの対策はできないため、英検やTOEICを受験する場合は、それぞれの試験対策も必要です。
英単語検定の出題単語リストは公開されている?
英単語検定では、試験に出題される英単語の一覧は公開されていません。
そのため、「この単語帳をすべて覚えれば合格できる」という明確な範囲はありません。
公式が示している各級の語彙数やレベルを参考にしながら、単語帳や過去問題を使って対策するのが基本となります。
