漢方薬検定は、漢方の基本的な考え方や代表的な漢方薬、生薬の特徴について学び、その知識を評価する民間資格です。体質や症状に応じた漢方薬の選び方を理解し、日々の健康管理に役立てることを目的としています。
陰陽五行や気・血・水といった漢方の基礎理論に加え、身近な漢方薬の効能・効果、構成生薬、使用時の注意点などを幅広く学べるのが特徴です。
受験資格に制限はなく、自宅からオンラインで受験できます。漢方に興味がある人のほか、医薬品の販売や接客に携わる人にもおすすめです。ただし、医薬品の販売資格に代わるものではありません。
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基本情報
| 資格種別 | 民間資格 |
| 資格区分 | なし |
| 受験資格 | なし |
| 試験日 | 2026年は年2回(3月・11月) |
| 試験方法 | CBT |
| 試験内容 | 漢方の基本的な考え方、陰陽五行、気・血・水、証の捉え方、代表的な漢方薬の効能・効果、生薬の特徴、症状や体質に応じた漢方薬の選び方などが出題されます。 公式テキストでは、身近な漢方薬62種類と主要な生薬37種類を取り上げています。風邪、胃腸の不調、冷えなどの身近な症状を題材に、漢方薬の特徴や使い分けを理解しているかが問われます。 |
| 合格点・合格基準 | 80点満点中56点以上(正答率70%以上) |
| 免除科目 | なし |
| 試験場所 | 自宅、職場など、インターネットに接続できる場所 |
| 受験料 |
|
| 問い合わせ | 一般社団法人日本漢方養生学協会 |
| おすすめ対象者 |
試験日程
2026年度
| 試験区分 | 試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 第2回 | 11月15日 | 10月26日まで | 12月上旬頃 |
難易度
医療分野の専門資格を持っていない人でも挑戦できる入門的な検定です。公式テキストが出題範囲の中心となっており、学習する内容が明確なため、初めて漢方に触れる人でも準備を進めやすいでしょう。
漢方の学習で戸惑いやすいのは、一般的な医学とは異なる独特の考え方です。例えば、同じような症状でも、体質や体力、冷えや熱の状態などによって用いる漢方薬が異なる場合があります。症状の名前だけを暗記するのではなく、漢方でどのように身体の状態を捉えるのか理解することが重要です。
また、漢方薬には複数の生薬が組み合わされており、似た名称や用途を持つ処方もあります。日頃から葛根湯などの漢方薬を利用している人でも、構成生薬や使用上の注意点まで詳しく理解しているとは限りません。
特に、同じ症状に使われる漢方薬の違いを整理することは、知識の定着に役立ちます。単純な名称の暗記に偏らず、体質や症状との関係を考えながら学ぶ必要があります。
試験は四者択一式で、合格には70%以上の正答率が必要です。公式テキストには練習問題も掲載されており、繰り返し確認することで理解度を確かめられます。
なお、漢方薬は自然由来の生薬を使っていても、副作用や飲み合わせの問題が生じることがあります。資格取得によって医薬品の販売や診断ができるようになるわけではなく、学んだ知識を活用する際も、医師や薬剤師などの専門家による判断との違いを理解しておくことが大切です。
※勉強時間は、関連する知識や実務経験がない方が、合格を目指して学習する場合のおおよその目安です。学習経験や理解度、学習方法などによって必要な時間は異なります。
おすすめテキスト・参考書
はじめて学ぶ やさしい漢方 漢方薬検定公式テキスト
薬日本堂が監修し、実業之日本社から発行されている、漢方薬検定の公式テキストです。
陰陽五行や気・血・水などの漢方の基礎理論に加え、身近な漢方薬62種類と主要な生薬37種類について解説しています。それぞれの漢方薬の特徴や構成生薬、症状・体質に応じた考え方などを学べます。
巻末には検定対策用の練習問題と解説が収録されており、学習した内容の理解度を確認できます。
漢方薬検定の出題範囲に直接対応しているため、受験者が最初に取り組みたい一冊です。
薬膳・漢方検定公式テキスト 増補改訂版
薬日本堂が監修し、実業之日本社から発行されている、薬膳・漢方検定の公式テキストです。
漢方の基本的な考え方に加え、陰陽五行や気・血・水、薬膳における食材の性質、季節に応じた養生方法などを幅広く解説しています。
各章には理解度を確認する問題が用意され、漢方に関連する用語や伝統的な考え方を整理しながら学習できます。
漢方薬検定とは別の検定の教材ですが、共通する漢方の基礎理論を補強したい人や、漢方薬と食生活の関係を理解したい人におすすめです。
薬日本堂のおうち漢方365日
薬日本堂が執筆し、家の光協会から発行されている、漢方の考え方を日常生活に取り入れるための書籍です。
季節ごとに起こりやすい体調の変化や、漢方の伝統的な考え方に基づく食事、入浴、ツボなどのセルフケアを、1日1テーマの形式で紹介しています。
難しい専門用語を覚えることよりも、漢方の考え方が日々の暮らしとどのようにつながっているかを理解するのに役立ちます。
検定の公式教材ではありませんが、学んだ知識を生活と結びつけながら理解を深めたい人に適しています。
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