TOPEC看護英語試験とは?難易度・合格基準や試験内容を解説

TOPEC看護英語試験は、看護・医療現場で必要となる英語力を測定する試験です。一般的な英語力だけでなく、看護に関する専門用語や医療現場でのコミュニケーションなど、看護師に必要な実践的な英語力が問われます。

看護師や看護学生をはじめ、外国人患者への対応や海外での医療活動を目指す人などに適した試験です。

目次

TOPEC看護英語試験の基本情報

資格種別民間資格
ジャンル語学・医療
資格区分級区分なし
受験資格看護師・助産師・保健師などの医療専門職、医療・看護系の学生・教員、医療機関の事務・補助職員など
試験日程年2回(9月・2月頃)
試験方法筆記試験・60分
免除科目なし
試験場所東京・大阪
受験料5,500円(税込)
登録・更新なし
問い合わせ特定非営利活動法人プロフェッショナル イングリッシュ コミュニケーション協会

TOPEC看護英語試験の試験日

2026年度試験

試験日申し込み期間
第18回2026年9月27日(日)7月13日~9月11日
第19回2027年2月予定未発表

TOPEC看護英語試験の試験内容

TOPEC看護英語試験は、看護・医療現場で必要となる英語力を5つの分野から測定します。試験時間は60分で、スピーキング試験はありません。

分野問題数内容
Nursing Vocabulary & Grammar20問看護場面の語彙・基本文法
Nursing Knowledge & Skills20問看護業務で使われる専門用語
Reading8問看護場面の会話文・説明文の読解
Writing20問空欄記述・語句の並べ替え
Listening8問看護場面の会話・説明の聞き取り

一般的な英語試験とは異なり、患者への対応や看護業務で使用する語彙・表現が中心となるのが特徴です。

合格基準

TOPECでは、「○点以上で合格」という固定の合格点は公表されていません

試験終了後、合否判定委員会が各問題の難易度などを統計的に審査したうえで、最終的な合否を決定します。受験者全員に各セクションの得点を記載したスコアレポートが送付され、合格者には合格証も発行されます。

TOPEC看護英語試験の難易度

TOPEC看護英語試験は、一般的な英語力に加えて、医療・看護分野の専門英語が求められる試験です。

病名や症状、処置、医療器具などの専門用語に加え、患者への声かけや看護現場で使われる表現も出題されるため、一般英語が得意でも医療英語に慣れていないと難しく感じることがあります。

一方で、看護師や看護学生であれば、すでに持っている医療知識を生かせるため、出題内容を理解しやすいでしょう。

また、ReadingやListeningだけでなくWritingも出題されるため、医療英語を読んで理解する力だけでなく、正しく使う力も必要です。

固定の合格点は公表されていないため、単純に点数だけで難易度を判断しにくい試験ですが、看護英語を重点的に学んでいる人であれば十分に対策しやすい試験です。

TOPECは看護師でなくても受験できる?

TOPECは、看護師だけを対象とした試験ではありません。

公式では、看護師・助産師・保健師などの医療専門職のほか、医療・看護系の学生や教員、医療機関の事務・補助職員なども受験対象としています。

ただし、誰でも受験できる一般的な英語試験ではなく、基本的には医療・看護分野に関わる人向けの試験です。

TOPECは看護師の就職・転職で役立つ?

TOPECは、看護師として必須の資格ではありませんが、看護英語を身につけていることを示す材料にはなります。

特に外国人患者を受け入れる医療機関や、英語対応が求められる職場ではアピールしやすいでしょう。公式でも、合格によって「外国人患者に対応できる基本的な看護英語力の証明」として活用できるとしています。

ただし、TOPECを取得すれば採用が有利になる、給与が上がるといった保証がある資格ではありません。

TOPECではどんな医療英語・看護英語が出題される?

TOPECでは、一般的な英単語だけでなく、看護業務で使う専門用語や患者とのコミュニケーション表現が出題されます。

具体的には、看護場面で使う語彙・文法、看護業務の専門用語、会話や説明文のReading・Listening、語句を記入したり並べ替えたりするWritingなどです。

そのため、TOEICなどとは異なり、医療現場を想定した英語を重点的に学ぶ必要があります。

TOPECを取得すると外国人患者への対応に役立つ?

役立つと考えられます。

TOPECはそもそも、日本の医療現場で基本的な看護業務を英語で行う能力を測ることを目的とした試験です。

入院患者の受け入れから退院までの看護場面を想定した語彙や表現を学ぶため、外国人患者への声かけや説明など、実際の業務にもつながりやすい内容になっています。

TOPECは海外で看護師として働くために使える?

TOPECに合格しただけで、海外で看護師として働けるわけではありません。

TOPECは日本の医療現場で必要となる看護英語力を測る試験であり、海外の看護師免許を取得できる資格ではありません。

海外で看護師として働く場合は、国ごとの看護師資格や登録制度を満たす必要があり、IELTSやOETなど別の英語試験のスコアを求められる場合もあります。

TOPECとTOEICはどちらを受験した方がいい?

目的によって選ぶのがおすすめです。

看護現場で使う英語を身につけたいならTOPEC、就職・転職などで幅広く英語力を証明したいならTOEICが向いています。

TOPECは看護用語や患者対応など医療分野に特化しています。一方、TOEICは一般的なビジネス・日常場面を中心に英語力を測るため、医療業界以外でも利用しやすいのが大きな違いです。

資格を広めてくれると嬉しいです!
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