ブライダルコーディネート技能検定の難易度や試験内容など

ブライダルコーディネート技能検定は、結婚式の企画・提案・運営に必要な知識と技能を評価する国家検定です。公益社団法人日本ブライダル文化振興協会が実施しており、合格者は「ブライダルコーディネート技能士」を名乗ることができます。

新郎新婦の希望を聞き取り、挙式や披露宴の内容を提案する能力に加え、衣裳、装花、料理、演出などを総合的に調整する技能を評価します。学科試験と実技試験の両方に合格する必要があることが特徴です。

1級から3級までの3段階があり、未経験者から現場の中核を担うスタッフ、管理職までを対象としています。結婚式場やホテルなどで働く人の専門性を示す資格として活用できます。

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目次

基本情報

資格種別
国家資格
資格区分
1級、2級、3級
受験資格
1級: 次のいずれかに該当する人
  • ブライダル業務の実務経験が7年以上ある人
  • 2級合格後、ブライダル業務の実務経験が2年以上ある人
  • 日本ブライダル文化振興協会の旧ブライダルコーディネーター養成講座を修了し、実務経験が2年以上ある人
2級: 次のいずれかに該当する人
  • ブライダル業務の実務経験が3年以上ある人
  • 3級合格者
  • 日本ブライダル文化振興協会の旧アシスタントブライダルコーディネーター検定合格者
3級: ブライダル事業関連業務に従事している人、または従事しようとしている人
試験日
  • 1級・2級:年1回(学科12月、実技2月)
  • 3級:年2回(7月・1月)
試験方法
会場
試験内容
全級で学科試験と実技試験を実施します。学科ではブライダル市場、婚礼文化・慣習、挙式・披露宴の企画、接客、契約、会場運営などを出題します。
1級は四肢択一35問・単語記述15問、2級は四肢択一40問・単語記述10問で、どちらも60分です。3級は四肢択一50問を40分で解答します。実技は1級がロールプレイと口述試験、2級が接客ロールプレイ、3級が映像を用いた業務判断試験です。
合格点・合格基準
  • 1級学科:満点の70%以上
  • 1級実技:満点の70%以上(減点法による評価)
  • 2級学科:満点の70%以上
  • 2級実技:満点の70%以上(減点法による評価)
  • 3級学科:満点の70%以上
  • 3級実技:満点の70%以上
免除科目
  • 1級・2級:学科試験に合格した人は、申請によって翌々年度末まで学科試験が免除されます。
  • 3級:学科試験または実技試験の一方に合格した人は、申請によって翌々年度末まで合格済み試験が免除されます。
試験場所
  • 1級・2級学科: 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇
  • 1級実技: 東京、大阪
  • 2級実技: 東京、名古屋、大阪
  • 3級前期: 東京、大阪、団体受検会場
  • 3級後期: 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇、団体受検会場
受験料
1級:34,500円(学科8,500円・実技26,000円)、2級:27,500円(学科6,500円・実技21,000円)、3級:8,500円(学科4,500円・実技4,000円)
問い合わせ公益社団法人 日本ブライダル文化振興協会(BIA)
おすすめ対象者
大学生・専門学生社会人全般

試験日程

2026年度

試験区分試験日申込期間合格発表
1級・学科12月2日9月17日~10月14日12月17日
1級・実技2027年2月16日・17日12月18日~1月7日2027年3月25日
2級・学科12月2日9月17日~10月14日12月17日
2級・実技2027年2月3日・4日・9日12月18日~1月7日2027年3月25日
3級・前期(学科・実技)7月29日5月11日~6月5日9月7日
3級・後期(学科・実技)2027年1月20日10月21日~11月17日2027年2月25日

難易度

3級はブライダル業界への就職を目指す人でも受検でき、2025年度の合格率は76.0%でした。一方、2級は36.2%、1級は25.5%と低く、上位級では実践的な接客能力まで評価されます。

3級では、挙式や披露宴の基本的な流れ、婚礼サービスの種類、接客時の適切な対応などを理解する必要があります。実技試験も映像を見て正しい対応を選ぶ形式のため、実際に接客する経験がなくても、基本知識を身につけていれば対応しやすい内容です。

2級では、お客様の希望を聞き取り、適切な婚礼プランを提案するロールプレイが加わります。例えば、予算や招待人数、挙式スタイルの希望が異なる場合、それぞれの条件を整理し、現実的な提案につなげなければなりません。知識を覚えるだけではなく、会話の中で適切に活用する能力が必要です。

1級になると、より複雑な要望への対応や、顧客の潜在的なニーズを引き出す能力が求められます。実技試験では提案後に口述試験もあり、自分が行った対応の理由を説明する必要があります。さらに、スタッフの指導や部門管理を担う水準の知識も評価対象です。

上位級の難しさは、接客技術に正解が一つとは限らない点にもあります。お客様の状況を踏まえて判断し、限られた時間で分かりやすく説明する力が求められるため、実務経験によって培われる対応力が結果に影響しやすい検定です。

1級
★★★☆☆
約250時間
2級
★★☆☆☆
約150時間
3級
★★☆☆☆
約60時間

※勉強時間は、関連する知識や実務経験がない方が、合格を目指して学習する場合のおおよその目安です。学習経験や理解度、学習方法などによって必要な時間は異なります。

合格率・受験者数

1級

試験回受験者数合格率
2025年度47人25.5%
2024年度54人46.3%
2022年度85人29.4%
2021年度134人29.1%

受験者数の推移

合格率の推移

2級

試験回受験者数合格率
2025年度130人36.2%
2024年度145人20.0%
2022年度142人22.5%
2021年度187人40.1%

受験者数の推移

合格率の推移

3級

試験回受験者数合格率
2025年度3,822人76.0%
2024年度3,921人67.0%
2022年度4,058人71.4%
2021年度4,204人70.5%

受験者数の推移

合格率の推移

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