ピアノ調律技能検定

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ピアノ調律技能検定とは

日本ピアノ調律師協会が実施している国家資格で、2011年に厚生労働大臣から認可されてスタートした、比較的新しい資格になります。
ピアノの調整をはじめ、調音や修理・メンテナンスなど、ピアノに関するあらゆる知識を問う試験になります。
試験は1級から3級が存在し、全ての級でピアノに関する実務経験や学校を修了しなければ、受験することができません。
試験に合格することで、1級では「厚生労働大臣」、2級・3級では「一般社団法人日本ピアノ調律師協会会長」の名の入った合格証を交付され、「ピアノ調律技能士」と称することができます。

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目次

ピアノ調律技能検定の基本情報

資格種別国家資格(名称独占資格)
ジャンルクリエイター・デザイン
資格区分1級、2級、3級
受験資格下記参照
試験日程【1級・2級】7月上旬(年1回)
【3級】11月上旬(年1回)
試験方法学科試験(択一式)、実技試験
免除科目科目免除あり(日本ピアノ調律師協会ホームページを確認)
試験場所北海道、宮城、新潟、東京、静岡、愛知、石川、大阪、広島、香川、福岡
受験料【学科(共通)】8,500円
【1級(実技)】29,500円
【2級(実技)】26,500円
【3級(実技)】23,500円
登録・更新
主な対象者
小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他
問い合わせ一般社団法人 日本ピアノ調律師協会

【総合評価】(3級)

人気 :将来性:
就転職:難易度:

【関連資格】

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ピアノ調律技能検定の受験資格

下記のいずれかを満たす必要があります。

  • ピアノ調律に関する7年以上の実務経験
  • 専門学校や養成機関など、日本ピアノ調律師協会が定めた学校を卒業、または修了した後に、5年以上の実務経験
  • 日本ピアノ調律師協会が定めた大学を卒業後、2年以上の実務経験

ピアノ調律技能検定の試験内容

出題範囲

学科試験

音楽一般、ピアノ理論、ピアノ調律、ピアノ調整、ピアノ調音、ピアノ修理、ハイブリッドのメンテナンス

実技試験

ピアノ調律作業、ピアノ調整作業、ピアノ修理作業

合格点

各科目70%以上の正解率

ピアノ調律技能検定の受験者数・合格率

1級

2015年受験者数合格率
学科213人71.8%
実技280人33.6%
最終24.1%

2級

2015年受験者数合格率
学科99人86.9%
実技133人35.5%
最終15.8%

3級

2015年受験者数合格率
学科126人90.0%
実技151人36.4%
最終32.8%

ピアノ調律技能検定の難易度

事前知識があっても特に実技試験に関しては難しく感じるでしょう。

ピアノ調律技能検定の勉強法

ピアノ調律技能検定の独学勉強法

資格を活かせる仕事

ピアノ調律技能士は1級~3級まであり、3級ならアップライトの基本的な調律が許可され、2級ならアップライトの調律と、グランドピアノの一部の調律が出来、1級で初めてグランドピアノとアップライトピアノ両方の調律が許可されます。

就職先はピアノメーカー、調律センター、中古ピアノ取扱店等です。そしてそこからピアノ教室や個人のお宅のピアノの調律へ派遣される事もあります。

複雑な構造のピアノは、置かれている場所の温度や湿度で金属弦が伸縮してしまい、音が狂っていきます。それを、ピアノ調律技能士は音叉やチューナーを使って正しい音程に調律いきます。

又、鍵盤のタッチを整調したり、その他のピアノの不具合を修理するのもピアノ調律技能士の仕事です。

資格侍

無資格で技能士と称すると30万円以下の罰金に問われますので、注意して下さい。

ピアノ調律師の仕事

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