物流技術管理士

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物流技術管理士試験とは

物流技術管理士は、物流・ロジスティクス分野における専門知識とマネジメント技術を証明する民間資格です。物流管理者や物流技術者に必要とされる知識を体系的に学ぶ資格で、物流コスト、在庫管理、輸配送、荷役、包装、物流情報システム、ロジスティクス戦略など、物流全体を幅広く扱います。

資格取得には、日本ロジスティクスシステム協会が実施する物流技術管理士資格認定講座を受講し、所定のカリキュラムを修了したうえで認定を受ける必要があります。単独の筆記試験だけで合否を決める資格というより、講座を通じて物流・ロジスティクスの実務知識を総合的に身につける認定制度です。

物流会社、メーカー、商社、小売業、倉庫業など、物流部門やサプライチェーンに関わる仕事をしている人に向いています。現場作業の資格というより、物流の計画・管理・改善に関わる人材向けの資格であり、物流管理者としての知識を整理したい人や、将来的に物流部門のリーダーを目指す人に役立つ資格です。

物流技術管理士の基本情報

資格種別民間資格
ジャンル車・船・航空
資格区分なし
受験資格物流に関する実務経験を1年以上有し、物流に関する基本的な用語を理解している人。または、物流技術管理士補の有資格者。
試験日程年度・期により異なる。資格認定講座として実施され、開講期間中に講義・演習・試験を受ける形式。
試験方法資格認定講座の受講後、客観試験・論文試験・面接試験などにより評価される。単なる筆記試験ではなく、講座受講と修了評価を組み合わせた認定方式。
試験場所オンラインを中心に実施。期によって会場集合を組み合わせる場合があります。
受験料日本ロジスティクスシステム協会会員:550,000円(税込)/会員外:660,000円(税込)
登録・更新講座を修了し、所定の試験に合格すると「物流技術管理士」の資格が授与されます。
問い合わせ公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会
関連資格物流現場改善士
フォークリフト運転者

物流技術管理士の試験日

2026年度試験

試験日申込期間合格発表
6月10日(水)~1月15日(金)開催2週間前までを目安講座・試験終了後に認定
7月8日(水)~1月22日(金)開催2週間前までを目安講座・試験終了後に認定
7月15日(水)~1月22日(金)開催2週間前までを目安講座・試験終了後に認定
9月2日(水)~3月12日(金)開催2週間前までを目安講座・試験終了後に認定

物流技術管理士の認定講座

物流・ロジスティクスに関する講座受講、受講レポート、客観試験、論文試験、面接試験で構成されています。講義では、物流管理に必要な知識を体系的に学び、試験では講座内容の理解度や、実務課題を物流改善に結びつける力が問われます。

客観試験では、講義で扱った物流・ロジスティクスの基本知識や管理手法が出題されます。論文試験では、自社や担当業務に関する物流課題を整理し、改善策を論理的にまとめる力が必要です。面接試験では、論文内容や物流改善に関する考え方について確認されます。

出題範囲

論文試験

物流・ロジスティクスの知識をもとに、自社や実務上の課題、改善施策、期待される効果などを文章で整理する内容です。単なる知識の暗記ではなく、講座で学んだ内容を実務課題にどう活用するかが問われます。

物流コスト、在庫管理、輸配送、物流拠点、現場改善、SCMなどを踏まえ、課題設定から改善策までを筋道立てて説明できることが重要です。

面接試験

論文の内容や、物流管理に関する理解度、課題解決の考え方が確認されます。自分が作成した論文について、課題の背景、改善策、実現性、効果などを説明できるようにしておく必要があります。

客観試験

経営とロジスティクス、物流コスト管理、物流拠点管理、輸配送管理、包装技術、物流現場改善、在庫管理とSCM、グローバルロジスティクス、グリーンロジスティクス、物流アウトソーシングと3PL、ロジスティクスの社会的役割などが出題範囲です。

講義内容の理解度を確認する試験で、正誤問題、選択問題、穴埋め問題、計算問題などが出題されます。

試験科目と出題数

認定には、講座の出席、受講レポートの提出、客観試験、論文試験、面接試験が必要です。

講座は全講義日数18日で構成され、修了には14日以上の出席が必要です。受講レポートは前期・後期の2回提出します。

客観試験は講座内容の理解度を確認する試験で、前期・後期の2回に分けて実施されます。論文試験では、物流課題や改善施策について文章でまとめます。面接試験では、論文内容や物流管理に関する考え方について確認されます。

合格基準

認定には、全講義日数18日のうち14日以上出席し、前期・後期2回の受講レポートを提出する必要があります。

試験では、客観試験、論文試験、面接試験のそれぞれで合格基準点である6割以上を満たし、さらに総合得点が60点以上であることが必要です。

物流技術管理士の受験者数・合格率

合格率は70%程
2025年度の受講者数328名・

物流技術管理士の難易度

単純な暗記型の試験というより、講座を受講しながら物流実務に関する知識を整理し、実務に活かせる考え方を身につける資格です。そのため、物流業界での経験がある人ほど内容を理解しやすく、現場での経験と講座内容を結びつけながら学習できます。

難しい点は、学習範囲が広いことです。倉庫管理や輸配送だけでなく、物流コスト、改善活動、サプライチェーン、マネジメントまで扱うため、特定の現場業務だけを経験している人にとっては、普段関わらない分野の理解に時間がかかります。

また、資格認定試験の一つとして、講座で学んだ内容を活用した論文作成もあります。論文は自社や自身の業務における改善・改革をテーマにするため、知識を覚えるだけでなく、現場課題を分析し、改善策としてまとめる力が求められます。

物流実務の経験があり、講座を継続して受講できる人であれば、合格が極端に難しい資格ではありません。ただし、受講期間が長く、内容も実務寄りで専門的なため、短期間の詰め込みで取得するタイプの資格ではなく、物流管理者としての実力を高めながら取得を目指す資格といえます。

資格を取得するメリット

この資格を取得すると、物流システムの設計や計画、分析から改善などと同時に、資材の調達、生産支援、保管や輸送、配送や在庫管理などといった、商品の供給をシステム化し、総合的に管理することができるようになります。

つまり、物資物流をスムーズに進めることできる、幅広い知識が身に付けられるということが最大のメリットです。流通業務や製造業務を行う企業の物流・ロジスティックスの部署に所属しているのであれば、業務に大いに活かすことができます。

また、この資格を取得するにあたって、認定講座を受講することが必須条件となっています。

この講座には他業種に人や役職の異なる人と共に演習を行うため、役に立つ意見や情報を交換することができるなど、企業を超えたネットワークを広げることができることもメリットの一つです。

資格を活かせる仕事

ネットでどんな物でも購入出来るようになった今、物流は益々頼られる存在となっています。

物流技術管理士は、物流に関しての専門知識を持っているので、物流のシステム、設計、改革、分析、そして改善と、物流がスムーズに行われるように努めるのが仕事です。

近来、あまりの荷物の多さに物流が滞り、物流業者の中には受け付ける数を制限する所まで出てきました。普通の時にこれでは、災害が起こった時等は日常品の事が心配ですね。

物流技術管理士は、いかなる時も出来るだけ物流が計画通りに進む様に、無理のない範囲での企画を現場で行い、指示します。

工場や倉庫会社、商品のメーカー、販売会社と、物流に関係する業種は沢山ありますので、就職先も多くの中から選べます。

資格を広めてくれると嬉しいです!
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