ハングル能力検定 – 難易度・合格率・日程など

ハングル能力検定試験(ハン検)は、特定非営利活動法人ハングル能力検定協会が実施する、韓国・朝鮮語の理解力と運用能力を評価する民間資格です。

日本語母語話者の学習を意識した検定で、初級の5級から最上級の1級まで6つの級が設けられています。語彙・文法・読解・聞き取りに加え、日本語との自然な翻訳能力も問われることが特徴です。

趣味として学ぶ方から、仕事や留学に語学力を活かしたい方まで、段階的に挑戦できます。

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目次

基本情報

資格種別
民間資格
資格区分
1級、2級、準2級、3級、4級、5級
受験資格
なし
試験日
年2回実施(6月・11月)
試験方法
会場
試験内容
韓国・朝鮮語の語彙・文法・読解・聞き取りを中心に、日本語との自然な訳し分けや慣用表現の理解を評価します。
初級は日常会話や基本文型、中級は社会的な話題やまとまりのある文章、上級は新聞・評論の理解や高度な表現力が問われます。
1級では記述式問題と二次面接も実施されます。
合格点・合格基準
1級:一次試験100点中70点以上、聞取・書取16点以上、筆記30点以上。さらに二次面接でS・A・B評価
2級:100点中70点以上、聞取16点以上、筆記30点以上
準2級:100点中70点以上、聞取12点以上、筆記30点以上
3級:100点中60点以上、聞取12点以上、筆記24点以上
4級:100点中60点以上
5級:100点中60点以上
4級・5級に分野別の必須得点はありませんが、聞き取り試験を受けなかった場合は不合格となります。
免除科目
1級には一次試験免除制度があります。
一次試験に合格したものの、二次面接で不合格となった方や欠席した方は、次回または次々回のいずれか1回に限り、一次試験を免除して二次面接のみ受験できます。
試験場所
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡など全国各地
受験料
1級:11,000円、2級:8,000円、準2級:6,800円、3級:5,800円、4級:4,800円、5級:4,300円
問い合わせ特定非営利活動法人ハングル能力検定協会
おすすめ対象者
大学生・専門学生社会人全般主婦・主夫

試験日程

2026年度

試験区分試験日申込期間
第65回・春季一次試験(全級)6月7日(日)オンライン:3月6日~4月27日
第65回・春季二次試験(1級)6月28日(日)一次試験合格者のみ
第66回・秋季一次試験(全級)11月8日(日)オンライン:8月7日~10月5日
第66回・秋季二次試験(1級)11月29日(日)一次試験合格者のみ

郵送申込期間は第65回が3月20日~4月22日、第66回が8月21日~9月30日です。

二次試験は1級の一次試験合格者のみ対象です。

難易度

日本語を母語とする学習者の特徴を踏まえて作られている点が、ほかの韓国語試験との大きな違いです。韓国語の意味を理解するだけでなく、日本語として自然に訳せるかどうかも重要になります。似た意味を持つ単語でも、場面や相手によって適切な訳し方が変わるため、上級になるほど語彙の細かな違いを理解する必要があります。

5級はハングルの読み書きから始める入門レベルです。韓国語は日本語と語順が似ているため、基本的な文章構造は比較的理解しやすいものの、文字と発音の関係を覚えることが最初の課題になります。特にパッチムの発音や連音化などは、文字だけを見て覚えていると聞き取りで混乱しやすい部分です。

4級では、動詞や形容詞の活用、過去形、否定表現などを組み合わせて理解する力が重要になります。基本的な文章は読めても、話す場面では語尾を正しく変化させられないことがあります。日本語に似た漢字語が学習の助けになる一方、意味や使い方が異なる単語には注意が必要です。

3級になると、日常生活で使われる表現を幅広く理解する必要があります。韓国語特有の敬語や待遇表現を、相手との関係に応じて使い分けることが難しくなります。また、一文ごとの意味は分かっていても、まとまった会話や文章の流れを理解できないと得点を伸ばしにくくなります。

準2級では、ことわざ・慣用句・連語などの知識が一段と重要になります。個々の単語の意味から推測しにくい表現も増えるため、辞書的な意味だけでなく、実際にどのような場面で使用されるかを覚える必要があります。ニュースなどで使われる表現に慣れていない方は、語彙の広さに苦戦することもあるでしょう。

2級では、さらに自然で的確な日本語訳を考える力が求められます。韓国語と日本語は文法的に似ていますが、直訳すると不自然になる表現も少なくありません。意味を正しく理解したうえで、状況に合う日本語へ置き換えられるかが重要になります。また、上級では設問自体も韓国・朝鮮語で出題されるため、読解速度も必要です。

最上級の1級では、論説文や評論などの抽象的な文章を理解し、複雑な内容を整理して表現する能力が問われます。一般的な会話力だけでは対応できず、社会・文化的な背景知識や、南北の言葉の違いについての理解も求められます。さらに二次面接があるため、知識を正確に使いながら即座に受け答えする力も欠かせません。

ハングル能力検定は、初級では文字と基本文法、中級では実用的な理解力、上級では翻訳能力や高度な表現力が難易度を大きく左右する検定です。

1級
★★★★☆
約1,000時間
2級
★★★☆☆
約800時間
準2級
★★★☆☆
約500時間
3級
★★★☆☆
約300時間
4級
★★☆☆☆
約150時間
5級
★☆☆☆☆
約60時間

※勉強時間は、関連する知識や実務経験がない方が、合格を目指して学習する場合のおおよその目安です。学習経験や理解度、学習方法などによって必要な時間は異なります。

合格率・受験者数

1級

試験回受験者数合格率
2026年(春季)87人12.6%
2025年(秋季)86人10.5%
2025年(春季)124人10.5%
2024年(秋季)100人14.0%

受験者数の推移

合格率の推移

2級

試験回受験者数合格率
2026年(春季)327人28.1%
2025年(秋季)375人28.5%
2025年(春季)352人15.1%
2024年(秋季)389人32.6%

受験者数の推移

合格率の推移

準2級

試験回受験者数合格率
2026年(春季)915人25.9%
2025年(秋季)1,006人32.6%
2025年(春季)998人32.6%
2024年(秋季)1,187人42.6%

受験者数の推移

合格率の推移

3級

試験回受験者数合格率
2026年(春季)1,931人43.6%
2025年(秋季)2,186人66.8%
2025年(春季)2,101人59.5%
2024年(秋季)2,685人59.7%

受験者数の推移

合格率の推移

4級

試験回受験者数合格率
2026年(春季)2,220人71.3%
2025年(秋季)2,470人73.8%
2025年(春季)2,442人62.7%
2024年(秋季)2,930人69.8%

受験者数の推移

合格率の推移

5級

試験回受験者数合格率
2026年(春季)1,813人78.2%
2025年(秋季)2,267人76.9%
2025年(春季)2,020人80.8%
2024年(秋季)2,737人82.8%

受験者数の推移

合格率の推移

おすすめテキスト・参考書

「ハングル」検定公式ガイドブック5級テキスト「ペウギ」

ハングル能力検定5級を目指す人向けの公式テキストです。韓国語を学び始めたばかりの人でも使いやすく、文字・発音・基本単語・初歩的な文法を確認しながら学習できます。

2026年版「ハングル」能力検定試験公式過去問題集 3級

3級を目指す人向けの過去問題集です。3級からは語彙や文法の幅が広がるため、過去問を繰り返し解いて出題パターンに慣れておくと安心です。

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