古文書解読検定は、一般社団法人古文書解読検定協会が実施する、古文書に使われるくずし字の判読力や文章の解読能力を評価する検定です。
2016年に始まり、3級から1級までの5区分が設けられています。3級・準2級・2級は郵送形式で、準1級・1級は会場で受検します。文字の形を読み取るだけでなく、古い言葉遣いや文脈を理解する力も必要です。
歴史資料の読解や郷土史研究などに関心がある人に適しています。
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基本情報
| 資格種別 | 民間資格 |
| 資格区分 | 1級、準1級、2級、準2級、3級 |
| 受験資格 | なし(3級から飛び級不可) |
| 試験日 | 年4回
郵送試験と会場試験で日程が分かれています。 |
| 試験方法 | 会場・郵送 |
| 試験内容 | 江戸時代を中心とする古文書のくずし字を判読し、文章を現代の読みやすい文字に書き起こす能力が問われます。 変体仮名、漢字のくずし字、候文、古い語彙や言い回しなどを理解し、文脈に沿って正確に解読する力が必要です。 3級~2級は郵送による解読問題、準1級・1級は会場で制限時間内に解答する筆記試験です。 |
| 合格点・合格基準 |
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| 免除科目 | なし |
| 試験場所 |
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| 受験料 | 1級:9,000円、準1級:8,000円、2級:7,000円、準2級:6,000円、3級:5,000円(2027年1月以降) |
| 問い合わせ | 一般社団法人古文書解読検定協会 |
| おすすめ対象者 |
難易度
くずし字の形を覚えるだけでなく、文章の前後関係や当時の言葉遣いを理解し、古い文書を正確に読み解く力が問われる試験です。同じ漢字でも書き手によって形が異なり、現代では使われない表現も多いため、初めて古文書に触れる人は文字そのものに慣れる必要があります。
3級では、基本的な変体仮名や漢字のくずし字を見分け、短い文章を解読することが中心となります。準2級・2級では、読みにくい連綿文字や古い言い回しなどが増え、部分的に分かる文字を手がかりに文脈を推測する力が重要です。
準1級・1級は会場で時間内に解答する試験となり、郵送試験のように資料を時間をかけて調べることはできません。頻出する文字や表現を覚え、初めて見る史料でも素早く判断できる解読力が求められます。
また、合格基準は受検者の成績による相対評価です。単に一定の問題数を正解すればよいわけではなく、上位級ほど他の受検者との成績差が重要になります。実際の古文書を繰り返し読み、誤読した文字の特徴や文脈上の判断を確認することが対策につながります。
※勉強時間は、関連する知識や実務経験がない方が、合格を目指して学習する場合のおおよその目安です。学習経験や理解度、学習方法などによって必要な時間は異なります。
おすすめテキスト・参考書
決定版!くずし字・古文書入門
くずし字と古文書の基本から応用までを学べる入門・解読教材です。初めて古文書を読む人が文字の特徴を整理する際にも、上位級を目指して知識を復習する際にも役立ちます。
手紙文で学ぶ!くずし字・古文書入門
変体仮名や合字、候文の表現などを、昔の手紙文を通じて学ぶ一冊です。女子手紙文32選なども収録されており、文章の流れを手がかりに文字を解読する練習に適しています。
誤読例に学ぶくずし字―古文書解読検定総復習
2016~2018年に実施された古文書解読検定の3級・準2級・2級の過去問題と解読文を収録しています。実際の誤読例を参考に、紛らわしいくずし字や近世特有の表現を確認できるため、検定形式に慣れたい人に向いています。
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