小売業 計数能力検定は、小売業や流通業の現場で必要となる計算能力や数値管理の知識を評価する検定試験です。一般社団法人公開経営指導協会が実施しており、1997年に創設されました。
売上高や利益率、商品ロス、販売効率などを数値で把握し、店舗運営の改善や問題解決につなげる能力を身につけられます。
スーパーや百貨店、専門店などの販売担当者をはじめ、売場責任者、店長、店舗管理者などに役立つ資格です。企業の人材育成や昇格・昇級試験にも活用されています。
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基本情報
| 資格種別 | 民間資格 |
| 資格区分 | 上級、中級、初級 |
| 受験資格 | なし |
| 試験日 | 年2回(10月・2月) ※上級は10月のみ。企業などによる団体受験は、実施日を個別に設定できます。 |
| 試験方法 | 会場・自宅オンライン |
| 試験内容 | 初級は売上高・値入高・荒利益高、販売ロス、歩留まりなどの基礎計算、中級は客単価、ABC分析、売価管理、販売効率などを出題。 上級では利益計画、仕入計画、損益分析、財務諸表の基礎などが問われます。 全級共通で正誤式、穴埋め式、計算問題、記述問題を実施。試験時間は初級60分、中級90分で、上級の最新の試験時間は確認できませんでした。 |
| 合格点・合格基準 |
|
| 免除科目 | なし |
| 試験場所 | 一般受験は、東京都内の指定会場またはオンラインで受験 団体受験は、企業の研修施設や会議室など、受験者が集まりやすい場所で実施できます。試験監督者の配置など、所定の条件があります |
| 受験料 | 上級:7,700円、中級:5,500円、初級:3,300円 |
| 問い合わせ | 一般社団法人 公開経営指導協会 検定・教材担当 |
| おすすめ対象者 |
試験日程
2026年度
| 試験区分 | 試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 上級・中級・初級 | 10月21日 | 8月21日~9月24日 | 11月27日 |
| 中級・初級 | 2027年2月19日 | 12月18日~1月25日 | 2027年3月23日 |
| 団体受験 | 随時(個別設定) | 要問い合わせ | 試験実施約1カ月後 |
難易度
どの級も100点満点中70点以上が合格基準ですが、上位級になるほど計算の複雑さだけでなく、数字から問題点を読み取り、経営判断につなげる能力が求められます。
初級は売上高や荒利益高、値入率など、小売業の基本的な計算を理解できれば合格を目指せる水準です。ただし、日常の買い物で使う割合計算とは異なり、原価と売価の関係や利益率の意味を正しく理解する必要があります。計算が苦手な人は、似た用語や公式の使い分けでつまずきやすいでしょう。
中級では、売場の業績を数値で管理する力が必要になります。客数や客単価、ABC分析、生産性など、複数の指標を組み合わせた問題が増えます。公式に数値を当てはめるだけでなく、その結果が販売活動の改善にどう関係するのかを考えることが重要です。
上級は店長や部門責任者を想定した内容で、売上計画、利益計画、経費管理、財務分析などを幅広く扱います。個々の計算ができても、店舗全体の収益構造を理解していなければ正しい判断は難しくなります。数値の変化から課題を発見し、具体的な改善策を考える能力まで求められるため、実際の店舗運営経験が役立つ級です。
※勉強時間は、関連する知識や実務経験がない方が、合格を目指して学習する場合のおおよその目安です。学習経験や理解度、学習方法などによって必要な時間は異なります。
おすすめテキスト・参考書
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