労働安全コンサルタント試験とは
企業で働く労働者の危険を察知し、事故を未然に防ぐための安全性の診断や指導などのコンサルタントを行う専門家です。
労働安全コンサルタントの試験を取得する為には、安全衛生技術試験協会が実施している国家試験を合格して、厚生労働省に備える労働安全コンサルタント名簿に登録しなければいけません。
試験は、「機械」「電気」「化学」「土木」「建築」5つの区分に分類され、受験者がいずれか1つの区分を選択して受験します。
筆記試験を合格することで口述試験に進むことができ、両方を合格しなければいけません。
労働者の安全を確保する為にも、必要不可欠な資格と言えるでしょう。
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目次
労働安全コンサルタント試験の基本情報
資格種別 | 国家資格(名称独占資格) |
ジャンル | 保安・技術 |
資格区分 | 機械、電気、化学、土木、建築 |
受験資格 | 安全に関する実務経験などが必要 |
試験日程 | 年1回実施 【筆記試験】10月中旬 【口述試験】翌年1月 |
試験方法 | 筆記試験、口述試験 |
免除科目 | あり |
試験場所 | 【筆記試験】北海道、宮城、東京、愛知、兵庫、広島、福岡 【口述試験】東京、大阪 |
受験料 | 24,700円 |
登録・更新 | 登録手数料:20,000円 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
【関連資格】
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労働安全コンサルタント試験の試験日
2019年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
筆記試験 2019年10月29日 口述試験 大阪:2020年1月15日~1月16日 東京:2020年1月28日~1月30日 | 筆記試験 7月8日~8月7日 口述試験 11月1日~11月15日 | 筆記試験 12月19日 口述試験 3月下旬 |
労働安全コンサルタント試験の試験内容
出題形式
筆記試験(択一式、記述式)、口述試験
出題範囲
産業安全一般、産業安全関係法令、安全(各区分から一つを選択)
合格点
【筆記試験】総点数のおおむね60%以上で、尚且1科目40%以上の正解率
【口述試験】4段階評価の上位2ランク
労働安全コンサルタント試験の受験者数・合格率
筆記試験
実施時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2018年 | 1,331人 | 21.8% |
2017年 | 1,265人 | 23.8% |
2016年 | 1,080人 | 28.8% |
2015年 | 888人 | 43.4% |
口述試験
実施時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2018年 | 289人 | 78.5% |
2017年 | 299人 | 79.9% |
2016年 | 301人 | 73.8% |
2015年 | 385人 | 70.6% |
労働安全コンサルタント試験の難易度
国家資格の中でも比較的難易度は低いです。
資格を活かせる仕事
機械、電気、土木、建築など関連企業において、事業者の依頼のもと作業現場の安全性や診断を行います。適切な判断をできるよう豊富な知識が要求されます。