シスコ技術者認定試験の難易度・合格率・試験日など

目次

シスコ技術者認定試験とは

Cisco製品やネットワーク技術に関する知識・スキルを証明できる認定資格です。ネットワーク機器の設定や運用、トラブル対応、セキュリティ、クラウド、自動化など、ITインフラに関わる幅広い分野で活用されています。

認定レベルは、初学者向けから高度な専門家向けまで段階的に用意されており、代表的な資格にはCCNA・CCNP・CCIEなどがあります。ネットワークエンジニアを目指す人にとっては、基礎から実務レベルまでステップアップしやすい資格体系です。

シスコ認定は一度取得して終わりではなく、技術の変化に合わせて継続的な学習と更新が必要です。ネットワークエンジニア、インフラエンジニア、セキュリティ担当者、クラウド・自動化分野に関わる人に向いており、実務経験とあわせて取得することで、専門性を示しやすい資格といえるでしょう。

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シスコ技術者認定の基本情報

資格種別民間資格
ジャンルIT・パソコン
資格区分CCST、CCNA、CCNP、CCIE、Cisco Specialistなど
受験資格多くの試験は制限なし。ただし上位資格は実務経験や下位資格レベルの知識が推奨
試験日程CBT方式で随時受験
試験方法CBT方式、多肢選択式・シミュレーション問題など。CCIEは筆記試験とラボ試験
免除科目なし
試験場所Pearson VUEテストセンター、または一部オンライン試験
受験料CCNAは300米ドル、CCNPコアは400米ドル、CCNP集中試験・スペシャリスト試験は300米ドル、CCIEラボ試験は1,600米ドルなど
登録・更新認定有効期間は原則3年。再受験や継続教育で更新
問い合わせシスコシステムズ合同会社
関連資格ネットワークスペシャリスト
基本情報技術者試験

シスコ技術者認定試験の試験日

2026年度試験

試験日申込期間合格発表
随時実施随時申込試験終了後に確認

シスコ技術者認定は、CCNA・CCNP・CCIEなどの区分がありますが、多くの筆記試験はピアソンVUEのテストセンターまたはオンライン監督試験で随時受験できます。受験者はCisco Certification TrackerやピアソンVUEから試験を予約します。

シスコ技術者認定試験の試験内容

Cisco製品やネットワーク技術に関する知識・実務スキルを証明する認定資格です。ネットワークエンジニア、インフラエンジニア、セキュリティ担当者、クラウド・データセンター関連職を目指す人に向いています。

代表的な認定には、CCST、CCNA、CCNP、CCIE、DevNet、Cybersecurityなどがあります。なかでもCCNAは、ネットワークの基礎、IP接続、セキュリティ、ネットワーク自動化などを幅広く問う入門〜実務基礎レベルの資格です。Cisco公式では、CCNA試験は120分で、ネットワーク基礎、ネットワークアクセス、IP接続、IPサービス、セキュリティ基礎、自動化とプログラマビリティを問う試験と案内されています。

出題範囲

ネットワーク基礎

OSI参照モデル、TCP/IP、IPv4・IPv6、ルーティング、スイッチング、無線LAN、ネットワーク機器の役割など、ネットワークを理解するための基本知識が問われます。

ネットワークアクセス・IP接続

VLAN、トランク、STP、EtherChannel、ルーティングプロトコル、IPアドレス設計、ルータ・スイッチの基本設定など、ネットワーク構築に関する知識が出題されます。

IPサービス・セキュリティ

NAT、DHCP、DNS、NTP、QoS、アクセス制御、VPN、認証、セキュリティの基本など、ネットワークを安全かつ安定して運用するための知識が問われます。

自動化・プログラマビリティ

API、REST、JSON、SDN、ネットワーク自動化など、近年のネットワーク運用で重要になっている自動化・プログラマビリティの基礎も出題範囲に含まれます。CCNAの公式試験トピックはCisco Learning Networkで公開されています。

試験科目と出題数

シスコ技術者認定は、認定区分ごとに対象試験が異なります。CCNAの場合は「200-301 CCNA」1試験に合格すると認定されます。試験時間は120分で、日本語と英語に対応しています。

CCNP以上では、コア試験とコンセントレーション試験を組み合わせて認定されるものがあります。CCIEなどのエキスパートレベルでは、筆記試験に加えてラボ試験が必要になる区分もあります。シスコの試験は、Pearson VUEのテストセンターまたはオンライン監督付き試験で受験できます。

合格基準

シスコ技術者認定試験の合格基準は、試験ごとに設定されます。Cisco公式では、試験終了後にスコアレポートが発行され、試験セクションごとのスコアと、その試験の合格点を確認できると案内されています。

シスコ技術者認定試験の受験者数・合格率

年度別・区分別の受験者数、合格者数、合格率は、公式には公表されていません。

シスコ技術者認定試験の難易度

CCSTは、ネットワークやITサポートの基礎を確認する入門的な資格なので、これからインフラ系の学習を始める人でも比較的取り組みやすいレベルです。IT未経験者にとっては専門用語に慣れる必要がありますが、基礎から学習すれば十分チャレンジしやすい資格といえます。

CCNAになると、ネットワークの基本をしっかり理解していることが求められるため、難易度は上がります。ルーターやスイッチ、IPアドレス、ルーティング、セキュリティなどを体系的に学ぶ必要があり、IT初心者が短期間で簡単に合格できる試験ではありません。ただし、インフラエンジニアを目指す人にとっては代表的な登竜門であり、計画的に学習すれば独学でも十分合格を目指せます。

CCNPは、より実務寄りの知識が求められる上位資格です。ネットワーク設計、構築、運用、トラブルシューティングなどを深く理解しておく必要があり、CCNAよりもかなり難易度は高くなります。実務経験がある人でも、試験向けに知識を整理し、苦手分野を補強する必要があります。

CCIEは、シスコ技術者認定の中でも最難関クラスです。高度な専門知識に加えて、実機に近い環境で正確に設定・検証・トラブル対応を行う力が求められるため、単なる暗記では対応できません。ネットワークエンジニアとして十分な実務経験を積んだ人でも、長期的な対策が必要になる資格です。

総合的に見ると、シスコ技術者認定は、下位資格であればインフラ系資格の入口として挑戦しやすい一方、CCNP以上は専門職向けの本格的な難易度になります。特にCCIEは、ネットワーク分野の上級者でも簡単には合格できない、非常に難易度の高い資格といえるでしょう。

シスコ技術者認定試験の勉強法

CCNA・CCNP・CCIEなど段階が分かれているため、まずは自分が目指す資格区分の試験範囲を確認することが大切です。初学者の場合は、ネットワークの基礎を広く学べるCCNAから始めるのが一般的です。

CCNAでは、ネットワーク基礎、ネットワークアクセス、IP接続、IPサービス、セキュリティ基礎、自動化とプログラマビリティなどが出題範囲に含まれます。公式の試験トピックを確認したうえで、参考書や問題集を使って基礎知識を固めましょう。

勉強では、用語を暗記するだけでなく、実際にルータやスイッチの設定をイメージしながら学ぶことが重要です。Packet Tracerなどのシミュレーターを使い、VLAN、ルーティング、ACL、NAT、DHCP、DNS、SSHなどの基本設定を手を動かして練習すると理解しやすくなります。

CCNP以上を目指す場合は、より実務的で高度な内容になります。たとえばCCNP Enterpriseのコア試験であるENCORでは、デュアルスタック、仮想化、インフラ、ネットワークアシュアランス、セキュリティ、自動化などが問われます。

独学でも対策できますが、ネットワーク未経験者には難しく感じやすい試験です。基本的には、公式試験範囲を確認し、参考書で基礎を学び、問題集で知識を定着させ、シミュレーターや実機で設定練習を行う流れがおすすめです。

シスコ技術者認定教科書

資格を活かせる仕事

ルーター、スイッチ、ネットワーク設計、運用、セキュリティ、無線LANなど、ネットワークインフラに関わる仕事で活かすことができます。

活かしやすい仕事としては、ネットワークエンジニア、インフラエンジニア、サーバーエンジニア、社内SE、通信会社、データセンター運用、システム運用管理、セキュリティエンジニア、クラウド関連のインフラ担当などがあります。特に、企業ネットワークの構築や保守、通信障害の対応、ネットワーク機器の設定を行う仕事では、資格で学んだ知識を実務に活かしやすいでしょう。

シスコ技術者認定は、ネットワーク系資格の中では知名度が高く、ITインフラ業界では比較的評価されやすい資格です。特にCCNAはネットワークエンジニアを目指す人の入門資格として知られており、未経験からインフラ系の仕事を目指す場合にもアピール材料になります。上位資格であるCCNP以上になると、より実務経験者向けの専門性を示しやすくなります。

ただし、資格を取得しただけで即戦力として評価されるわけではありません。実務では、実際の機器設定、障害対応、ネットワーク設計、Linuxやクラウド、セキュリティの知識なども重視されます。

シスコ技術者認定は、ネットワークエンジニアやインフラエンジニアを目指す人にとって、取得する価値のある資格です。特に未経験者はCCNAを入口にし、実機操作やクラウド・サーバーの知識もあわせて身につけることで、より仕事に活かしやすくなるでしょう。

資格を広めてくれると嬉しいです!
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