ホテル実務技能認定試験の難易度や合格率など

ホテル実務技能認定試験は、ホテル業界で必要となる接客マナーや専門知識、実務能力を評価する民間資格です。株式会社サーティファイのホテル実務能力認定委員会が実施しています。

宿泊部門や料飲部門の業務を中心に、言葉遣い、接遇、ホテル英会話、食品衛生など、ホテルスタッフに求められる知識を幅広く学べることが特徴です。

ホテルのフロントスタッフやレストランサービス、宴会担当者などの仕事に役立つほか、ホテル業界への就職を目指す学生や、接客スキルを高めたい社会人にも適しています。

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目次

基本情報

資格種別
民間資格
資格区分
上級、初級
受験資格
なし
試験日
年2回(6月・2月)
試験方法
会場・自宅オンライン
試験内容
初級は接客マナー、言葉遣い、英会話、宿泊・料飲業務の基礎知識などを70問・60分で出題します。
上級はホテル業界の歴史、旅行・観光業界の動向、フロント業務、レストランサービス、食品衛生、安全衛生、施設管理などを90問・90分で出題。
いずれも多肢選択式で、団体受験では宿泊と料飲を分けて受験することもできます。
合格点・合格基準
  • 上級:得点率60%以上
  • 初級:得点率60%以上
  • 科目別受験(上級・初級):各科目で得点率60%以上
免除科目
団体受験に限り、宿泊科目と料飲科目を分けて受験できる「科目別受験制度」があります。
  • 上級:宿泊科目50問・50分、料飲科目50問・50分
  • 初級:宿泊科目40問・35分、料飲科目40問・35分
試験場所
個人受験は、自宅や勤務先など、必要な機器と通信環境を準備できる場所で受験できます。
団体受験は、学校や企業の施設などで実施できます。全国の受験者が利用でき、個人受験のための固定された試験会場はありません。
受験料
上級:7,600円、初級:7,000円
問い合わせ株式会社サーティファイ 認定試験事務局
おすすめ対象者
中学生・高校生大学生・専門学生社会人全般

試験日程

2026年度

試験区分試験日申込期間合格発表
第49回・上級・初級6月14日3月31日~6月7日7月1日
第50回・上級・初級2027年2月14日12月1日~2月7日2027年3月3日

難易度

初級・上級ともに得点率60%以上で合格できる試験です。2025年度の平均合格率は71.7%で、ホテル業界の専門資格の中では比較的取り組みやすい水準と考えられます。ただし、この数字は級別ではないため、初級と上級の難易度を直接比較することはできません。

初級では、ホテルスタッフに必要な接客マナーや身だしなみ、言葉遣い、宿泊・料飲業務の基礎知識が問われます。接客経験がなくても学習しやすい内容ですが、ホテル特有の専門用語や業務の流れは、初めて学ぶ人にとって覚えることが多く感じられるでしょう。特にフロント業務やレストランサービスの基本的な手順は、一般的な接客マナーとは区別して理解する必要があります。

上級になると、ホテルの歴史や観光業界の動向、食品衛生、安全衛生、施設管理なども対象となり、出題範囲が広がります。宿泊部門で働く人が料飲部門の知識を十分に持っているとは限らず、普段担当していない業務が弱点になりやすい点に注意が必要です。

また、ホテル英会話や国際的な接遇に関する知識も求められます。語学力そのものを高度に評価する試験ではありませんが、ホテルで使われる基本表現や外国人宿泊客への対応を理解しておく必要があります。

上級
★★☆☆☆
約80時間
初級
★☆☆☆☆
約30時間

※勉強時間は、関連する知識や実務経験がない方が、合格を目指して学習する場合のおおよその目安です。学習経験や理解度、学習方法などによって必要な時間は異なります。

合格率・受験者数

全級平均

試験回受験者数合格率
2025年度-71.7%

合格率の推移

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