CASECの難易度は?平均点・TOEIC換算や試験時間を解説

CASECは、語い・表現・大意把握・聞き取りの4分野から英語力を測定するオンラインテストです。受験者のレベルに応じて問題が変わる適応型テストを採用しています。

24時間いつでも自宅などから受験でき、試験時間が短く、終了後すぐに結果を確認できるのが特徴です。

結果にはTOEICや英検のスコア・級の目安も表示されるため、現在の英語力を確認したい人にも適しています。

⇒ CASECを受験する(公式サイト)

目次

基本情報

資格種別
民間資格
資格区分
なし
受験資格
なし
試験日
原則24時間365日、随時受験可能
試験方法
自宅オンライン
試験内容
インターネットを利用して英語のコミュニケーション能力を測定するオンラインテストです。全60問で構成され、語彙の知識、表現の知識、リスニングによる大意把握、具体的な情報の聞き取りの4分野が出題されます。
受験者の解答状況に応じて次の問題の難易度が変化するCAT(コンピュータ適応型テスト)を採用しています。各分野は250点満点で、合計1,000点満点です。
試験時間は平均40~50分程度で、すべての問題の制限時間を合計すると最大約80分です。試験終了後、すぐにスコアを確認できます。
合格点・合格基準
合格・不合格の判定はありません。1,000点満点のスコアで英語力を評価します。
免除科目
なし
試験場所
自宅など、推奨動作環境とインターネット環境が整った場所
受験料
3,667円(税込・個人受験1回)
登録・更新
なし
問い合わせ株式会社教育測定研究所
おすすめ対象者
中学生・高校生大学生・専門学生社会人全般

難易度

合格・不合格の判定がないため、受験そのものの難易度は高くありませんが、目標スコアによって求められる英語力は大きく異なります。英語の基礎知識を確認する目的でも利用できる一方、800点以上の高スコアを目指す場合は、幅広い語彙力と正確なリスニング能力が必要です。
CASECの特徴は、受験者の正答・誤答に応じて問題の難易度が変化するアダプティブ方式を採用していることです。正解を重ねると難しい問題が出題されるため、英語が得意な人でも簡単な問題ばかりで試験が終わるわけではありません。反対に、英語が苦手な人には実力に合った問題が出題されるため、初級者でも受験しやすい仕組みになっています。
試験は語彙の知識、表現の知識、大意把握、具体情報の聞き取りの4分野で構成されています。特にリスニング問題では、英語の音声を聞きながら内容を正確に理解する必要があります。各問題には制限時間が設けられているため、長時間考え込まずに解答する判断力も重要です。
TOEIC L&Rと比較すると、CASECは試験時間が短く、自宅で受験できる点が大きな違いです。ただし、スピーキングやライティングを直接測定する試験ではないため、英語4技能を総合的に証明したい場合は、英検やTOEFLなども検討する必要があります。
勉強時間は現在の英語力と目標スコアによって異なります。英語の基礎知識がある人が600点程度を目指す場合、100~200時間程度を学習計画の一つの目安にできます。ただし、これは公式に定められた勉強時間ではありません。独学でも対策は可能で、単語・熟語の習得に加え、短い英文の聞き取りや会話表現を繰り返し練習することが効果的です。
900点目標
★★★★☆
勉強時間の目安:約600時間
800点目標
★★★★☆
勉強時間の目安:約400時間
700点目標
★★★★☆
勉強時間の目安:約250時間
600点目標
★★★☆☆
勉強時間の目安:約150時間
500点目標
★★★☆☆
勉強時間の目安:約100時間
400点目標
★★☆☆☆
勉強時間の目安:約70時間
300点目標
★★☆☆☆
勉強時間の目安:約40時間
200点目標
★☆☆☆☆
勉強時間の目安:約20時間

※勉強時間は、関連する知識や実務経験がない方が、合格を目指して学習する場合のおおよその目安です。学習経験や理解度、学習方法などによって必要な時間は異なります。

合格率・受験者数

合格・不合格の判定がないため、合格率は公表されていません。
試験結果は1,000点満点のスコアで表示され、TOEIC L&Rの推定スコアや英検の級の目安も確認できます。ただし、他の英語試験との換算結果は参考値であり、実際の試験で同じ成績が保証されるものではありません。

スマホ受験は可能なのか

CASECはインターネットを利用して受験できるオンライン英語テストです。以前は「パソコンでの受験」が前提とされ、スマートフォンやタブレットでの受験には対応していないと案内されていた時期もありました。

しかし、現在のCASEC公式ヘルプでは、通常のCASECについてWindows、macOSに加えて、iOS/iPadOSも動作環境に含まれています。そのため、条件を満たした端末・ブラウザであれば、スマホやタブレットから受験できる場合があります。

ただし、すべてのスマホやタブレットで問題なく受験できるわけではありません。公式サイトでは、受験前に「CASEC 環境チェック」を行い、使用する端末で受験可能か確認するよう案内されています。

また、アプリ内ブラウザには対応していないため、LINEやメールアプリ内で開くのではなく、SafariやGoogle Chromeなど対応ブラウザで直接開く必要があります。iPhoneで受験する場合は、端末本体のスピーカーではなく、イヤホンやヘッドホンの利用が推奨されています。

なお、顔認証受験やプロクタリング受験など、受験方式によって動作環境が異なります。特にプロクタリング受験はWindowsまたはmacOSのChromeが対象とされているため、団体受験や指定された受験方式の場合は、事前に案内を確認しておきましょう。

CASECの平均点は何点?何点からすごい?

CASECは1000点満点で評価されますが、受験者全体の最新の平均点は公式には公表されていません。

CASECでは受験者全体・企業・大学・中高などのスコア分布を確認できるため、自分がどの位置にいるかを把握できます。

目安としては、600点台なら中級、700点以上なら比較的高い英語力、800点以上ならかなり高い水準と考えやすいです。CASECは絶対評価なので、平均点よりも「自分のスコアがTOEICや英検でどの程度に相当するか」を見る方が実用的です。

CASECのスコアをTOEICに換算すると何点?

CASECでは、過去の受験者約1.9万人のデータをもとにTOEIC L&Rのスコア目安を公表しています。

CASECTOEIC L&Rの目安
450点前後約350点前後
500点前後約400点前後
600点前後約500点前後
700点前後約650点前後
800点前後約750~850点
900点前後約900点前後

たとえば公式では、CASEC451~500点ならTOEIC355~405点程度が目安とされています。

ただし、これは過去の受験者による自己申告データをもとに算出された目安であり、CASECの点数からTOEICの正式なスコアへ換算できるわけではありません。

CASECの試験時間はなぜ人によって違う?

CASECの試験時間は平均約40~50分、最大約80分です。

時間に差が出るのは、CASECが**コンピュータ適応型テスト(CAT)**を採用しているためです。受験者が問題に正解したか不正解だったかに応じて、次に出題する問題が変わります。

さらに、各問題には制限時間がありますが、早く回答すればその分早く次へ進めます。そのため、同じ60問を受験しても、回答速度によって終了時間が変わる仕組みです。

英語コミュニケーション能力判定テスト「CASEC」

資格を広めてくれると嬉しいです!
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