CILSは、イタリアのシエナ外国人大学が実施する、外国語としてのイタリア語能力を証明する国際的な資格です
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に基づき、A1からC2までの6段階で評価されます。
聴解・読解・文法・作文・会話を通じて総合的な語学力を測定し、イタリアへの留学や就職、現地での生活などに活用できます。日本国内でも受験でき、合格した資格には有効期限がありません。
目次
基本情報
| 資格種別 | 民間資格 |
| 資格区分 | C2(QUATTRO)、C1(TRE)、B2(DUE)、B1(UNO)、A2、A1 |
| 受験資格 | なし |
| 試験日 | 年2回実施(6月・12月) |
| 試験方法 | 会場筆記 |
| 試験内容 | 聴解、読解、文法・言語構造、作文、口頭表現の5分野でイタリア語の総合的な運用能力を評価します。 初級では日常会話や身近な文章の理解を中心とし、中級以上では自分の意見を説明する力や複雑な文章の理解力、上級では高度な語彙と自然な表現力が問われます。 |
| 合格点・合格基準 | A1・A2は60点満点、B1・B2・C1・C2は100点満点で評価されます。 合格には総合点だけでなく、各分野で定められた基準点をすべて満たす必要があります。 一部の分野だけで高得点を取得しても、ほかの分野が基準に達していなければ合格にはなりません。 |
| 免除科目 | 科目合格の持ち越し制度があります。 全科目を受験して一部のみ合格した場合、原則として18か月以内は合格済み科目を再受験せず、不合格科目だけを受験できます。 |
| 試験場所 | 日本国内では、イタリア文化会館東京およびイタリア文化会館大阪などの認定試験会場で実施されます。 東京会場は東京都千代田区のイタリア文化会館、大阪会場は中之島フェスティバルタワーです。 海外でも各国の認定試験会場で受験できます。 |
| 受験料 | C2:24,000円、C1:21,000円、B2:19,000円、B1:16,000円、A2:10,000円、A1:10,000円 ※2026年度東京会場の場合 |
| 登録・更新 | なし |
| 問い合わせ | シエナ外国人大学 CILSセンター(Centro CILS) |
| おすすめ対象者 |
試験日程
2026年度
| 試験会場・区分 | 試験日 | 申込期間 |
|---|---|---|
| 東京・夏期(B1~C1) | 6月18日(木) | 4月17日~5月6日 |
| 東京・夏期(A1・A2・C2) | 6月19日(金) | 4月17日~5月6日 |
| 大阪・夏期 | 6月21日(日) | 2月20日~4月20日 |
| 東京・冬期(B1~C1) | 12月3日(木) | 10月14日~10月22日 |
| 東京・冬期(A1・A2・C2) | 12月4日(金) | 10月14日~10月22日 |
| 大阪・冬期 | 12月6日(日) | 8月5日~10月5日 |
試験日・申込期間は会場によって異なります。
東京・大阪ともに、級別の実施状況と定員を確認してください。
難易度
CILSは、イタリア語の知識が豊富でも、特定の能力に弱点があると上位レベルの取得が難しくなる試験です。特に、読解や文法が得意な日本人学習者でも、実際の会話で自然に言葉を組み立てたり、イタリア語特有の話し方を聞き取ったりする場面では苦戦することがあります。
A1は比較的挑戦しやすいレベルですが、日本語にはない名詞の性や冠詞の使い分け、主語によって変化する動詞の活用に慣れる必要があります。英語の学習経験がある方でも、イタリア語独自の語形変化を正確に覚えるまでは時間がかかるでしょう。
A2では、近過去と半過去の使い分けが難しくなります。日本語では同じ過去形で表せる内容でも、イタリア語では出来事の捉え方によって表現が変化します。文法規則を覚えるだけでなく、日常的な状況と結び付けて理解することが重要です。
B1になると、覚えた表現をそのまま使うだけでは対応しにくくなります。話の流れに合わせて自分の考えを整理し、適切な時制や代名詞を選びながら伝える力が求められます。特に、複数の情報を一つのまとまった文章にすることが難しく感じられるでしょう。
B2では接続法や条件法の自然な使い分けに加え、意見の理由を論理的に説明する能力が重要になります。文法的には正しくても、不自然な表現や単調な語彙に偏ると、高い評価につながりにくくなります。イタリア人同士の会話で見られる省略や言い直しにも慣れておく必要があります。
C1では、抽象的なテーマや社会的な問題について、細かな意味の違いを理解する能力が求められます。長い文章の中で筆者の主張と補足説明を区別し、適切な表現で要点をまとめることが難しさの一つです。
最上級のC2では、文章の内容を理解するだけでなく、発言の含意や文化的な背景、慣用表現を正確に読み取る力が問われます。言語を自在に使う能力が必要となり、長年イタリア語を学んでいても容易に到達できる水準ではありません。
CILSは上位レベルになるほど、文法を知っていることと、実際の場面で自然に使えることの差が表れやすい資格です。特に複数の技能をバランスよく伸ばすことが難易度を左右します。
A1は比較的挑戦しやすいレベルですが、日本語にはない名詞の性や冠詞の使い分け、主語によって変化する動詞の活用に慣れる必要があります。英語の学習経験がある方でも、イタリア語独自の語形変化を正確に覚えるまでは時間がかかるでしょう。
A2では、近過去と半過去の使い分けが難しくなります。日本語では同じ過去形で表せる内容でも、イタリア語では出来事の捉え方によって表現が変化します。文法規則を覚えるだけでなく、日常的な状況と結び付けて理解することが重要です。
B1になると、覚えた表現をそのまま使うだけでは対応しにくくなります。話の流れに合わせて自分の考えを整理し、適切な時制や代名詞を選びながら伝える力が求められます。特に、複数の情報を一つのまとまった文章にすることが難しく感じられるでしょう。
B2では接続法や条件法の自然な使い分けに加え、意見の理由を論理的に説明する能力が重要になります。文法的には正しくても、不自然な表現や単調な語彙に偏ると、高い評価につながりにくくなります。イタリア人同士の会話で見られる省略や言い直しにも慣れておく必要があります。
C1では、抽象的なテーマや社会的な問題について、細かな意味の違いを理解する能力が求められます。長い文章の中で筆者の主張と補足説明を区別し、適切な表現で要点をまとめることが難しさの一つです。
最上級のC2では、文章の内容を理解するだけでなく、発言の含意や文化的な背景、慣用表現を正確に読み取る力が問われます。言語を自在に使う能力が必要となり、長年イタリア語を学んでいても容易に到達できる水準ではありません。
CILSは上位レベルになるほど、文法を知っていることと、実際の場面で自然に使えることの差が表れやすい資格です。特に複数の技能をバランスよく伸ばすことが難易度を左右します。
C2
★★★★☆
勉強時間の目安:約1,000時間
C1
★★★★☆
勉強時間の目安:約800時間
B2
★★★☆☆
勉強時間の目安:約500時間
B1
★★★☆☆
勉強時間の目安:約350時間
A2
★★☆☆☆
勉強時間の目安:約180時間
A1
★★☆☆☆
勉強時間の目安:約120時間
※勉強時間は、関連する知識や実務経験がない方が、合格を目指して学習する場合のおおよその目安です。学習経験や理解度、学習方法などによって必要な時間は異なります。

