実用イタリア語検定試験(伊検)の難易度・合格率・日程など

語学の資格
実用イタリア語検定とは、実用として役立つイタリア語を身に付けて、その成果を試す場として創設された検定試験で、「国際市民交流のためのイタリア語検定協会」が実施しています。

試験は、広く社会に必要なイタリア語を理出来ているレベルの「1級」から、入門編である「5級」まで存在します。受験資格はありませんので、誰でも受験することができます。

受験者数は非常に少ないですが、日本人のイタリア語に関する関心は深まっており、2013年には準2級も新設され注目を浴びている資格の一つです。

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基本情報

資格名 実用イタリア語検定
評価
【3級】
資格種別 民間資格
資格法令
資格区分 1級、2級、準2級、3級、4級、5級
受験資格 誰でも受験できます
試験場所 札幌、仙台、東京、横浜、金沢、名古屋、京都、大阪、岡山、広島、福岡、宮崎、那覇、イタリア
試験方法 【1級・2級】リスニング試験、筆記試験(1次試験)、面接試験(二次試験)
【3級・4級・5級】リスニング試験、筆記試験
免除科目 1次試験のみに合格した受験者は次回の試験に限り1次試験が免除
合格基準 おおよそ各分野で60%以上、かつ総合で70%以上(年度により異なる)
受験料 【1級】12,000円【2級】10,000円
【準2級】8,000円【3級】7,000円
【4級】5,000円【5級】4,000円
問い合わせ NPO法人 国際市民交流のためのイタリア語検定協会

試験日程

【1級・2級】10月上旬(年1回)
【準2級~5級】3月上旬、10月上旬(年2回)

2019年 春季(準2級~5級)

【試験日】2019年3月3日(日)
【申込期間】2018年12月13日~1月15日
【合格発表】試験の約1か月後に発表

2019年 秋季(全級)

【試験日】2019年10月6日(日)
<2次試験>12月上旬
【申込期間】7月中旬~8月中旬(予定)
【合格発表】試験の約1か月後に発表

試験内容

1級

【試験形式】
1次試験:リスニング(マークシート)、筆記(マークシート)、作文(記述式)
2次試験:口述試験

【試験内容】
広く社会生活に必要なイタリア語を十分に理解し、かつ自分の意思を的確に表現できる。4年制大学のイタリア語専門課程卒業程度以上の学力を備え、新聞・雑誌などを読み、ニュース放送や映画などを聴き、要約できるイタリア語の能力と知識が要求される。

2級

【試験形式】
1次試験:リスニング(マークシート)、筆記(マークシート)、作文(記述式)
2次試験:口述試験

【試験内容】
日常生活や業務上必要なイタリア語を理解し、一般的なイタリア語を読み・書き・聴き・話すことができる。4年制大学のイタリア語専門課程卒業程度の学力を備え、一般的な説明・報告・通訳がある程度できる能力が要求される

準2級

【試験形式】
リスニング(マークシート)、筆記(マークシート)、作文(記述式)

【試験内容】
イタリア語の基本文法について総合的な知識を持ち、日常生活全般に必要なイタリア語を理解し、表現することができる。大学の専門課程2年修了程度。日常的な範囲の会話やテレビ・ラジオの内容を聞き取り、一般的な文章を読み、様々な出来事・状況・自分の意見を書くことができる能力が要求される

3級

【試験形式】
リスニング(マークシート)、筆記(マークシート)、作文(記述式)

【試験内容】
日常生活に必要な基本的なイタリア語を理解し、表現することができる。大学2年修了程度。日常的な範囲の紹介・伝言・簡単な電話・手紙などの基本的な表現ができる能力が要求される

4級

【試験形式】
リスニング(マークシート)、筆記(マークシート)

【試験内容】
平易なイタリア語を聴き・話し・読み・書くことができる。自己紹介・簡単な道案内・買い物・バールでの簡単な注文などの平易なコミュニケーションができる能力が要求される

5級

【試験形式】
リスニング(マークシート)、筆記(マークシート)

【試験内容】
初歩的なイタリア語を理解することができる。初歩的な挨拶・紹介・質問への返答などができる能力が要求される

受験者データ

受験者の年齢層

  • 10代:5.7%
  • 20代:25.8%
  • 30代:17.9%
  • 40代:20.2%
  • 50代:17.7%
  • 60代:10.7%
  • 70代:1.6%

2017年春季

区分 受験者数 合格率
準2級 225人 35.1%
3級 419人 34.1%
4級 493人 43.8%
5級 305人 67.2%

2016年秋季

区分 受験者数 合格率
1級 109人 11.0%
2級 245人 18.8%
準2級 206人 33.0%
3級 403人 31.5%
4級 500人 41.2%
5級 382人 69.6%

2016年春季

区分 受験者数 合格率
準2級 248人 31.0%
3級 379人 33.8%
4級 515人 46.6%
5級 332人 65.4%

2015年秋季

区分 受験者数 合格率
1級 88人 12.5%
2級 233人 19.7%
準2級 210人 30.0%
3級 350人 35.4%
4級 453人 40.8%
5級 397人 68.0%

試験の難易度

5級に関して言えば、基本的なイタリア語を理解していれば問題ないので、難易度はそれほど高くありません。

準2級~4級はコミュニケーション能力が問われるので、普段の生活の中でどれだけイタリア語と向き合うことが出来るのかが重要になります。

2級からは面接(口述)試験が加わるので難易度がグッと上がります。

特に1級は、イタリア人の語学力と同等レベルを求められ、イタリアの歴史や文学など、イタリアに関するありとあらゆる知識も必要になるので、数ヶ月勉強したぐらいでどうこうなるレベルではありません。

試験の勉強

他の語学試験と同様に、まずは問題を徹底的にこなして試験の傾向を掴むことが大事です。

受験者の「最も参考になった参考書」はアンケート結果がありますので、下記を参照して下さい。

勉強法 実用イタリア語検定 勉強法
テキスト 実用イタリア語検定 問題・解説

資格を活かせる仕事

実用イタリア語検定を取得することで、旅行業界などイタリア語を使う機会がある職種や業種で働くことが可能です。また、イタリアはファッションの聖地になるので、小売店や通信販売会社の仕入れ(バイヤー)としての道もあります。

ただ、決して求人の多い仕事ではありませんので、この資格を取得したからといって、就職や転職を出来るわけではありません。

2018年3月試験のアンケート結果

イタリア語を始めたきっかけについて

  • 語学が趣味だから:442人
  • イタリア旅行:425人
  • 勉強に必要だから:151人
  • 仕事に必要だから:115人
  • イタリアが好き興味がある:28人
  • 留学:20人
  • その他:112人

趣味で勉強している方が圧倒的に多いですね。

伊検の資格は進学、進級、仕事に活かされているか

  • はい:272 人
  • いいえ:719 人

そもそも学業や仕事で活かすことを考えていない方が多いです。

最も参考になった参考書

やはり試験実施団体である「イタリア語検定協会」が発行している、過去問が収録されている「実用イタリア語検定 試験問題・解説」を用いて勉強している方が多いです。

引用先

「国際市民交流のためのイタリア語検定協会」の公式サイト(試験結果)

合わせてチェックしたい資格

 

通訳案内士 日本に訪れる外国人を対象に通訳!試験はイタリア語もあります
実用フランス語技能検定 思い切ってフランス語も勉強してみては
ドイツ語技能検定 ドイツ語とかオシャレですよね

受験者の口コミ

お勧め度 ★★★★☆4

kao 20代女性(会社員)
2016年7月5日

3級でも難しい!
イタリア語を勉強しているついでに受験しました。
3級を受験しましたが、参考書が公式テキストしかないのでそちらを使って勉強しましたがかなり難しかったですね。
私は年に1回はイタリアに旅行に行っていて簡単な日常会話ぐらいは話せますが、それでも難しく感じました。
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