治安の資格一覧
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治安の資格について
人の暮らしを支える警察官
警察官は、国の治安を守る仕事の中でも、皆さんに最も身近な存在です。
違反切符を切ったり、自分より年下なのにタメ口で上から目線で対応されたり、何かと敵対視してしまう警察官ですが、警察官がいなければ街の治安を維持することはまず不可能です。
警察官の中には、皆さんがよく目にする「地域警察」や「交通警察」の他にも、テレビドラマでよく登場する「刑事警察」、少年課や保安課など私たちのごく身近なところの犯罪を取り締まる「生活安全警察」、暴力団や麻薬取引などを取り締まる「組織犯罪対策」、警備を専門にした「警備警察」の6つの職種に分かれます。
警察官になるには、警察官採用試験に合格する必要で、試験区分は学歴や年齢などによってⅠ類、Ⅱ類、Ⅲ類に分かれます。
天皇・皇族を護衛する皇宮護衛官
皇宮護衛官は、主に天皇・皇族の護衛をする仕事です。
皇宮護衛官には「護衛部」「警備部」「警務部」の3つの組織に分かれており、護衛部では天皇・皇族の護衛を業務とし、警備部では天皇・皇族以外の護衛を中心に皇居周辺の警備を業務とし、警務部では皇宮警察本部の事務職全般を業務としています。
皆さんの前にしょっちゅう出没する存在ではないので馴染みが無いと思います。
ちなみに、皇宮護衛官は警察庁の公安職ですが警察官ではありません。
皇宮護衛官になるには、皇宮護衛官採用試験に合格して採用される必要があります。合格率は3%程なので、警察官になるより難しいです。
不法入国者を摘発する入国警備官
入国警備官は、空港や港湾にある入国管理局で、不法入国者や不法滞在者などを調査して裁判官の許可を得て摘発する仕事です。
入国警備官になるには、入国警備官採用試験に合格する必要があります。合格すれば自動的に入国警備官になれる訳ではなく、試験で上位の成績を残さなければ採用されることはありません。
相手は外国人がメインになるので、語学力が求められます。
受刑者が更生する手助けをする刑務官
刑務官は、刑務所や少年刑務所、拘置所で、受刑者の拘禁を行う仕事で、刑務所内で受刑者が作業をする監督、施設の管理なども行います。
テレビドラマなどで刑務所のシーンが映る際に必ずと言っていいほど登場するので、皆さん想像しやすいと思います。
刑務官になるにはいくつか方法がありますが、刑務官採用試験に合格して刑務官になるのが一般的です。受験資格は17歳以上29歳未満の若者がベースですが、ごく稀に中途採用で50歳未満の人も募集することもあります。
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