簡単に取得できる資格一覧!勉強時間の目安も掲載

短期間の勉強で取得しやすい資格は、難関資格と比べると取得のハードルが低い分、資格そのものだけで大きく評価されるとは限りません。誰でも比較的チャレンジしやすい資格だからこそ、「この資格を持っていれば就職・転職で絶対に有利」とまでは言い切れないものもあります。

ただし、簡単に取得できる資格にも意味がないわけではありません。資格を取ることで基礎知識が身についたり、自分に向いている分野を見つけるきっかけになったり、履歴書や面接で話せる材料が増えたりします。特に未経験の分野に挑戦したい場合は、「まずは入口として簡単な資格から取ってみる」という考え方も十分ありです。

また、ひとつの資格だけで勝負するのではなく、複数の資格を組み合わせることで強みになることもあります。たとえば、事務職を目指すならパソコン系資格と簿記、販売職なら接客系資格と色彩系資格など、自分が目指す仕事に合わせて資格を選ぶとアピールしやすくなります。

この記事では、勉強時間50時間以内を目安に、比較的短期間で取得を目指しやすい資格を紹介しています。

一方で、4級・5級のように取得してもアピールしにくい下位級の資格や、講習を受けるだけで取得できる資格は原則として対象外にしています。あくまで「短期間で狙いやすいけれど、一定の知識証明にはなる資格」を中心にまとめています。

「何か資格を取りたいけれど、難しすぎるものは不安」「まずは履歴書に書ける資格に挑戦したい」「短期間で達成感を得たい」という方は、自分の目的に合う資格からチェックしてみてください。

目次

簡単でおすすめな資格をピックアップ!

実用英語技能検定3級

実用英語技能検定3級、いわゆる英検3級は、英語の基礎力を証明しやすい資格です。

英語は今や、学校の勉強だけでなく、受験・就職・旅行・インターネット・仕事など、さまざまな場面で必要とされる言語です。英検3級は中学卒業程度の英語力が目安とされているため、英語があまり得意ではない方でも、基礎から勉強すれば十分に合格を目指せます。

試験では、リーディング、ライティング、リスニングに加えて、3級からは二次試験として面接形式のスピーキングテストがあります。最初は「英語で話すのは難しそう」と感じるかもしれませんが、出題内容は基本的な英語表現が中心です。専用の問題集や過去問を使って、よく出る単語・文法・面接の流れを練習しておけば、独学でも対策しやすい資格といえます。

英検3級は、難易度だけを見ると高い資格ではありません。そのため、就職や転職で強く評価される資格とは言いにくいですが、「英語の基礎を身につけている」「目標を決めて勉強した」という証明にはなります。特に英語に苦手意識がある方にとっては、最初の目標としてちょうどよい資格です。

また、将来的に英検準2級・2級、TOEICなどへステップアップするための入口としてもおすすめです。英語資格は上位級になるほど評価されやすくなるため、まずは3級で基礎を固め、少しずつレベルアップを目指すとよいでしょう。

勉強時間の目安

英語の基礎がある方なら20〜40時間程度、英語が苦手な方でも50時間前後を見ておくと安心です。短期間で取りやすく、英語学習のきっかけにもなる資格です。

日商簿記検定3級

日商簿記検定3級は、事務職や経理職を目指す方におすすめしやすい定番資格です。

事務系の仕事に就きたい場合、簿記の知識があると大きな強みになります。特に経理事務を目指す方にとっては、会社のお金の流れを理解するための基本となるため、取得しておいて損はない資格といえるでしょう。

日商簿記3級では、現金、預金、売上、仕入、経費、利益など、会社で日常的に発生するお金の動きを学びます。最初は「仕訳」や「勘定科目」など聞き慣れない言葉が出てきますが、内容自体はビジネスのお金の流れを整理するものなので、勉強を進めるうちにイメージしやすくなります。

また、簿記の知識は経理職だけでなく、一般事務、営業事務、販売職、個人事業、副業、家計管理などにも役立ちます。数字に強くなりたい方や、社会に出る前にお金の基礎知識を身につけたい方にも向いています。

日商簿記3級は、独学でも十分に合格を目指せる資格です。市販のテキストや問題集、過去問対策を使って一通り学習すれば、初めて簿記を学ぶ方でも理解しやすいでしょう。ただし、読むだけではなく、実際に仕訳問題や試算表、精算表の問題を繰り返し解くことが大切です。

勉強時間の目安

初学者で40〜50時間程度です。もともと商業科で簿記を学んだことがある方や、会計に少し触れたことがある方なら、さらに短期間で合格を目指せる場合もあります。事務系の仕事を目指す方にとって、最初に挑戦しやすい実用的な資格です。

日本漢字能力検定3級

日本漢字能力検定3級、いわゆる漢検3級は、漢字や語彙の基礎力を確認できる資格です。

漢字は、学校の勉強だけでなく、日常生活や仕事、文章を書く場面でも必要になる知識です。正しい漢字を知っていることは、文章を読む力や書く力にもつながるため、身につけておいて損はありません。

漢検3級は、中学校卒業程度の漢字力が目安とされています。そのため、難関資格というほどではありませんが、漢字に苦手意識がある方にとっては、ちょうどよい目標になります。3級に合格できれば、次は準2級、さらに2級へとステップアップを目指すこともできます。

勉強方法としては、毎日少しずつ漢字を書いて覚えるのがおすすめです。漢字は、ただ眺めているだけではなかなか定着しません。たとえば、1日10個ずつ新しい漢字を覚え、前日に学んだ漢字を復習するようにすると、無理なく知識を積み重ねることができます。

また、読み書きだけでなく、熟語の意味、部首、送り仮名、同音・同訓異字なども出題されるため、問題集を使って出題形式に慣れておくことが大切です。毎日コツコツ取り組めば、漢字が苦手な方でも十分に合格を目指せます。

勉強時間の目安

漢字がある程度得意な方なら20〜30時間程度、苦手な方でも40〜50時間程度を見ておくと安心です。短期間で挑戦しやすく、国語力や文章力の土台づくりにも役立つ資格です。

文書処理能力検定3級

文書処理能力検定3級は、パソコンを使った文字入力やビジネス文書作成の基礎力を証明できる資格です。

今の時代、就職するうえでパソコン操作は「できて当たり前」と見られる場面が多くなっています。特に事務職や販売職、営業職などでは、メール作成、資料作成、データ入力、報告書作成など、文字を入力する作業が日常的に発生します。そのため、基本的な文書作成スキルを身につけておくことは、就職後にも役立ちます。

文書処理能力検定では、主に文字入力の正確さやスピード、ビジネス文書を作成する力が問われます。3級であれば、難しい専門知識よりも、基本的な入力操作や文書の整え方が中心です。タイピングに慣れている方であれば、比較的短期間で合格を目指しやすい資格といえるでしょう。

ただし、文字入力は「速ければよい」というものではありません。いくらスピードがあっても、誤字脱字が多いと評価にはつながりません。仕事で使う文書では、正確さがとても大切です。タッチタイピングができると有利ですが、まずは正しい指使いで、ミスなく入力する練習を重ねることが重要です。

また、ビジネス文書の作成では、文字の配置、余白、表の挿入、見出し、文章の整え方など、読みやすい文書を作る力も求められます。練習問題を繰り返し解き、出題形式に慣れておけば、独学でも十分に合格を狙えます。

勉強時間の目安

普段からパソコン入力に慣れている方なら10〜20時間程度、タイピングに不安がある方でも30〜40時間程度です。パソコン資格の入口として取り組みやすく、事務系の仕事を目指す方にはおすすめしやすい資格です。

ファイナンシャル・プランニング技能士3級

ファイナンシャル・プランニング技能士3級は、お金に関する基礎知識を幅広く学べる国家資格です。

簡単にいうと、税金、保険、年金、不動産、相続、資産運用など、暮らしに関わるお金の仕組みを学ぶ資格です。保険会社や金融機関で働く人が取得するイメージもありますが、実際には仕事だけでなく、日常生活にも役立つ内容が多く含まれています。

たとえば、給与から引かれる税金や社会保険料、生命保険や医療保険の考え方、老後資金、住宅ローン、相続の基本など、誰にとっても関係のあるテーマを学べます。お金に関する内容なので、勉強していても「これは自分の生活にも関係あるな」と感じやすく、知識として残りやすいのが特徴です。

3級はファイナンシャルプランナー資格の入門レベルにあたるため、難易度はそれほど高くありません。市販のテキストや問題集も多く、独学でも十分に合格を目指せます。まずはテキストで全体像をつかみ、その後は問題集や過去問を繰り返し解いて、出題パターンに慣れていくとよいでしょう。

試験は学科試験と実技試験に分かれていますが、どちらも基本的な内容が中心です。学科で基礎知識を固め、実技では具体的なケースに当てはめて考える練習をしておけば、合格点に届きやすくなります。

勉強時間の目安

初めて学ぶ方で30〜50時間程度です。金融や保険の知識がある方なら、さらに短い期間で合格を狙える場合もあります。

建設業経理士2級

建設業経理士2級は、建設業界で働きたい方や、建設会社の経理・事務職を目指す方におすすめの資格です。

建設業は、一般的な会社とは少し違った会計処理を行う業界です。工事ごとに原価を管理したり、完成までに時間がかかる工事の売上や費用を処理したりするため、建設業ならではの経理知識が必要になります。建設業経理士は、そうした建設業会計の知識を証明できる資格です。

特に2級は、建設会社の経理実務に関わるうえで評価されやすい級です。求人によっては、建設業経理士を歓迎条件としていることもあり、建設業界で事務職や経理職を目指す場合にはアピール材料になります。

試験では、簿記の基本知識に加えて、工事原価、完成工事高、未成工事支出金など、建設業特有の会計処理が出題されます。初めて学ぶ方には聞き慣れない言葉もありますが、内容はパターン化されている部分も多いため、問題集や過去問を繰り返し解くことで対応しやすくなります。

ただし、「問題集をやれば簡単に合格できる」と考えすぎるのは注意が必要です。簿記の基礎がない方にとっては、仕訳や計算問題でつまずくこともあります。そのため、まずはテキストで建設業会計の流れを理解し、そのうえで過去問演習に進むのがおすすめです。

建設業界は、住宅、土木、設備、リフォーム、公共工事など、働ける分野が幅広い業界です。建設業経理士2級を取得しておけば、建設会社の経理・総務・一般事務などで活かしやすく、就職や転職の選択肢を広げるきっかけになります。

勉強時間の目安

簿記3級程度の知識がある方なら30〜50時間程度、簿記を初めて学ぶ方なら50時間以上を見ておくと安心です。真剣に取り組めば、短期間でも十分に合格を狙える資格といえるでしょう。

簡単な資格一覧

語学

IT(パソコン)

船・航空・車

事務(経営・労務など)

建築・電気

  • 建設業経理士(30~50時間)

医療

環境・自然

保安・技術

衣服

料理

美容

生活

カッコ内は取得までの目安の勉強時間。個人差がありますので、参考程度に捉えて下さい。

資格を広めてくれると嬉しいです!
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