日商ビジネス英語検定の試験内容・難易度・日程など

目次

日商ビジネス英語検定とは

ビジネスの場面で必要とされる英語コミュニケーション能力を測る検定試験です。日本商工会議所が実施しており、学生から社会人まで幅広い人が受験できます。

以前は1級・2級・3級に分かれた級別試験でしたが、現在は級区分がなくなり、300点満点のスコア制に変更されています。合格・不合格を判定する試験ではなく、得点に応じてビジネス英語力のレベルを確認できる形式です。

試験は自宅などのパソコンを使って受験するIBT方式で行われます。出題形式はリスニングとリーディングの択一式で、問題数は60問、試験時間は約30分です。

出題内容は、実際のビジネスシーンで求められる英語の理解力が中心です。英文メールや社内外の連絡、会議、商談、海外取引など、仕事で英語を使う場面を想定した内容になっています。

そのため、商社や外資系企業、海外取引のある会社で働きたい人はもちろん、仕事で英語のメールや資料を読む機会がある人にも向いています。ビジネス英語力をスコアで確認し、実務での英語力を伸ばしたい人におすすめの検定です。

日商ビジネス英語検定の基本情報

資格種別公的資格
ジャンル英語・外国語
資格区分級区分なし・スコア制
受験資格なし
試験日程7月・12月(年2回)
試験方法インターネット試験
免除科目なし
試験場所自宅などから受験可能
受験料6,600円
別途事務手数料550円
登録・更新なし
主な対象者仕事で英語を使う社会人、商社・外資系企業を目指す学生、英文メールや貿易実務を学びたい人
問い合わせ商工会議所
関連資格TOEIC
CASEC
技術英語能力検定
ビジネス実務マナー検定

日商ビジネス英語検定の試験日程

2026年度試験

試験日申込期間
2026年7月5日(日)公式ページで確認
2026年12月6日(日)公式ページで確認

日商ビジネス英語検定の試験内容

出題形式

日商ビジネス英語検定は、インターネット経由で受験するIBT方式で実施されます。試験はリスニングとリーディングで構成され、出題形式はいずれも択一式です。

出題数は60問、試験時間は約30分で、ビジネスの現場で求められる英語コミュニケーション力を短時間で測定する内容になっています。以前は1級・2級・3級に分かれていましたが、現在は全受験者が同じ試験を受け、得点に応じてレベルが判定されます。

出題範囲

出題範囲は、企業で日常的に使われる英語コミュニケーションが中心です。英文メールや社内外の連絡、ビジネス文書、海外取引、会議、商談など、実際のビジネスシーンを想定した内容が出題されます。

単に英単語や文法を知っているかだけでなく、限られた時間の中で相手の意図を正しく理解し、ビジネスの場面に合った対応ができるかが問われる試験です。

合格点

現在の日商ビジネス英語検定には、従来のような「合格・不合格」はありません。300点満点のスコア制で評価され、得点に応じてビジネス英語力のレベルが判定されます。

日商ビジネス英語検定のスコア

スコア評価の目安
240〜300点洗練されたビジネスコミュニケーション力がある
150〜235点実践的なビジネスコミュニケーション力がある
80〜145点基本的なビジネスコミュニケーション力がある

日商ビジネス英語検定の難易度

現在は合格・不合格を判定する試験ではなく、300点満点のスコアでビジネス英語力を測定する試験です。そのため、「合格率〇%だから難しい」と判断する資格ではなく、取得したスコアによって難易度の感じ方が変わります。

試験はリスニングとリーディングで構成され、英文メール、会議、商談、社内外の連絡、海外取引など、実際のビジネス場面を想定した内容が中心です。一般的な英語力だけでなく、仕事で使われる表現や文脈を理解できるかが問われます。

基礎的な英語力がある人であれば、低〜中程度のスコアは狙いやすいですが、高得点を目指す場合は難易度が上がります。特に、限られた時間で英文の意図を素早く読み取る力や、ビジネス特有の言い回しに慣れているかが重要です。

英検やTOEICのように広く英語力を測る試験というより、ビジネス英語に特化した実践型の検定といえます。仕事で英語メールや英文資料に触れている人には取り組みやすい一方、ビジネス英語に慣れていない人は、専門用語や場面設定に戸惑う可能性があります。高スコアを狙うなら、英語力に加えて、ビジネス文書や海外取引の基本も押さえておくと安心です。

資格取得者に難易度を聞いた
  • 英文メールや会議の内容が中心なので、仕事で英語を使っている人なら比較的取り組みやすいと感じました。ただ、高スコアを狙うならスピードも必要です。(2025年受験)
  • 合否ではなくスコア制なので気軽に受けやすいですが、問題は思ったより実務寄りでした。ビジネス英語に慣れていないと少し難しく感じます。(2025年受験)
  • TOEICとは違い、仕事の場面を想定した表現が多い印象でした。英文メールや海外取引の基本を知っている人の方が有利だと思います。(2024年受験)
  • 試験時間が短めなので、ゆっくり考えている余裕はあまりありませんでした。英語力だけでなく、素早く内容を理解する力も必要です。(2024年受験)
  • 基礎英語ができればある程度は対応できますが、高いスコアを取るにはビジネス特有の語彙や表現への慣れが必要だと感じました。(2023年受験)

日商ビジネス英語検定の勉強法

どんな資格にでも言えることですが、問題の傾向を抑えておく必要があります。その点、日商ビジネス英語検定に関しては、日本商工会議所は発行している公式テキストがあるので、「形式・構成・出題傾向」に関しては、このテキストをしていればある程度把握できます。

ページ数が少なくボリュームも少ないので、公式テキスト1冊で勝負するのは難しいかもしれませんが、試験の全容をつかむのにはちょうど良いです。

日商ビジネス英語検定のお勧めテキスト

日本能率協会マネジメントセンター
¥2,490 (2026/04/25 13:13時点 | Amazon調べ)
\最大7.5%ポイントアップ!/
Amazon

就職で活かせる資格なのか

日商ビジネス英語検定は、就職や転職で一定のアピール材料になる資格です。

国家資格や業務独占資格ではないため、この資格を取得しただけで特定の専門職に就けるわけではありません。しかし、貿易会社や外資系企業、海外企業と取引のある会社など、英語を使う機会が多い職場では、ビジネス英語の力を示す材料として役立ちます。

また、一般企業でも、英文メールの作成や海外とのやり取りを行う英文事務・営業事務・貿易事務などの仕事では、評価につながる可能性があります。

ただし、現在の日商ビジネス英語検定は、従来のような1級・2級・3級の区分ではなく、スコアによってレベルが判定される方式です。そのため、就職や転職でアピールする場合は、単に「受験した」と伝えるだけでなく、取得したスコアや判定レベルをあわせて示すことが大切です。実務で英語を使う職種を目指すなら、できるだけ高いスコアを目指し、TOEICなど他の英語資格と組み合わせると、より説得力が増します。

収入面については、日商ビジネス英語検定に対して資格手当を設けている企業は多くありません。そのため、取得したからといってすぐに年収が大きく上がる資格ではありませんが、英語を使う仕事への応募時にはプラス材料になりやすい資格と言えるでしょう。

外資企業の採用担当者の意見

商社や貿易会社、海外取引のある企業・部署で働きたいのであれば、日商ビジネス英語検定は取得しておいて損のない資格だと思います。

この資格は、単なる英語力だけでなく、英文メールやビジネス文書、海外取引に関する知識など、実務に近い内容が問われるのが特徴です。そのため、当社では英語を使う職種に応募する方であれば、英検よりもビジネス現場での活用イメージがしやすい資格として評価しています。

もちろん、取得しているだけで採用が決まるわけではありませんが、学生や未経験者にとっては「ビジネス英語に関心を持って学んでいる」というアピールになります。就職活動で英語力を少しでも強みにしたい方は、積極的にチャレンジしてみる価値があるでしょう。

受験者の評価・評判

★★★★★
就職で有利になる

外資系企業に転職をするにあたり有利な資格だと思い取得しました。ビジネスにおいて実践的な英語力を証明することができる資格ですので、転職には有利だったと思います。
英語力を示す資格としてTOEICが人気ですが、実際のところTOEICはほぼ日常生活で実用的な英語力しか試されません。ビジネスの世界における実用的な英語力は試されませんので、転職にはこちらの資格を持っている方が強いです。

佐藤 40代会社員(2020年4月)

★★★☆☆
学生の自分には難しかった

外資系企業、または商社への就職を希望し、OB訪問をしたときにこの資格を取得すると強みになるとアドバイスをされて取得を目指しました。海外生活をしていたこともあり、TOEICはかなりの点数を持っているので安心していましたが、ビジネスの世界ではあまり通じないようです。
学習を始めたところ、やはりTOEICとは異なりビジネス用語、文書の作成などが多く、学生の自分には難しかったです。特に自分の苦手なライティングが重視されるので、苦労しました。2級はTOEIC600点レベルとのことだったのですが、実際にはそれ以上の英語力が必要だと感じました。

名無し 20代会社員(2018年7月)

★★☆☆☆
TOEICの勉強をした方が良い

高校の時に学校の先生から英語を使った仕事をしたいのであれば持っておいた方が就活で有利になるからと言われ2週間勉強して3級を取りました。
でも実際に就活をしていると面接担当者はそもそもこの資格の存在を知りませんでした。この資格を取る時間があるのであれば少しでもTOEICの点数を上げる勉強をした方が良いでしょう。

名無し 20代会社員(2018年2月)

資格を広めてくれると嬉しいです!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次