実用フランス語技能検定試験の難易度・合格率・日程など

語学の資格
実用フランス語技能検定(仏検)とは、「フランス語教育振興協会」が実施している、日常生活で使えるレベルのフランス語を問う試験で、試験を通じてフランス滞在や留学の際に役立つ知識を得ることができます。

試験は、実社会で通用するレベルの「1級」から、初歩的な日常的なフランス語を理解度を問うレベルの「5級」まで7段階存在します。

筆記試験と聞き取り試験で合否を判断し、準2級以上では別途、面接試験も行われます。

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基本情報

資格名 実用フランス語技能検定
評価
資格種別 民間資格
資格区分 1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級
受験資格 誰でも受験できます
試験場所 全国主要都市約40ヶ所
試験方法 【1級~準2級】筆記試験(一次試験)、個人面接試験(二次試験)
【3級~5級】筆記試験
免除科目 1次試験に合格して2次試験が不合格の場合、次季受験のみ2次試験から受験できます。
合格基準 【1次試験】おおよそ60%~70%の正解率
【2次試験】不明
受験料 【1級】12,000円【準1級】10,000円
【2級】8,000円【準2級】7,000円
【3級】5,500円【4級】4,500円
【5級】3,500円
登録・更新
問い合わせ 公益財団法人 フランス語教育振興協会

試験日程

6月中旬~7月中旬、11月中旬~翌1月下旬(年2回)

2018年度 秋季

【試験日】
<一次試験>2018年11月18日(日)
<二次試験>2019年1月27日(日)

【申込期間】
2018年9月1日〜10月17日

【合格発表】
試験の約1か月後を目途に発表

2019年度 春季

【試験日】
<一次試験>2019年6月16日(日)
<二次試験>2019年7月21日(日)

【申込期間】
2019年4月初旬~5月下旬(予定)

【合格発表】
試験の約1か月後を目途に発表

2019年度 秋季

【試験日】
<一次試験>2019年11月17日(日)
<二次試験>2020年1月26日(日)

【申込期間】
2019年9月下旬~10月下旬(予定)

【合格発表】
試験の約1か月後を目途に発表

試験内容

1級 (フランス語マスター)

【1次試験(150点)】

  • 筆記(9問):記述式、一部記号選択
  • 書き取り(1問)
  • 聞き取り(2問):語記入、記号選択

【2次試験(50点)】

  • 個人面接試験:与えられたテーマのなかから受験者が選んだものについての発表と討論
  • 評価基準:コミュニケーション能力とフランス語力を判定

【試験内容】

  • 読む:専門的かつ高度な内容の文章を、限られた時間の中で正確に読み取ることができる
  • 書く:与えられた日本語をフランス語としてふさわしい文に翻訳できる。
  • 聞く:ラジオやテレビのニュースの内容を正確に把握できる。
  • 話す:現代社会の問題について、自分の意見を論理的に述べ、相手と高度な議論が展開できる
  • 文法知識:文の書き換え、多義語の問題、前置詞、動詞の選択・活用などについて、きわめて高度な文法知識が要求される

準1級 (ビジネスレベル)

【1次試験(120点)】

  • 筆記(8問):記述式、一部記号選択
  • 書き取り(1問)
  • 聞き取り(2問):語記入、記号選択

【2次試験(40点)】

  • 個人面接試験:与えられたテーマのなかから受験者が選んだものについての発表と討論
  • 評価基準:コミュニケーション能力とフランス語力を判定

【試験内容】

  • 読む:一般的な内容の文章を十分に理解できるだけでなく、多様な分野の文章についてもその大意を理解できる
  • 書く:一般的な事がらについてはもちろんのこと、多様な分野についても、与えられた日本語を正確なフランス語で書き表すことができる
  • 聞く:一般的な事がらを十分に聞き取るだけでなく、多様な分野にかかわる内容の文章の大意を理解できる
  • 話す:身近な問題や一般的な問題について、自分の意見を正確に述べ、相手ときちんした議論ができる
  • 文法知識:文の書き換え、多義語の問題、前置詞、動詞の選択・活用などについて、かなり高度な文法知識が要求される

2級 (フランス語が使えるレベル)

【1次試験(100点)】

  • 筆記(7問):マークシート方式、一部記述式。
  • 書き取り(1題)
  • 聞き取り(2問):語記入、記号選択

【2次試験(30点)】

  • 個人面接試験:日常生活に関する質問に対して、自分の伝えたいことを述べ、相手と対話を行う
  • 評価基準:コミュニケーション能力とフランス語力を判定

【試験内容】

  • 読む:一般的な事がらについての文章を読み、その内容を理解できる
  • 書く:一般的な事がらについて、伝えたい内容を基本的なフランス語で書き表すことができる
  • 聞く:一般的な事がらに関する文章を聞いて、その内容を理解できる
  • 話す:日常的生活のさまざまな話題について、基本的な会話ができる
  • 文法知識:前置詞や動詞の選択・活用などについて、やや高度な文法知識が要求される

準2級 (一歩進んだフランス語レベル)

【1次試験(100点)】

  • 筆記(7問):マークシート方式、一部記述式(客観形式のほか、一部記述式を含む)
  • 書き取り(1題)
  • 聞き取り(2問):語記入、記号選択

【2次試験(30点)】

  • 個人面接試験:提示された文章を音読し、その文章とイラストについての簡単なフランス語の質問にフランス語で答える。フランス語での簡単な質疑応答
  • 評価基準:日常生活レベルの簡単なコミュニケーション能力とフランス語力を判定

【試験内容】

  • 読む:一般的な内容で、ある程度の長さの平易なフランス語の文章を理解できる。
  • 書く:日常生活における平易な文や語句を正しく書ける
  • 聞く:日常的な平易な会話を理解できる
  • 話す:簡単な応答ができる
  • 文法知識:基本的文法事項全般についての十分な知識

3級 (基礎の総まとめ)

【1次試験のみ(100点)】

  • 筆記(9問):マークシート方式、一部語記入
  • 聞き取り(3問):マークシート方式、一部語記入

【試験内容】

  • 読む:日常的に使われる表現を理解し、簡単な文による長文の内容を理解できる
  • 書く:日常生活で使われる簡単な表現や、基本的語句を正しく書くことができる
  • 聞く:簡単な会話を聞いて内容を理解できる
  • 文法知識:基本的文法知識全般。動詞については、直説法、命令法、定型的な条件法現在と接続法現在の範囲内

4級 (日常のフランス語レベル)

【1次試験のみ(100点)】

  • 筆記(8問):マークシート方式
  • 聞き取り(4問):マークシート方式、一部数字記入

【試験内容】

  • 読む:基礎的な単文の構成と文意の理解。基礎的な対話の理解
  • 聞く:基礎的な文の聞き分け、日常使われる基礎的応答表現の理解、数の聞き取り
  • 文法知識:基礎的な日常表現の単文を構成するのに必要な文法的知識

5級 (入門編)

【1次試験のみ(100点)】

  • 筆記(7題):マークシート方式
  • 聞き取り(4題):マークシート方式、一部数字記入

【試験内容】

  • 読む:初歩的な単文の構成と文意の理解、短い初歩的な対話の理解
  • 聞く:初歩的な文の聞き分け、挨拶等日常的な応答表現の理解、数の聞き取り
  • 文法知識:初歩的な日常表現の単文を構成するのに必要な文法的知識

受験者数・合格率

2017年度

受験者数 最終合格率
1級 658人 10.9%
準1級 1,310人 22.0%
2級(春) 1,438人 30.7%
2級(秋) 1,681人 28.3%
準2級(春) 1,452人 54.4%
準2級(秋) 1,770人 52.7%
3級(春) 2,596人 57.8%
3級(秋) 2,927人 50.3%
4級(春) 1,916人 73.0%
4級(秋) 3,134人 78.0%
5級(春) 1,423人 84.7%
5級(秋) 2,581人 89.0%

2016年度

受験者数 最終合格率
1級 646人 10.6%
準1級 1,382人 21.7%
2級(春) 1,577人 32.5%
2級(秋) 1,698人 30.3%
準2級(春) 1,651人 53.4%
準2級(秋) 1,850人 52.9%
3級(春) 2,607人 61.7%
3級(秋) 2,959人 53.6%
4級(春) 1,993人 81.6%
4級(秋) 2,877人 72.7%
5級(春) 1,318人 82.2%
5級(秋) 2,393人 87.2%

試験の難易度

勉強時間の目安

  • 1級:600時間以上
  • 準1級:500時間以上
  • 2級:400時間以上
  • 準2級:300時間以上
  • 3級:200時間以上
  • 4級:100時間以上
  • 5級:50時間以上

全く知識が無い場合、3級でも200時間以上の勉強時間が必要になります。

試験の勉強

英語に比べるとマイナーな言語になるので、出版されている問題集や参考書の数が限られます。

フランス語教育振興協会のホームページに勉強法が掲載されているので参考にしてみて下さい。

勉強法 実用フランス語技能検定 勉強法
テキスト 実用フランス語技能検定 公式ガイドブック
問題集 実用フランス語技能検定 実施問題

資格を活かせる仕事

実用フランス語技能検定、通称「仏検」の資格は客観性を備えた試験とみなされているので、大学入学試験の際の認定条件として認められています。又、大学で交換留学を希望する際、学内選考の必要条件となる場合が増えています。

フランス語は世界29ヶ国で話されている言語です。留学先もフランスに限らないので、活躍の場が広がります。

又、留学だけでなく、フランス語の翻訳や通訳の仕事にも役立ちます。

特に1級合格者は、日本政府観光局が実施している国家資格「通訳案内士」に於いて、筆記試験が免除される特典があります。通訳を目指している人なら、是非頑張って1級を取りましょう。

また、オリンピックでは英語と共にフランス語も公用語となっているので、オリンピックで働いたりボランティア活動をしたいと希望している人も、仏検を取っていると役立ちます。

合わせてチェックしたい資格

通訳案内士 日本に訪れる外国人を対象に通訳するための資格!フランス語も選択できる
翻訳実務検定 産業翻訳者として即戦力として実力を発揮できる!フランス語も選択できる

受験者の口コミ

まだありません。

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