JTA公認翻訳専門職資格試験は、一般社団法人日本翻訳協会(JTA)が実施する、翻訳者としての総合的な専門能力を評価する民間資格試験です。
英語・中国語の翻訳能力に加え、翻訳IT、業務管理、専門分野の知識などが問われます。所定の4科目に合格し、2年以上の翻訳実務経験について審査を通過すると、JTA公認翻訳専門職に認定されます。プロの翻訳者として活動する方の技能証明に役立つ資格です。
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目次
基本情報
| 資格種別 | 民間資格 |
| 資格区分 | なし。試験では科目ごとに級・グレードが判定されますが、最終的に認定される翻訳専門職資格そのものには級別区分はありません。 |
| 受験資格 | なし。 ただし、JTA公認翻訳専門職としての認定には、2年以上の翻訳実務経験が必要 |
| 試験日 | 年4回程度実施(3月・6月・9月・12月) |
| 試験方法 | 自宅オンライン |
| 試験内容 | 翻訳文法技能、翻訳IT技能、翻訳マネジメント技能の3科目に加え、出版翻訳・ビジネス翻訳・中国語翻訳から専門分野の1科目を選択します。 語学力だけでなく、翻訳支援技術や情報検索、業務管理に関する知識を評価します。 |
| 合格点・合格基準 | 翻訳文法技能・翻訳IT技能・翻訳マネジメント技能の3科目と、専門分野から選択する1科目の計4科目すべてに合格し、2級以上を取得する必要があります。 さらに、2年以上の翻訳実務経験について実績審査に合格することで、JTA公認翻訳専門職に認定されます。 |
| 免除科目 | 科目合格制度があります。合格済みの科目は有効期間内であれば再受験する必要はありません。 ただし、最初に2級以上を取得した試験から5年以内に、認定に必要な4科目をそろえる必要があります。 |
| 試験場所 | 自宅など、インターネットに接続できる環境 |
| 受験料 | 英語部門:1科目5,500円、2科目11,000円、3科目16,500円。JTAメンバーズ会員・学生は1科目4,400円、2科目8,800円、3科目13,200円 中国語部門:1科目2,750円、2科目8,250円、3科目13,500円。JTAメンバーズ会員・学生は1科目2,200円、2科目6,600円、3科目11,000円 |
| 登録・更新 | 4科目の合格と翻訳実務経験の審査を通過すると、JTA公認翻訳専門職として認定 |
| 問い合わせ | 一般社団法人日本翻訳協会(JTA) |
| おすすめ対象者 |
試験日程
2026年度
| 試験区分 | 試験日 | 申込締切 |
|---|---|---|
| 第72回 | 9月5日(土) | 9月1日 |
| 第73回 | 12月5日(土) | 12月1日 |
| 第74回 | 2027年3月6日(土) | 2027年3月2日 |
上記は翻訳文法・翻訳IT・翻訳マネジメント技能試験の日程です。
認定に必要な翻訳専門技能試験は、選択する分野によって別の日程で実施されます。
難易度
JTA公認翻訳専門職資格試験の難しさは、優れた翻訳能力を持っているだけでは資格取得に結び付かない点にあります。一般的な翻訳検定では訳文の正確さや表現力が評価の中心となりますが、この資格では翻訳者として仕事を進めるための幅広い能力が必要です。そのため、長年翻訳を学んでいる方でも、普段の業務で触れる機会が少ない分野では苦戦する可能性があります。
特に難しいのが、翻訳者としての専門性と、業務全体を管理する能力を両立させることです。例えば、翻訳そのものは得意でも、翻訳支援ツールの仕組みや情報管理、納品までの工程に関する理解が十分でなければ、苦手分野が生まれます。個人で翻訳を行ってきた方と、翻訳会社などで複数人の案件に携わってきた方では、得意分野に違いが出やすいでしょう。
また、翻訳する言語や専門分野によっても難しさは変わります。金融・法務・医学・出版などでは、正確な語学力に加え、それぞれの業界で使われる表現や慣習への理解が欠かせません。専門分野を選べることは利点ですが、得意な言語であっても、実際の仕事で使われる文章に慣れていなければ、高い評価を得ることは容易ではありません。
さらに、試験で求められる知識と、現場で培われる判断力には違いがあります。顧客の要望を把握したり、品質と納期のバランスを考えたりする能力は、参考書を読むだけでは身に付きにくい部分です。
この資格は、翻訳をこれから始める初心者よりも、一定の語学力と専門知識を持つ方に適しています。経験の浅い方は、まず得意分野の翻訳力を高め、その後にITや業務管理へと学習範囲を広げる方が取り組みやすいでしょう。
総合的に見ると、JTA公認翻訳専門職資格試験は、翻訳技術だけに偏らず、翻訳者としての幅広い能力をバランスよく身に付けているかが難易度を左右する資格です。
特に難しいのが、翻訳者としての専門性と、業務全体を管理する能力を両立させることです。例えば、翻訳そのものは得意でも、翻訳支援ツールの仕組みや情報管理、納品までの工程に関する理解が十分でなければ、苦手分野が生まれます。個人で翻訳を行ってきた方と、翻訳会社などで複数人の案件に携わってきた方では、得意分野に違いが出やすいでしょう。
また、翻訳する言語や専門分野によっても難しさは変わります。金融・法務・医学・出版などでは、正確な語学力に加え、それぞれの業界で使われる表現や慣習への理解が欠かせません。専門分野を選べることは利点ですが、得意な言語であっても、実際の仕事で使われる文章に慣れていなければ、高い評価を得ることは容易ではありません。
さらに、試験で求められる知識と、現場で培われる判断力には違いがあります。顧客の要望を把握したり、品質と納期のバランスを考えたりする能力は、参考書を読むだけでは身に付きにくい部分です。
この資格は、翻訳をこれから始める初心者よりも、一定の語学力と専門知識を持つ方に適しています。経験の浅い方は、まず得意分野の翻訳力を高め、その後にITや業務管理へと学習範囲を広げる方が取り組みやすいでしょう。
総合的に見ると、JTA公認翻訳専門職資格試験は、翻訳技術だけに偏らず、翻訳者としての幅広い能力をバランスよく身に付けているかが難易度を左右する資格です。
JTA公認翻訳専門職
★★★☆☆
勉強時間の目安:約350時間
※勉強時間は、関連する知識や実務経験がない方が、合格を目指して学習する場合のおおよその目安です。学習経験や理解度、学習方法などによって必要な時間は異なります。
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