産業翻訳に従事する翻訳者の育成と新たな人材の発掘を目的として実施されている試験です。
ネット試験になるのでネット環境が整っていれば自宅で受験することも可能です。
1級から3級は実用レベルに設定されているので、翻訳のプロを目指したい方にお勧めの資格です。
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JTFの基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 英語・外国語 |
資格区分 | 1級(英日翻訳・日英翻訳)、2級(英日翻訳・日英翻訳)、3級(英日翻訳・日英翻訳)、4級、5級 |
受験資格 | なし |
試験日程 | 1月下旬、7月中旬(年2回) |
試験方法 | インターネット試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 自宅などインターネット環境が整っている場所 |
受験料 | 【実用レベル2科目】16,500円 【実用レベル1科目】11,000円 【4級・5級併願】11,000円 【基礎レベル4級】6,600円 【基礎レベル5級】5,500円 ※JTF・NIPTA会員は割引あり |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般財団法人 日本翻訳連盟 |
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JTFの試験日
2019年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2020年1月25日(土) | 10月21日~1月14日 | 3月20日 |
JTFの試験内容
実用レベルは、各級共通で6分野あり「政経・社会」「科学技術」「金融・証券」「医学・薬学」「情報処理」の中から1分野を選択します。
翻訳の完成度に応じて、1-3級または不合格を判定します。
JTFの受験者数・合格率
2021年度試験(第74回・第75回)
区分 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
1級(英日) | 1.2% | |
2級(英日) | 520人 | 5% |
3級(英日) | 16% | |
1級(日英) | 4.7% | |
2級(日英) | 321人 | 7% |
3級(日英) | 16% | |
4級 | 138人 | 53% |
5級 | 122人 | 53% |
受験データ(2018年度)
JTFの難易度
基礎レベルの試験は、高校卒業までの英単語でほとんど構成されるのに対し、実用レベルの試験はより実務的に変化するため難易度はかなり高くなります。
試験では6分野から1つ選択し翻訳の完成度に応じて1級~3級又は合否が判定されるのですが、1級は翻訳の専門家として認定されるレベルです。
1級はTOIEC800点台の英語力を持っていても合格することは容易ではないので、どれだけ語学力に自信がある方でも、まずは3級辺りからチャレンジすることをオススメします。
オンラインで受験でき、気軽な試験という面はありますが、かなり難易度の高い試験ということが分かります。
JTFの勉強法
実施団体より公式問題集が出版されていますので、繰り返し学習して試験の概要を理解しよう。
JTFのテキスト
解説内容が分かりやすい
試験テキストでは無いけど翻訳の基礎を学ぶのに最適
JTFを活かせる仕事
この資格を取得することで翻訳家としての道は開きますが、翻訳家の多くがフリーランスとして働いているので、会社勤めのハードルは少々高いのが現状です。
収入に関しては、フリーランスとして働く場合に関しては、翻訳内容により単価が変わるので、仕事の量や質で大きく収入が変わります。翻訳家一本で生計を立てている人は少なく、本業が他にあって副業レベルで働いている人の方が多いです。