インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーター試験とは

どの様な空間で住生活をしたいのかをお客さんとヒアリングして、より快適に暮らせるようにアドバイスを行うスペシャリストで、ライフスタイルに合った住空間に導きます。
インテリアコーディネーターになるには、インテリアや商品に関する幅広い知識が必要になります。
インテリアコーディネーターは税理士や看護士の様に業務独占資格ではありませんので、資格を取得しなくても業務は行うことができます。
しかし、インテリア企業では認知度の高い資格になりますので、就職や転職に有利に進める為にも取得しておきたい資格の一つと言えるでしょう。
ちなみに、受験者の8割が女性で、10代~20代の若い世代に人気のある資格なのが特徴です。

目次

インテリアコーディネーターの基本情報

資格種別民間資格
ジャンル建築・不動産
資格区分なし
受験資格
一次試験は特になし。年齢・性別・国籍・学歴・職業・経験を問わず受験可能。二次試験は、過去3年以内に一次試験に合格している人が対象
試験日程年1回。一次試験は例年9月〜10月ごろ、二次試験は例年12月ごろに実施
試験方法一次試験はCBT方式、二次試験は筆記形式で実施
免除科目一次試験に合格した人は、次年度から3年間、申請により一次試験が免除されます
試験場所一次試験は全国のCBT試験会場、二次試験は北海道・岩手県・宮城県・群馬県・東京都・愛知県・石川県・大阪府・広島県・香川県・福岡県・沖縄県などの指定試験地
受験料基本タイプ:14,850円(税込)/一次試験のみ:11,550円(税込)/二次試験のみ:11,550円(税込)
登録・更新二次試験に合格し、登録手続きを行うことでインテリアコーディネーターとして登録されます。初回登録料は14,300円(税込)。登録後は資格取得5年目・10年目・15年目以降に更新手続きが必要
問い合わせ公益社団法人 インテリア産業協会
関連資格キッチンスペシャリスト
インテリアプランナー
エクステリアプランナー
カラーコーディネーター

インテリアコーディネーターの試験日

2026年度試験

試験日申込期間合格発表
一次試験:9月15日~10月15日
二次試験:12月6日
7月15日~8月31日一次試験:11月中旬予定
最終:2月中旬予定

インテリアコーディネーターの試験内容

一次試験と二次試験で構成されています。一次試験では、インテリアに関する歴史、計画、家具、設備、材料、構法、法規、販売、コンサルティングなどの知識が問われます。

二次試験では、プレゼンテーションと論文が出題されます。与えられた条件を読み取り、住空間やインテリアの提案内容を図面・文章で表現する力が必要です。インテリアの美しさだけでなく、暮らしやすさ、安全性、機能性、材料や設備の選定理由まで整理できることが求められます。

出題範囲

二次試験

プレゼンテーションと論文で構成されています。プレゼンテーションでは、平面図、家具配置図、立面図、アイソメ図、パース、仕上げ表などを使い、課題条件に合ったインテリア計画を表現します。

論文では、住まい方、空間提案、素材選定、設備、照明、家具、色彩、バリアフリー、環境配慮などについて、課題に沿って文章で説明します。条件を正しく読み取り、提案の意図を分かりやすくまとめる力が重要です。

インテリア計画と歴史

インテリアの歴史、住空間の変化、住宅様式、室内計画、生活行動、空間構成などが問われます。

住まい手のライフスタイルや家族構成に合わせて、居室、収納、動線、家具配置、照明、色彩を計画するための基本知識を理解しておく必要があります。

インテリアエレメント

家具、カーテン、照明器具、床材、壁材、天井材、建具、住宅設備、キッチン、浴室、トイレ、収納などが出題されます。

各エレメントの種類、特徴、寸法、使い方、メンテナンス性、空間への影響を整理しておくことが大切です。

構造・構法・材料

建築構造、内装構法、下地、仕上げ、木材、石材、金属、ガラス、プラスチック、塗料、接着剤などが問われます。

インテリア計画では、見た目だけでなく、材料の性質や施工方法、耐久性、安全性を理解しておく必要があります。

環境・設備

照明、空調、換気、給排水、音、熱、湿気、採光、断熱、省エネルギー、バリアフリーなどが出題されます。

快適な室内環境をつくるために、設備の仕組みや環境条件を理解し、空間提案に反映できることが重要です。

法規・制度

建築基準法、消防法、バリアフリー関連法規、住宅品質、消費者保護、契約、表示など、インテリア業務に関係する法令や制度が問われます。

提案内容が安全性や法令に反しないよう、内装制限、防火、避難、換気、採光、シックハウス対策などを整理しておく必要があります。

販売・コンサルティング

顧客対応、ヒアリング、提案、見積り、契約、施工管理、アフター対応、インテリア商品の販売などが出題されます。

顧客の要望を整理し、予算や条件に合わせて適切な商品・空間を提案するための実務知識が必要です。

試験科目と出題数

一次試験はCBT方式で実施されます。出題形式は多肢選択式で、インテリアに関する幅広い知識が問われます。

二次試験は、プレゼンテーションと論文で実施されます。プレゼンテーションでは図面や着彩を含む表現、論文では課題条件に沿った文章記述が求められます。

一次試験に合格した人が二次試験を受験できます。一次試験に合格し、二次試験に不合格だった場合は、一定期間、一次試験免除の対象になります。

合格基準

合格基準は、一次試験・二次試験ともに試験回ごとに判定されます。固定の合格点が明確に公表される形式ではありません。

一次試験では、インテリアに関する知識を幅広く正確に理解しているかが問われます。二次試験では、課題条件を読み取り、住空間の提案を図面と文章で分かりやすく表現できるかが評価されます。

インテリアコーディネーターの受験者数・合格率

一次試験

年度受験者数合格者数合格率
2025年度6,023人2,049人34.0%
2024年度6,619人2,192人33.1%
2023年度7,746人2,713人35.0%
2022年度8,669人2,969人34.2%
2021年度9,640人3,166人32.8%

二次試験

年度受験者数合格者数合格率
2025年度2,870人1,623人56.6%
2024年度3,181人1,767人55.5%
2023年度3,577人2,034人56.9%
2022年度3,795人2,193人57.8%
2021年度3,951人2,334人59.1%

最終結果

年度資格取得対象受験者数合格者数合格率
2025年度6,387人1,623人25.4%
2024年度7,101人1,767人24.9%
2023年度8,156人2,034人24.9%
2022年度8,943人2,193人24.5%
2021年度9,935人2,334人23.5%

インテリアコーディネーターの難易度

インテリアコーディネーター試験は、インテリアや住宅、家具、内装に関心がある人でも、しっかり学習時間を確保する必要がある試験です。一次試験では幅広い知識、二次試験では論文とプレゼンテーション力が求められるため、暗記だけでなく、空間提案としてまとめる力も必要になります。

難しさの理由は、出題範囲が広いことです。インテリア計画、家具、照明、内装材、住宅設備、建築構造、法規、環境、歴史、販売・契約など、住空間に関わる内容を幅広く学ぶ必要があります。家具や色彩に興味がある人でも、建築構造や設備、法規などの分野は別途対策が必要になりやすいでしょう。

一次試験では、用語や知識を正確に覚えるだけでなく、素材の特徴や設備の役割、空間計画の考え方を理解しておくことが大切です。似た用語や建材、設備の違いを整理できていないと、選択肢で迷いやすくなります。

二次試験では、与えられた条件を読み取り、住まい手に合った空間提案として表現する力が問われます。論文では提案の意図を分かりやすく説明する力、プレゼンテーションでは図面やパース、着彩などを使って空間を伝える力が必要です。知識があっても、時間内に形にする練習をしていないと苦労しやすいでしょう。

インテリア、住宅、リフォーム、家具販売、設計補助などに関わっている人は、実務と結びつけながら学習しやすい資格です。初学者の場合は、一次試験で幅広い基礎知識を固め、二次試験では図面表現や論文作成の練習を繰り返すことが合格につながります。

インテリアコーディネーターの勉強法

一次試験では、インテリアの歴史、家具、内装材、照明、色彩、住宅構造、設備、関連法規などをバランスよく学ぶ必要があります。暗記量が多いため、テキストを読んだ後は過去問や演習問題を繰り返し解き、頻出分野を重点的に復習すると効率的です。

二次試験では、プレゼンテーションと論文への対策が必要です。図面作成、家具配置、着彩、提案文の作成など、知識を実際の空間提案に落とし込む力が求められるため、早めに手を動かして練習を始めましょう。

特に二次試験は、作図スピードと提案内容の分かりやすさが重要です。課題条件を正確に読み取り、生活動線、家具寸法、色彩計画、照明計画などを整理しながら、時間内に仕上げる練習を重ねる必要があります。

インテリアコーディネーター試験は、知識量だけでなく提案力も問われる試験です。一次試験はテキストと過去問で基礎を固め、二次試験は作図・着彩・論文の練習を繰り返し、住まい手に合った空間を提案できるように準備する勉強法がおすすめです。

資格を活かせる仕事

ハウスメーカー、住宅会社、リフォーム会社、インテリアショップ、家具メーカー、カーテン・照明・内装材メーカー、ショールームアドバイザー、設計事務所、工務店、マンション販売会社などがあります。特に、住宅の内装提案、家具・照明・カーテンの選定、リフォーム相談、モデルルームのコーディネート、ショールームでの接客提案などでは、資格で学んだ知識を活かしやすいでしょう。

インテリアの提案では、見た目の美しさだけでなく、生活動線、使いやすさ、予算、家族構成、色や素材の組み合わせ、照明計画などを考える必要があります。お客様の希望を聞き取り、具体的な空間として形にする力が求められるため、接客力や提案力も重要になります。

インテリアコーディネーターは、住宅・インテリア業界では比較的認知度のある資格です。未経験者にとっても、インテリア分野への関心や基礎知識を示す材料になります。ただし、資格だけで就職・転職が必ず有利になるわけではなく、実務では提案経験、商品知識、図面の理解、CAD・パース作成、接客経験なども重視されます。

インテリアコーディネーター試験は、住宅やリフォーム、家具・内装・ショールーム関連の仕事を目指す人に向いています。建築士、キッチンスペシャリスト、福祉住環境コーディネーター、カラー関連資格などと組み合わせることで、住まいづくりや空間提案の分野でより活かしやすくなるでしょう。

受験者の口コミ評判

タップ(クリック)で口コミが見れます

成人女1受験したキッカケ
4.0 恵理子 30代主婦

私がインテリアコーディネーターを取得しようと思ったきっかけは、インテリアが好きで仕事にしてみたいと思ったからです。
今はインテリアの仕事をしていませんが、インテリア関係の会社の面接に応募した時は、資格のおかげで書類審査は通過しました。資格試験で学んだ知識は、自分の部屋のインテリアのコーディネートにも役に立っていると思います。難易度は少し難しいと思いました。(2018年11月)

資格を広めてくれると嬉しいです!
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