翻訳実務検定(TQE) – 難易度・合格率・日程など

翻訳実務検定(TQE)は、株式会社サン・フレアが実施する、産業翻訳の実務能力を評価する民間資格です。

英語をはじめとする複数の言語に対応しており、IT・医学・薬学・金融・特許などの専門分野で翻訳力を測定します。試験は自宅から受験でき、3級以上の認定を受けると「翻訳実務士」の資格が授与されます。

翻訳者としての就職や転職、フリーランスとして活動したい方に役立つ検定です。

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目次

基本情報

資格種別
民間資格
資格区分
1級、2級、3級、4級、5級
受験資格
なし
試験日
年3回実施(6月・10月・2月)
試験方法
自宅オンライン
試験内容
英語・中国語・韓国語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・ロシア語の7言語に対応しており、日本語への翻訳または外国語への翻訳を行います。
英語ではIT、電気、機械、医学・薬学、化学、環境、特許、金融・経済、法務・契約書、時事・新聞、文芸など、15分野19科目が設定されています。実施される言語や科目は試験回によって異なります。
受験者は指定された試験期間内に問題と答案ファイルをダウンロードし、翻訳した文章を提出します。課題の分量は、英語から日本語への翻訳で原文約700語、日本語から外国語への翻訳で原文約2,000文字が目安です。辞書やインターネットによる調査も利用できます。
合格点・合格基準
1級:90~100点、2級:80~89点、3級:70~79点、4級:60~69点、5級:50~59点。3級以上(70点以上)が合格となり、「翻訳実務士」に認定されます。50点未満は級の認定対象外です。
免除科目
なし
試験場所
自宅などインターネット環境のある場所
受験料
1言語1科目につき通常9,900円、早期申込8,900円(税込)。複数科目を受験する場合は、それぞれに受験料が必要。
登録・更新
3級以上の合格者は「翻訳実務士」として認定され、株式会社サン・フレアへの翻訳者登録を申請できます。
問い合わせ株式会社サン・フレア
おすすめ対象者
大学生・専門学生社会人全般

試験日程

2026年度

試験区分試験期間申込期間成績発表
第110回6月4日(木)~8日(月)4月13日~5月28日7月28日
第111回10月1日(木)~5日(月)8月10日~9月24日11月25日
第112回2027年2月4日(木)~8日(月)12月14日~2027年1月28日2027年3月30日

試験期間内に答案を提出する方式です。申込期間には早期申込期間を含みます。

難易度

外国語の文章を正確に読み取るだけでは十分ではなく、その意味を自然な日本語や外国語で表現する能力が重要になります。語学試験で高い成績を持っている方でも、翻訳特有の技術を身に付けていなければ、上位級の認定を受けることは容易ではありません。
特に難しいのは、原文の意味を正確に理解しながら、読み手にとって違和感のない文章に仕上げる点です。単語を置き換えるだけの直訳では不自然になりやすく、一方で自由に表現しすぎると原文の意図から離れてしまいます。内容の忠実さと文章としての自然さを両立させる判断力が求められます。
また、産業翻訳では専門知識も大きな影響を与えます。ITや医学、金融などの分野では、同じ単語でも一般的な文章とは異なる意味で使われる場合があります。専門用語を理解することに加え、その業界で一般的に使われる表現を選択できるかどうかも、翻訳の完成度を左右します。
1級
★★★★☆
勉強時間の目安:約800時間
3級
★★★☆☆
勉強時間の目安:約300時間
4級
★★☆☆☆
勉強時間の目安:約150時間
5級
★☆☆☆☆
勉強時間の目安:約80時間

※勉強時間は、関連する知識や実務経験がない方が、合格を目指して学習する場合のおおよその目安です。学習経験や理解度、学習方法などによって必要な時間は異なります。

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