タイピング技能検定とは
キーボード入力の正確さや速さを評価する検定試験です。ローマ字入力によるタイピング技能を客観的に確認できるため、パソコン操作の基礎力を身につけたい人や、仕事で文字入力を行う人に向いています。
級は8級から特級まで用意されており、初心者から上級者まで自分のレベルに合わせて受験できます。8級は無料で受験できるため、まずは自分のタイピング力を試したい人にも取り組みやすい検定です。
タイピングは、事務職、データ入力、ライティング、プログラミング、日常的なパソコン作業など幅広い場面で役立ちます。入力速度だけでなく正確性も重要になるため、パソコンスキルの基礎を固めたい学生や社会人におすすめの検定といえるでしょう。
タイピング技能検定の基本情報
| 資格種別 | 民間資格 |
| ジャンル | IT・パソコン |
| 資格区分 | 特級、1級、2級、3級、4級、5級、6級、7級、8級 |
| 受験資格 | なし |
| 試験日程 | 24時間受験可能 |
| 試験方法 | IBT方式。パソコンで受験するタイピング実技試験 |
| 免除科目 | なし |
| 試験場所 | 自宅などインターネット環境がある場所 |
| 受験料 | 特級〜3級:4,400円/4級・5級:3,300円/6級・7級:2,200円/8級:無料 |
| 登録・更新 | なし |
| 問い合わせ | タイピング技能検定イータイピング・マスター事務局 |
| 関連資格 | 日商PC検定 ホームページ作成検定 ITパスポート P検 |
タイピング技能検定の試験内容
キーボード入力の速さと正確さを客観的に評価する検定試験です。正式には「タイピング技能検定 イータイピング・マスター」といい、Web上で24時間受験できます。
級は特級・1級・2級・3級・4級・5級・6級・7級・8級の9段階です。初心者向けの級から、実務でも高い入力スピードが求められる上級レベルまで用意されています。試験はすべてWeb上で実施され、試験終了後すぐに画面上で合否結果を確認できます。
出題範囲
単キー
アルファベットや記号など、1文字単位のキー入力が問われます。キーボードの位置を正確に覚えているか、基本的なキー操作ができるかを確認する内容です。
かな
ひらがなを正確に入力する力が問われます。日本語入力の基礎として、文字を見て素早く正しく入力できるかが評価されます。
単語
短い単語を入力する問題です。入力スピードだけでなく、変換や打ち間違いを減らす正確性も重要になります。
短文
短い文章を入力する問題です。単語ごとの入力だけでなく、文章としてスムーズに入力できるかが問われます。
長文
まとまった文章を入力する問題です。上位級では長文入力のスピード、正確性、集中力が求められます。
試験科目と出題数
試験は、各級ごとに指定された3種類の試験科目で構成されます。出題科目は級によって異なり、「単キー」「かな」「単語」「短文」「長文」の中から3科目が出題されます。
検定区分は特級から8級までの9段階です。8級・7級・6級は基礎的なキー入力やかな入力が中心で、級が上がるにつれて単語、短文、長文の入力能力が重視されます。
合格基準
合格するには、各級で出題される3種類すべての試験科目において、合格ポイント以上のスコアを取る必要があります。1科目でも基準に届かない場合は不合格になります。
タイピング技能検定の受験者数・合格率
受験者数や合格率は、公式には公表されていません。
タイピング技能検定の難易度
タイピングの速さと正確さを確認する検定なので、普段からパソコンを使って文字入力に慣れている人であれば、下位級はそれほど難しくありません。特に、キーボードの位置をある程度覚えていて、ローマ字入力に慣れている人であれば、基礎レベルの級は比較的取り組みやすいでしょう。
一方で、上位級になると単に文字を打てるだけでは足りません。初見の文章を正確に読み取りながら、ミスを抑えて素早く入力する力が求められます。普段の入力が自己流だったり、スピードはあってもミスが多かったりする人は、思ったより難しく感じる可能性があります。
特に1級や特級は、タイピングにかなり慣れている人向けのレベルです。日常的にパソコンを使っているだけでは届きにくい場合もあり、正確性とスピードの両方を意識した練習が必要になります。
総合的に見ると、タイピング技能検定は下位級であれば初心者でも挑戦しやすい資格です。ただし、上位級を目指す場合は、ただ速く打つだけでなく、初見の文章を落ち着いて正確に入力する力を高めておく必要があります。無料の模擬試験なども活用しながら、自分のレベルに合った級から挑戦するとよいでしょう。
タイピング技能検定の勉強法
まずは公式サイトの無料模擬試験を受けて、現在の実力と目標級との差を確認しましょう。模擬試験は各級ごとに用意されており、受験級選びの参考にもなります。
勉強法としては、毎日短時間でもよいので継続してタイピング練習を行うことが大切です。イータイピングでは無料のタイピング練習ができるため、基本の指使いやローマ字入力に不安がある方は、まず練習メニューで基礎を固めましょう。
タイピングは、速さだけでなくミスを減らすことも重要です。自己流で無理に速く打つよりも、ホームポジションを意識し、正しい指使いで正確に入力する練習を重ねる方が、結果的にスコアは伸びやすくなります。
慣れてきたら、目標級の模擬試験を繰り返し受け、本番と同じ形式に慣れておきましょう。苦手なキーやミスしやすい文字を確認し、そこを重点的に練習すると効率よく上達できます。
独学でも十分に対策できますが、短期間で上達したい方は、パソコン教室やタイピング練習ソフトを活用するのも一つの方法です。基本的には、模擬試験で実力を確認しながら、正確さとスピードを少しずつ高めていくことが合格への近道です。
タイピング技能検定を活かせる仕事
実社会の中では、ほとんどの仕事でパソコンを使って業務をします。タイピングはパソコン操作の基本になりますが、タイピングが出来ない人も多いのが実情です。
社会人にとってはタイピング技能をスキルアップしていくことは仕事をより速くこなしていくためには欠かせないのです。
と言っても、この資格を取得したからと言って就職や転職に有利になるとは考えにくいです。

