ホームページ作成検定とは
ホームページ作成に必要な基本的な知識や、パソコンソフトを使ったWebページ作成能力を評価する検定試験です。HTMLやページ構成、画像やリンクの配置など、Webページを作るための基礎的なスキルを確認できます。
試験は実技形式で行われるため、ホームページ作成の知識だけでなく、パソコン操作や入力作業に慣れていることも大切です。Web制作を本格的に仕事にするには、デザイン力やコーディング力、制作実績も必要になりますが、基礎学習の入口として活用しやすい検定です。
学生やパソコン学習者、Webページ作成の基本を身につけたい人に向いています。就職で強く評価される専門資格というより、ホームページ作成の基礎力を確認するための検定といえるでしょう。
ホームページ作成検定の基本情報
| 資格種別 | 民間資格 |
| ジャンル | IT・パソコン |
| 資格区分 | 1級、2級、3級、4級 |
| 受験資格 | なし |
| 試験日程 | 年4回、例年7月・10月・12月・2月頃 |
| 試験方法 | 実技試験。HTML・CSSなどを使ったホームページ作成 |
| 免除科目 | なし |
| 試験場所 | 学校、専門学校、パソコン教室などの指定会場 |
| 受験料 | 1級:3,300円/2級:2,800円/3級:2,300円/4級:1,800円 |
| 登録・更新 | なし |
| 問い合わせ | 日本情報処理検定協会 |
| 関連資格 | ウェブデザイン技能検定 ネットショップ実務士 SEO検定 ネットマーケティング検定 |
ホームページ作成検定の試験日
2026年度試験
| 試験日 | 申込期間 |
|---|---|
| 7月12日(日) | 5月29日~6月11日 |
| 10月11日(日) | 9月2日~9月15日 |
| 12月13日(日) | 10月30日~11月12日 |
| 2月28日(日) | 1月15日~1月28日 |
ホームページ作成検定の試験内容
文字や画像の配置、リンク設定、表の作成、スタイルシートの設定など、Webページを作成するための基本的な技能が問われます。知識問題ではなく、実際にパソコンを使ってホームページを作成する実技型の試験です。
出題範囲
HTMLの基本
見出し、段落、改行、リスト、表、リンク、画像の挿入など、Webページを構成するための基本的なHTMLタグの使い方が問われます。指定された条件に合わせて、正しくページを作成できるかが重要です。
CSSの設定
文字の色や大きさ、背景色、余白、配置、枠線など、スタイルシートを使ってページの見た目を整える技能が問われます。HTMLで構造を作り、CSSでデザインを調整する基本的な流れを理解しておく必要があります。
ファイル管理
作成したHTMLファイルやCSSファイル、画像ファイルを、指定されたフォルダー内に正しく保存する力も評価されます。ファイル名や保存場所を間違えると減点対象になるため、作業後の確認も大切です。
ページ全体の完成度
指定されたレイアウトや処理条件に沿って、ページ全体を完成させる力が問われます。タグやスタイルの知識だけでなく、時間内に指示どおりのWebページを仕上げる実践力が必要です。
試験科目と出題数
試験は実技試験のみで実施されます。級は1級・2級・3級・4級に分かれており、1級・2級・3級の試験時間は30分、4級の試験時間は20分です。
試験では、問題の処理条件に従ってWebページを作成し、指定されたフォルダー内に保存します。出題一覧表やスタイルシートのプロパティ表は、試験への持ち込みが可能とされています。
合格基準
合格基準は、100点満点中80点以上です。試験時間内に処理条件どおりのページを完成させ、指定フォルダー内に保存した答案を対象に、減点方式で採点されます。
ホームページ作成検定の受験者数・合格率
受験者数、合格率共に非公開
ホームページ作成検定の難易度
日本情報処理検定協会のホームページで公開されている試験内容を見る限り、他の本格的なWeb制作系資格と比べると、難易度はかなり低めです。HTMLやCSSの基礎を確認する実技寄りの検定なので、すでに自分でHTMLを打ち込んで簡単なホームページを作成したことがある人であれば、比較的スムーズに対策できるでしょう。
4級・3級は、ホームページ作成の入門レベルとして取り組みやすい内容です。Web制作の実務経験がなくても、HTMLの基本的な書き方やページ作成の流れを理解していれば、十分合格を目指せるレベルといえます。
2級以上になると、CSSを使ったデザイン調整も必要になるため、少し難易度は上がります。ただし、難関資格というほどではなく、実際に手を動かしてページを作成する練習をしておけば対応しやすい試験です。
総合的に見ると、ホームページ作成検定は、Web制作資格の中ではかなりチャレンジしやすい資格です。HTMLやCSSを基礎から学びたい人や、学校で学んだホームページ作成スキルを確認したい人に向いており、1か月程度しっかり練習すれば十分合格を狙える試験といえるでしょう。
ホームページ作成検定の勉強法
テキストを読むだけでなく、実際にHTMLファイルを作成しながら練習することが大切です。文字の装飾、画像の挿入、リンク設定、表の作成、CSSによるレイアウト調整など、指定された条件どおりにページを作れるようにしておきましょう。
公式サイトでは過去問題も公開されているため、問題集とあわせて活用すると出題形式に慣れやすくなります。解答方法や設定方法も掲載されているので、最初に確認しておくと安心です。(goukaku.ne.jp)
上位級を目指す場合は、HTMLやCSSの基本だけでなく、ページ全体の見やすさや構成、指定条件を正確に反映する力も必要になります。タグやプロパティを暗記するだけでなく、実際に手を動かして作成する練習を繰り返しましょう。
独学でも十分に対策できますが、Web制作が初めての方は、基礎的なHTML・CSSの入門教材も併用すると理解しやすいです。基本的には、問題集と過去問を繰り返し解き、正確さと作業スピードを高めることが合格への近道です。
資格を活かせる仕事
Web制作補助、ホームページ更新担当、企業のWeb担当、一般事務、広報、ECサイト運営、学校・団体のサイト管理、Web制作会社のアシスタント業務などがあります。特に、既存ページの修正や簡単な更新作業を行う仕事では、HTMLやCSSの基礎知識が役立ちます。
ただし、ホームページ作成検定を取得しただけで、Web制作会社への就職・転職が大きく有利になるとは言いにくいです。Web制作の現場では、資格よりも実際に作ったサイト、デザイン力、コーディングスキル、WordPressの操作、JavaScript、レスポンシブ対応、SEOの基礎などが重視されます。
そのため、この資格はWeb制作職への決め手というより、ホームページ作成の基礎を学んだことを示す補助的な資格です。学生や初心者がWeb制作に興味を持つ入口としては役立ちますが、仕事で本格的に活かすには、自分でサイトを作成した実績やポートフォリオを用意しておくことが重要です。
