エンベデッドシステムスペシャリスト試験とは
客先から要求される機能や性能、品質、セキュリティなどをハードウェアとソフトウェアの要求仕様に基づき、組込みシステムの開発工程において、開発やテストを実施する業務に従事するための幅広い知識を有しているかを問う試験になります。
かなり専門的な知識力を問われる試験になりますので、試験難易度は相当高いです。
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目次
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の基本情報
資格種別 | 国家資格 |
ジャンル | IT・パソコン |
資格区分 | なし |
受験資格 | なし |
試験日程 | 4月第3日曜日(年1回) |
試験方法 | 筆記試験(多肢選択式[四肢択一]、記述式) |
免除科目 | 下記の試験に合格又は基準点を得れば2年間、午前Iの科目免除が受けられる ・応用情報技術者試験に合格 ・いずれかの高度情報処理技術者試験に合格 ・いずれかの高度情報処理技術者試験の午前Iに基準点以上 |
試験場所 | 全国各地 |
受験料 | 5,700円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者試験センター |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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エンベデッドシステムスペシャリスト試験の試験日
2020年度試験
試験日 | 申込期間 |
---|---|
2020年4月19日(日) | 1月9日~2月10日 |
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の試験内容
出題形式
内容 | 午前Ⅰ | 午前Ⅱ | 午後Ⅰ | 午後Ⅱ |
---|---|---|---|---|
試験時間 | 50分 | 40分 | 90分 | 120分 |
出題形式 | 四肢択一 | 四肢択一 | 記述式 | 記述式 |
出題数 | 30問 | 25問 | 3問 | 1問 |
回答数 | 30問 | 25問 | 2問 | 1問 |
出題範囲
午前Ⅰ
基本理論 | 離散数学、応用数学、情報に関する理論、通信に関する理論など、計測、制御に関する理論など |
---|---|
コンピュータシステム | プロセッサ、メモリ、バス、入出力デバイス、入出力装置、システムの構成など |
技術要素 | ヒューマンインターフェース技術、インターフェース設計、マルチメディア技術、マルチメディア応用など |
開発技術 | システム要件定義、システム方式設計、ソフトウェア要件定義など |
プロジェクトマネジメント | プロジェクト統合マネジメント、プロジェクト・スコープ・マネジメント、プロジェクト・タイム・マネジメンなど |
サービスマネジメント | サービスマネジメント、運用設計・ツール、サービスサポート、サービスデリバリなど |
システム戦略 | 情報システム戦略、業務プロセス、ソリューションビジネス、システム活用促進・評価など |
経営戦略 | 経営戦略手法、マーケティング、ビジネス戦略と目標・評価、経営管理システムなど |
企業と法務 | 経営・組織論、OR・IE、会計・財務、知的財産権、セキュリティ関連法規など |
午後Ⅰ・Ⅱ
- 組込みシステムの設計・構築
- 組込みシステムのソフトウェア設計
- 組込みシステムのハードウェア設計
合格点
【午前Ⅰ】満点の60%以上
【午前Ⅱ】満点の60%以上
【午後Ⅰ】満点の60%以上
【午後Ⅱ】満点の60%以上
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の受験者数・合格率
時期 | 応募者数 | 合格率 |
---|---|---|
2017年 | 4,590人 | 17.9% |
2016年 | 4,205人 | 17.2% |
2015年 | 4,627人 | 16.6% |
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の難易度
午前の試験に関しては、ITパスポートや基本情報技術者試験などのITの基礎資格を取得しれいればさほど難しくありませんが、やはり論文試験が試験難易度をグッと上げています。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の勉強法
他の情報処理資格に比べると受験者数が少なく、確立された勉強法はそれほどありませんが、他の資格と同様に過去問を中心に勉強して試験の傾向を把握すことから始めましょう。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験のお勧めテキスト
過去問の内容を分かりやすく解説
人気の重点対策シリーズ
資格を活かせる仕事
IT系企業での就職・転職での資格取得者はかなり有利になります。
仕事の探し方
エンベデッドシステムスペシャリストの資格を目指されているということは、実務経験を積まれていると思いますので、ITエンジニア、WEBクリエイター専門の転職エージェント「レバレジーズテック」の利用をお勧めします。
実際にサイトの求人を見てもらえれば分かると思いますが、IT経験者であれば年収600万円以上の求人がメインになるので、今の職場での収入に満足できていない方は是非活用してみてください。