1974年からアメリカで実施されている国際資格の日本語版で、日本内部監査協会が、1999年から実施しています。
試験に合格するだけでは公認内部監査人になることはできず、4年制大学卒業か、それに準じる教育要件を満たし、かつ、実務経験と、第三者からの推薦を得なければいけません。
試験は、内部監査の基礎、内部監査の実務、内部監査に関する知識という3種類の試験があります。
その全てに合格しアメリカにある内部監査協会へ書類を提出し認定されることによって初めて、認定状が発行してもらえます。
今日、企業が置かれている状況は大変厳しく、内部監査の重要性が叫ばれています。一段、高いところでビジネスをしたいと考えている人にお勧めの資格です。
スポンサーリンク
公認内部監査人試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 事務・ビジネス・経営 |
資格区分 | なし |
受験資格 | 4年制大学卒業、内部監査に関わる実務経験が2年以上、第三者による推薦のいずれかをクリア |
試験日程 | 随時実施 |
試験方法 | CBT試験 |
免除科目 | 科目合格制度あり(有効期限は最初の受験登録から4年間) |
試験場所 | 全国各地の公認試験会場 |
受験料 | 【初回受験者登録料】6,000円~24,000円 【part1】24,000円~43,000円 【part2】18,000円~37,000円 【part3】18,000円~37,000円 |
登録・更新 | 公認内部監査人は認定後3年を経たら、継続的に更新をする必要があります。それをCPE(継続的専門能力開発制度)というのですが、所定の単位を自己学習をし、その年の終わりまでに報告することによってそれを行います。 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般社団法人日本内部監査協会 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
【関連資格】
- なし
スポンサーリンク
公認内部監査人の試験内容
出題範囲
内部監査の基礎(125問)、内部監査の実務(100問)、内部監査に関する知識(100問)
IIA属性基準の遵守、インターナルコントロールとリスク、監査業務実施のためのツールと技術
合格点
各パートの得点250から750ポイントのスケールドスコアに換算され、600ポイント以上
公認内部監査人の受験者数・合格率
- 2016年までの累計合格者数は8,115人
- 最終合格率は10%程
公認内部監査人の難易度
受験資格がいる中で最終合格率が10%程しかないとなると、かなり難しい試験なのは間違いないです。
ただ、科目合格制度があり科目合格率は40%程あるので、長期的なスパンで見れば合格できるチャンスは大いにあります。
公認内部監査人の勉強法
公認内部監査人試験の受験テキストになりますので、受験される際には必須のテキストになります。
練成問題を434問収録しておりボリュームも満点です。
公認内部監査人の講座
公認内部監査人の講座を考える場合に、真っ先に検討してもらいないのが「アビタスの公認内部監査人コース」です。
本試験さながらの試験環境が整っており、合格者の3人にひとりがアビタスの受講者になるので実績は十分です。
通学コース・通信コース・通学&通信併用コースの3つのコースがあるので、自分の勉強スタイルに
無料のセミナーも定期的に開催されているので、是非参加してみて下さい。