CATV技術者資格制度試験とは
CATV技術者とは、ケーブルテレビの設備の企画から設計・施工に至るまで、CATVに関する様々な専門知識を問う試験です。
元々は、「有線テレビジョン放送技術者」という資格名でしたが、2011年7月の放送の完全デジタル化により、2011年度から「CATV技術者資格制度」に名称変更しました。
試験は7つの区分で構成されており、それぞれで求められるスキルが異なります。(詳しくは下記参照)
CATV技術者の資格を取得するには、一定の講習を受講後に試験に合格しなければいけません。
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目次
CATV技術者資格制度試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 電気・無線 |
資格区分 | なし |
受験資格 | なし |
試験日程 | 年一回実施 |
試験方法 | 講習、筆記試験 |
免除科目 | 下記参照 |
試験場所 | 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡 |
受験料 | 12,528円~66,312円(試験区分・科目による異なる) |
登録・更新 | 有効期間は5年間。課題レポートを提出することで更新可能。更新料金は2万円~5万円ほど(試験区分により異なる) |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般社団法人 日本CATV技術協会 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
【関連資格】
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CATV技術者資格制度試験の資格区分
CATV設備の受信調査、施工、システム並びにブロードバンドの専門的な技術知識と実務経験を有し、CATV設備全般の設計・設置・維持管理等に関する業務を総合監理できる技術者
CATV技術者資格制度試験の試験内容
出題範囲
講習5日+試験
受信調査、施工、システム、ブロードバンド、法規
合格点
60%以上の正答率
免除科目
- 法規は、全区分共通。いずれかの資格区分で法規に合格すれば、他資格で法規は免除される
- 講習日数は、全科目受験の場合で、他資格で科目合格している場合には再度受講する必要はない
- 受信調査、施工、システム、ブロードバンドは、各エキスパート資格と第1級CATV技術者、CATV総合監理技術者で共通。エキスパートで合格した科目は、上位資格で再度受験する必要はない
CATV技術者資格制度試験の受験者数・合格率
合格率は50%程
CATV技術者資格制度試験の難易度
難しい試験ではありません。
資格を活かせる仕事
電気工事会社などで活躍することが可能です。