日本語教育能力検定

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日本語教育能力検定とは

日本国際教育支援協会が実施している資格で、日本人が外国人に対し日本語教員として必要な知識や能力が備わっているかどうか調べるための検定です。
大学生や大学院生、短大生はこの試験に合格すると奨学金に申請が可能となっています。
日本語教員として従事している教職員の力量を客観的に判断することができますので、多くの毎年4,000人以上の受験者がチャレンジしています。
合格者に対して、もしも彼らが日本語指導者を目指している場合、日本語教育普及奨学金というものが申請できます。

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目次

日本語教育能力検定の基本情報

資格種別民間資格
ジャンル教育
資格区分なし
受験資格なし
試験日程10月下旬(年1回)
試験方法筆記試験(試験I、試験II、試験III)
免除科目なし
試験場所札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡
受験料10,800円
登録・更新なし
主な対象者
小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他
問い合わせ公益財団法人 日本国際教育支援協会

【総合評価】

人気 :将来性:
就転職:難易度:

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日本語教育能力検定の試験日

2020年度試験

試験日申込期間合格発表
2020年10月25日(日)6月22日~8月3日12月25日

日本語教育能力検定の試験内容

出題範囲

世界と日本
諸外国・地域と日本、日本の社会と文化
異文化接触
異文化適応・調整、人口の移動(移民・難民政策を含む。)、児童生徒の文化間移動
日本語教育の歴史と現状
日本語教育史、日本語教育と国語教育、言語政策、日本語の教育哲学、日本語及び日本語教育に関する試験、日本語教育事情:世界の各地域,日本の各地域
日本語教員の資質・能力
日本語教員の資質・能力

合格点

非公開

日本語教育能力検定の受験者数・合格率

時期受験者数合格率
2018年6,841人28.3%
2017年5,733人25.4%
2016年4,909人25.1%
2015年4,727人23.0%
2014年4,363人23.5%
2013年4,378人22.9%
2012年4,829人23.0%
2011年5,732人26.6%
2010年5,616人21.3%
2009年5,203人23.4%
2008年4,767人21.4%
2007年4,793人20.5%
2006年5,317人21.2%

日本語教育能力検定の難易度

合格率を見てもらえば分かりますが、決して簡単な試験ではありません。

日本語教育能力検定の勉強法

試験範囲が広いので、まずは過去問や問題集を徹底的にこなして問題に慣れていくことが大事です。

過去の試験問題例が公式サイトで紹介されていますので、そちらを見てどのような問題が出題されているのか確認してみましょう。1昨年前の試験問題と回答も公開されています。

日本語教育能力検定のお勧めテキスト

ヒューマンアカデミー出版の対策本!CD付

問題集が多くて問題をこなしたい方にお勧め

重要単語を効率よく覚えられるのでこれから勉強する方には特におすすめ

テキストの売れ筋ランキング

日本語教育能力検定の通信講座

日本語教育能力検定に合格したおよそ6人に1人がヒューマンアカデミーの受講生になるので、通信講座を考えた場合、まずは合格実績のあるヒューマンアカデミーの受講を考えてみて下さい。

ヒューマンアカデミーの日本語教育能力検定完全合格講座

資格を活かせる仕事

この資格を取ると、日本や海外で日本語を教える事が出来ます。と言っても国語教師の資格とは違い、日本語教師になる為の最低限の知識を持っているということなので、日本語を教えるとしても採用条件として4大卒という所が多いです。

勤め先としては、国内の日本語学校、海外の日本語学校、人材派遣会社に登録して派遣、ボランティア等があります。日本語学校では日本語だけでなく、日本文化を知る講師としても尊重されます。

ボランティアは、来日した外国人に地域の住民として日本語と共に地域の風習も教え、外国から来た人達に少しでも早くその地域に慣れてもらうよう務めます。

海外では青年協力隊やシニア隊員が有名です。JICA(国際協力機構)から生活費を受け取りながら、派遣された国に貢献するのが仕事です。

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