家電の設置やセットアップ、トラブル対応などがスムーズに行えることを証明できる資格です。
家電製品エンジニア試験はAV情報家電と生活家電に分かれていて、両方を取得すれば家電製品総合エンジニアになることができます。
さらに一定の得点を取得することでゴールドグレードやプラチナグレードとより知識があることを証明できるレベルがあります。資格の有効期限は5年間で更新試験に合格すれば資格が継続されます。
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家電製品エンジニア試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | サービス・販売 |
資格区分 | AV情報家電、生活家電 |
受験資格 | なし |
試験日程 | 3月上旬、9月上旬(年2回) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | 1年以内に科目合格したものについては免除 |
試験場所 | 東京、大阪、名古屋など全国主要都市 |
受験料 | 9,400円(併願:18,800円) |
登録・更新 | 資格の有効期限は5年間。更新試験に合格して更新料5,660円(AV情報家電、生活家電験両方の場合は8,450円)を支払うことで更新可能 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般財団法人 家電製品協会認定センター |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
【関連資格】
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家電製品エンジニア試験の日程
2019年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2020年3月1日・4日 | 終了しました | 試験の約1か月後 |
家電製品エンジニア試験の内容
出題範囲
【基本技術】
各製品の動作原理・構造・取り扱い、回路(基礎)、キーデバイス・キーテクノロジーの特徴、測定器・治工具の取扱い、顧客対応など
【応用技術】
トラブル対応、故障診断と対処法、設置と調整、回路の動作判定、修理実務、安全点検、製品安全、関連法規など
合格点
科目合計200点満点中、140点以上
家電製品エンジニア試験の受験者数・合格率
第35回
区分 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
AV情報家電 | 228人 | 35.5% |
生活家電 | 225人 | 42.2% |
科目受験者数は50名ほどで合格率は70%ほど
家電製品エンジニア試験の難易度
合格率こそ40%前後になるので難しいと思われるかもしれませんが、家電業界に従事したい学生や新入社員を対象にしているので難易度としては低いです。
家電製品エンジニア試験の勉強法
家電製品協会認定センターが発行している「家電製品エンジニア資格 AV情報家電の基礎と製品技術
筆記試験のみなので試験対策はやりやすいと思います
家電製品エンジニアを活かせる仕事
家電製品の中でも特にパソコン機器は企業でも使われるものなので初期設定やトラブルの対処など身につけておくととても便利な面があります。
それ以外でも家庭内で使う家電のちょっとしたトラブルは自分で解決できたほうが良いですね。日常生活で活かせる資格でもありますし、家電製品量販店に勤務されている場合、お客様の相談に乗ることもできます。
家電製品のコールセンターなどでは資格を活かしてお客様のサポートがしっかりできるでしょう。家電製品を製造されているメーカーにおいてもこの知識は役立ってくれます。
家電製品選びのコツや各家電製品の特長なども知ることで家電製品を正しく選ぶ知識も身につけられます。
現代社会において、家電製品は無くてはならないものとなっています。家電製品を1つも置いていないというご自宅は無いでしょう。これらの家電製品についてしっかり知識がある専門家がいれば安心して相談できます。