中央競馬で騎手として活躍するには、JRAの競馬学校に入学して、馬術の基礎訓練からレース騎乗へ向けた実践的訓練を3年間こなした後、中央競馬騎手免許試験に合格しなければいけません。
競馬学校の募集定員は毎年15名以内で合格率は5%程と、かなりの狭き門になります。
また、普通自動車免許の様に、必要条件を満を満たすことで競馬学校に入学せずとも騎手免許試験を受験することが可能です(一発試験)。但し、乗馬技術だけでの合格点到達は現実的に見て不可能になるため、競馬学校に入学して試験にチャレンジした方が得策だと言えるでしょう。
JRA競馬学校の入学から卒業まで(騎手免許試験)
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中央競馬騎手試験の基本情報
資格種別 | 公的資格 |
ジャンル | スポーツ |
資格区分 | なし |
受験資格 | 下記参照 |
試験日程 | 一次試験:8月 二次試験:10月 |
試験方法 | 下記参照 |
試験場所 | 全国の競馬学校など |
受験料 | 2,400円 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | JRA競馬学校 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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応募資格
年齢
20歳未満
学歴
競馬学校入学時に中学校卒業以上の学歴を有する者、又はこれと同等以上の学力を有すると認められる者
体重
44.0kg~46.5kg(年齢区部により異なる)
視力
裸眼で左右ともに0.8以上(眼鏡、コンタクトレンズの使用は不可)
色別力・聴力・健康状態
騎手として業務を行うのに支障がない者
その他
禁錮以上の刑に処せられた者、法令により競馬に関与することを禁止又は停止された者など、競馬の公正を害するおそれがあると認められるに足りる相当の理由のある者は応募することができません。
試験内容
【一次試験】
身体検査(体重、身長)、運動機能検査、学科試験(国語、社会)、本人面接
【二次試験】
身体検査(体重、身長等)、運動機能検査、騎乗適性検査・厩舎作業審査、本人面接・保護者面接
受験者数・合格率
合格率は5%程
試験の難易度
入学倍率は20倍以上と言われているのでかなり難しいです。
資格を活かせる仕事
競馬ジョッキー
中央競馬騎手の収入
競馬騎手の平均年収は『3,700万円』と言われており、一般的なサラリーマンの平均年収に比べて大幅に多く、武豊さんクラスのG1で勝てるジョッキーになれば、1億以上の収入を得ることも夢ではありません。
ただ、他のプロスポーツ選手と同様に実力主義になりますので、結果が出せなければ収入はありません。
レース賞金の5%が騎手の収入になりますので、1,000万円の賞金のレースであれば、騎手の収入は50万円になります。(1レース勝つだけでそれだけでサラリーマンの平均月収を超えますよね・・・)
ちなみに、国内最高賞金のジャパンカップの1着賞金は2億5000万円になるので、1レースで1,250万円の賞金を得ることができます。