技能系職種における技能検定に並び、国が定める職業能力評価基準に準じて、事務系職種の幅広い分野をカバーする、唯一の包括的な職業能力検定試験になります。
8分野43試験の中から、自分の職種に合った試験を受けることで、仕事を遂行する上で必要な知識の習得度と実務能力の評価を行うことを目的としています。
1級から3級、その下にBASIC級があり、自分が受けたい級から受けることが出来ます。
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ビジネス・キャリア検定の基本情報
資格種別 | 公的資格 |
ジャンル | 事務・ビジネス・経営 |
資格区分 | 1級、2級、3級、BASIC級 |
受験資格 | なし |
試験日程 | 2月下旬、10月上旬(年2回) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 全国各地 |
受験料 | 【1級】11,000円【2級】7,700円 【3級】6,200円【BASIC級】3,300円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 中央職業能力開発協会 |
【総合評価】(3級)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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ビジネス・キャリア検定の試験日
2019年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
全級 2019年10月6日(日) | 4月15日~7月29日 | 2級・3級 11月8日 1級 12月13日 |
2級・3級 2020年2月16日(日) | 10月7日~12月13日 | 3月13日 |
ビジネス・キャリア検定の試験内容
出題形式
筆記試験(択一式)
出題範囲
「人事・人材開発・労務管理」「経理・財務管理」「営業・マーケティング」「生産管理」「企業法務・総務」「ロジスティクス」「経営情報システム」「経営戦略」
合格点
およそ60%以上の得点率
ビジネス・キャリア検定の受験者数・合格率
2級の合格率は40%程、3級の合格率は60%程になります。
ビジネス・キャリア検定の難易度
2級は課長クラス、3級は係長クラスを対象にしていますが、難易度はそれほど高くありません。
筆記の択一試験になるので、独学でも十分取得可能です。
ビジネス・キャリア検定の勉強法
試験の勉強法としては、試験を運営している中央職業能力開発協会が発行している「テキスト」をみっちりこなればそれほど難しい試験ではありません。
それでも不安な人は、当協会が実施している教育訓練講座を受講してチャレンジすることも可能なので検討しよう。
ビジネス・キャリア検定のお勧めテキスト
各試験分野の等級ごとに100問をピックアップ
資格を活かせる仕事
この検定に合格した人は、ホワイトカラーの職種で働くリーダー格、管理者層の職務遂行能力を認められたことになります。
一言でホワイトカラーと言っても部門は様々です。その為、「人事・人材開発・労務管理」、「企業法務」、「経理・財務管理」、「経営戦略」、「経営情報システム」、「ロジスティクス」、「生産管理」の8つの部門の中から、自分が属している部門の検定を受けます。
ビジネスマンとして必要な専門知識や実務遂行能力を備えていることになるので、企業内でも課題や計画を実現させる為の能力を持っていると認められ、部長やディレクターに相当する役職に就くことが出来ます。
また、就活にも役立ちます。
今は企業が社員研修としてこの検定を受けさせるところも増えています。入社後の年数に応じて3級、2級、1級を受けるのですが、その為の勉強が企業に取っても人材育成に役立つからです。
合格すれば、能力を持った人物として認められ、責任のある仕事も任されるようになるので、仕事への気持ちにも一層張りが出てきます。
この資格に特化した職業は見当たりませんが、あえて言うなら会社の人事や営業で知識を発揮することが出来るでしょう。
社員の評価や人材開発などに活用している企業もありますので、積極的に取得したい資格の一つです。
受験者の口コミ評判
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勉強が大変
3.0 木本 30代大学生
マーケティング2級と営業3級持ってます。この試験は銀行業務検定と同じで分野が細かく別れており「労務管理」、「営業」、「ロジスティクス」等あまり他の検定試験では見ないテーマも勉強することができます。試験問題は過去問の再出題が多いですから受かりやすいですが問題集はほとんど出版されてないので独学での勉強は大変です。(2018年12月)