マネジャー(管理職)としての知識や、人(部下)を動かす為の心構えなどマネジメントに関する総合的な知識を問う試験で、東京商工会議所が実施している公的資格になります。
試験はマークシート方式で部下とのコミュニケーションの取り方、上司や外部とのコミュニケーション、マネジメント能力、人材育成や人事考課についてしっかりと身につけ、試験に挑みます。
管理職に就いている人、これから管理職になる人におすすめの資格となっています。
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ビジネスマネジャー検定の基本情報
資格種別 | 公的資格 |
ジャンル | 事務・ビジネス・経営 |
資格区分 | なし |
受験資格 | なし |
試験日程 | 7月中旬、12月中旬(年2回) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 全国各地の商工会議所など |
受験料 | 6,600円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 東京商工会議所 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
【関連資格】
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ビジネスマネジャー検定の試験日
2020年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2020年6月27日(土) | 4月14日~5月15日 | 7月31日 |
2020年11月8日(日) | 8月25日~9月23日 | 12月11日 |
ビジネスマネジャー検定の試験内容
出題形式
筆記試験(マークシート方式)
出題範囲
試験は基本的に東京商工会議所から出している、公式テキストの内容がメインになりますが、一部時事問題も出題されます。
マネジャーの役割と心構え、人と組織のマネジメント、業務のマネジメント、リスクのマネジメント
合格点
100点満点中70点以上
ビジネスマネジャー検定の受験者数・合格率
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2019年(第10回) | 5,612人 | 36.6% |
2019年(第9回) | 6,315人 | 70.8% |
2018年(第8回) | 6,555人 | 58.7% |
2018年(第7回) | 6,259人 | 56.6% |
ビジネスマネジャー検定の難易度
まだ出来たばかりの新しい資格になるので、受験者の口コミや体験談が乏しいので何とも言えませんが、誰でも受験できる中で合格率が70%程度あるので、試験の難易度的にはかなり低いと思います。
どの程度の難易度の問題が出題されるのか気になる方は、東京商工会議所のHP内に試験問題例が何問か掲載されていますので確認してください。問題は「コチラ」
ご自身のマネジメント能力を東京商工会議所の公式サイトにあるビジネスマネージャーベーシックテストで診断してみましょう。
ビジネスマネジャー検定の勉強法
試験勉強は東京商工会議所から出ている「公式テキスト
東京商工会議所のHP内にも「試験問題は本書(公式テキスト)に準拠して出題される」と明記されているので、基本的にこれ1冊で勉強してテキストの内容をある程度理解できれば合格できるレベルに達すると思います。
ビジネスマネジャー検定の通信講座
もしそれでも不安な方や、確実に合格を目指すのであれば、通信講座を利用するのも一つの手です。
ビジネスマネジャー検定試験 公式通信講座事務局が実施している「研修プログラム」は、オリジナルテキスト3冊、添削課題3回分、練習問題集(30問)、過去問題1回分、質問票が付いて22,680円と通信講座にしては値段も安いので、検討してみて下さい。
ビジネスマネジャー検定を取得する価値
合格したからと言って何か特定の仕事に活かすことができるわけではありません
英語検定や漢字検定のように自分の能力の水準を判断するための試験となります。ですから、新卒の就職活動ではあまり役に立つ検定ではありません。
ビジネスマネージャー検定を取得し、これが役に立つシーンはビジネスシーンでの昇進です。
管理職に昇進すれば、上司と部下を持つことになります。こちらの検定はミドルマネージャーの必要性を問う内容となっていますので、管理職へ昇進する際にはこちらの検定が役に立つでしょう。
また、こちらの検定に合格していれば、転職の際にも役に立ちます。ミドルマネージャーは企業でも必要のある立場ですので、マネジメント能力を示すこちらの試験が強みになります。
受験者の口コミ評判
タップ(クリック)で口コミが見れます
活用することは難しい
3.0 名無し 30代大学生
第2回目の試験で取得しました。あの頃は公式テキストしか出版されておらずあとはLECから過去問と問題集を取り寄せて勉強しました。今は過去問題集を本屋で見かけるので格段に勉強しやすくなったことと思います。内容は浅く広くですから勉強にはなりますけど会わせて他の資格を取って専門分野を確立したりしないと資格そのものの活用は厳しいかもです。(2019年7月)
意味のある資格なのか
1.0 かなちゃん 20代会社員
第一回試験を受験しました。勉強は公式テキストの問題を解いてみて、間違えたところはテキストを読み返してもう一度解いての繰り返しです。管理職経験の無い私でも、試験の内容自体は簡単でしたので、果たしてこの資格を取る意味があったのかは疑問に思っています。(2018年11月)
管理職で必要
4.5 金谷 50代会社員
管理職に昇進するとこちらの資格取得が義務となります。管理職として、部下と組織のマネジメントや業務上でのマネジメント、リスクにおけるマネジメントをしっかりと学ぶ良い機会でした。(2018年3月)
タイトルなし
3.0 洲本 50代会社員
部下とのコミュニケーションの在り方を学ぶため受験をした。試験は文章問題が多くかなり時間を取られてしまった。営業利益率や経常利益率を求める問題もあったので、計算問題に慣れておく必要あり。公式テキストで勉強をしたが、過去問として掲載されていな問題が多数出題された。まだ新しい資格なので、致し方ないのであろう。(2018年2月)
管理職昇進に向けて受験
3.0 気合 40代会社員
管理職昇進に向けて検定を受けました。2015年スタートと言うこともあり、比較的合格がしやすい試験です。ですが年々難易度が上がっているので、取得を考えている方は早く受験をした方が良いと思います。公式テキストで学習を進めましたが、約7割が出題され、残りは初めてみる問題でした。文章問題では、読む箇所が大変多く焦りました。自分は3カ月の学習で合格できましたが、簿記や経営学などの知識がある方は余裕で合格できるのではないでしょうか。(2017年12月)