ビジネスマネジャー検定とは
ビジネスマネジャー検定とは、管理職やマネジャーに求められる基礎知識を体系的に学べる、東京商工会議所主催の検定試験です。部下とのコミュニケーション、チーム運営、人材育成、リスク管理、業務改善など、組織をまとめる立場に必要なマネジメント知識が問われます。
試験は多肢選択式で実施され、現在は受験者自身のパソコンとインターネット環境を利用するIBT方式が採用されています。試験を通じて、管理職としての心構えだけでなく、上司・部下・社外関係者との関わり方や、組織目標を達成するための実務的な考え方を身につけることができます。
すでに管理職として働いている人はもちろん、これから管理職を目指す人、リーダー職に就いたばかりの人にも向いている資格です。業種を問わず活用しやすく、マネジメントの基本を整理したい人におすすめの検定といえるでしょう。
ビジネスマネジャー検定の基本情報
| 資格種別 | 公的資格 |
| ジャンル | 事務・ビジネス・経営 |
| 資格区分 | なし |
| 受験資格 | なし |
| 試験日程 | 年2回、例年6月〜7月・10月〜11月 |
| 試験方法 | IBT方式・CBT方式、多肢選択式 |
| 免除科目 | なし |
| 試験場所 | 自宅・会社など、または全国のテストセンター |
| 受験料 | 7,700円(税込)※CBT方式は別途CBT利用料2,200円(税込) |
| 登録・更新 | なし |
| 問い合わせ | 東京商工会議所 |
| 関連資格 | ビジネス能力検定ジョブパス 経営学検定 ビジネス心理検定 ビジネスコンプライアンス検定 |
ビジネスマネジャー検定の試験日
2026年度試験
| 試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
|---|---|---|
| 6月18日(木)~7月6日(月) | 5月15日~5月26日 | 試験終了後に確認 |
| 10月22日(木)~11月9日(月) | 9月16日~9月29日 | 試験終了後に確認 |
ビジネスマネジャー検定の試験内容
管理職やリーダーに必要なマネジメントの基礎知識を問う検定試験です。部下の育成、チーム運営、業務管理、リスク管理、経営に関する基礎知識など、マネジャーとして幅広く理解しておきたい内容が出題されます。
試験はIBT方式またはCBT方式で実施され、試験時間は90分です。出題形式は多肢選択式で、公式テキストの基礎知識と、それを実務で活用するための応用力が問われます。最近の時事問題から出題される場合もあります。
出題範囲
マネジャーの役割と心構え
管理職として求められる役割、リーダーシップ、組織内での責任、部下やチームとの関わり方など、マネジャーとしての基本姿勢が問われます。
人と組織のマネジメント
部下の育成、評価、コミュニケーション、モチベーション管理、ハラスメント防止、メンタルヘルスなど、人材を活かすための知識が出題されます。
業務のマネジメント
目標管理、業務改善、問題解決、プロジェクト管理、情報管理、リスク管理など、日々の業務を円滑に進めるための知識が問われます。
企業活動と法務・財務の基礎
経営戦略、マーケティング、財務会計、コンプライアンス、労務管理など、管理職として知っておきたい企業活動全般の基礎知識が出題されます。
試験科目と出題数
試験は多肢選択式で行われます。級の設定はなく、100点満点の試験として実施されます。受験方式は、自宅などで受けるIBT方式と、テストセンターで受けるCBT方式から選択できます。
合格基準
合格基準は、100点満点中70点以上です。科目別の足切りは公表されていないため、全体で7割以上の得点を目指す試験と考えると分かりやすいです。
ビジネスマネジャー検定の受験者数・合格率
| 年度・回 | 実受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 第1シーズン 第21回 | 5,863人 | 4,384人 | 74.8% |
| 2025年度 第2シーズン 第22回 | 5,959人 | 4,046人 | 67.9% |
| 2025年度 合計 | 11,822人 | 8,430人 | 71.3% |
| 2024年度 第1シーズン 第19回 | 5,723人 | 2,384人 | 41.7% |
| 2024年度 第2シーズン 第20回 | 5,991人 | 1,395人 | 23.3% |
| 2024年度 合計 | 11,714人 | 3,779人 | 32.3% |
ビジネスマネジャー検定の難易度
ビジネスマネジャー検定の難易度は、比較的やさしめ〜標準レベルです。
受験資格がなく、誰でも受験できる検定でありながら、2025年度の合格率は**71.3%**となっているため、合格率だけを見るとかなり挑戦しやすい試験といえます。
ただし、過去には合格率が大きく下がった年度もあるため、毎回簡単に合格できる試験とは限りません。マネジャーの役割、人と組織のマネジメント、業務のマネジメント、リスクマネジメントなど、出題範囲は幅広く、管理職として必要な基礎知識をバランスよく理解しておく必要があります。
試験形式は知識を問う問題が中心なので、公式テキストや問題集を使って対策すれば、独学でも十分合格を目指せます。すでに管理職やリーダー職を経験している人であれば、実務経験と結びつけながら学習しやすいでしょう。
一方で、マネジメント経験が少ない人の場合は、組織運営や部下育成、リスク管理などの考え方になじみがなく、最初はやや難しく感じる可能性があります。その場合でも、公式テキストで基本を押さえ、問題演習を繰り返せば対応しやすい試験です。
どの程度の問題が出題されるのか気になる方は、東京商工会議所の公式サイトに掲載されている試験問題例を確認しておくとよいでしょう。実際の出題イメージをつかんでから学習を始めることで、必要な対策が分かりやすくなります。
ビジネスマネジャー検定の勉強法
東京商工会議所が発行している公式テキストを中心に学習する方法が基本です。公式サイトでも、試験問題は公式テキストに準拠して出題されると案内されているため、まずはテキストの内容をしっかり理解することが重要です。
勉強を始める際は、最初から細かい部分まで暗記しようとするのではなく、まず全体を通して読み、マネジャーに求められる役割や人・組織のマネジメント、業務管理、リスクマネジメントなどの大きな流れをつかむとよいでしょう。
その後、重要な用語や考え方を整理しながら、公式問題集や模擬問題に取り組むのがおすすめです。問題を解くことで、どの分野がよく問われるのか、どの程度まで理解しておく必要があるのかを確認できます。公式問題集は公式テキストに準拠した問題集として発行されているため、テキスト学習後の確認に使いやすい教材です。
ビジネスマネジャー検定は、実務経験がある方であれば理解しやすい内容も多いですが、財務、経営計画、リスク管理など、普段の業務であまり触れない分野は苦手になりやすいです。そのため、苦手分野は早めに把握し、テキストを読み返しながら重点的に復習するとよいでしょう。
独学でも十分に合格を目指せますが、効率よく学びたい方や、短期間で合格を狙いたい方は、公式通信講座を利用するのも一つの方法です。動画講義や一問一答形式の確認テスト、模擬問題などを活用できるため、学習の進め方に不安がある方には向いています。
ビジネスマネジャー検定の通信講座
もしそれでも不安な方や、確実に合格を目指すのであれば、通信講座を利用するのも一つの手です。
ビジネスマネジャー検定試験 公式通信講座事務局が実施している「研修プログラム」は、オリジナルテキスト3冊、添削課題3回分、練習問題集(30問)、過去問題1回分、質問票が付いて22,680円と通信講座にしては値段も安いので、検討してみて下さい。
ビジネスマネジャー検定を取得する価値
合格したからと言って何か特定の仕事に活かすことができるわけではありません
英語検定や漢字検定のように自分の能力の水準を判断するための試験となります。ですから、新卒の就職活動ではあまり役に立つ検定ではありません。
ビジネスマネージャー検定を取得し、これが役に立つシーンはビジネスシーンでの昇進です。
管理職に昇進すれば、上司と部下を持つことになります。こちらの検定はミドルマネージャーの必要性を問う内容となっていますので、管理職へ昇進する際にはこちらの検定が役に立つでしょう。
また、こちらの検定に合格していれば、転職の際にも役に立ちます。ミドルマネージャーは企業でも必要のある立場ですので、マネジメント能力を示すこちらの試験が強みになります。
受験者の口コミ評判
★★☆☆☆
活用することは難しい
第2回目の試験で取得しました。あの頃は公式テキストしか出版されておらずあとはLECから過去問と問題集を取り寄せて勉強しました。今は過去問題集を本屋で見かけるので格段に勉強しやすくなったことと思います。内容は浅く広くですから勉強にはなりますけど会わせて他の資格を取って専門分野を確立したりしないと資格そのものの活用は厳しいかもです。
名無し 30代大学生(2019年7月)
★☆☆☆☆
意味のある資格なのか
第2回目の試験で取得しました。あの頃は公式テキストしか出版されておらずあとはLECから過去問と問題集を取り寄せて勉強しました。今は過去問題集を本屋で見かけるので格段に勉強しやすくなったことと思います。内容は浅く広くですから勉強にはなりますけど会わせて他の資格を取って専門分野を確立したりしないと資格そのものの活用は厳しいかもです
かなちゃん 20代会社員(2019年7月)
★★★★★
管理職で必要
第2回目の試験で取得しました。あの頃は公式テキストしか出版されておらずあとはLECから過去問と問題集を取り寄せて勉強しました。今は過去問題集を本屋で見かけるので格段に勉強しやすくなったことと思います。内容は浅く広くですから勉強にはなりますけど会わせて他の資格を取って専門分野を確立したりしないと資格そのものの活用は厳しいかもです
金谷 50代会社員(2019年7月)

