日本エディタースクールが主催している校正に関する知識と能力がある事を認める試験です。
試験は初級、中級、上級と分かれています。初級は、日本エディタースクールで指定単位を取得した人、大手前大学または実践女子短期大学で指定単位科目を習得した人が認定されます。
試験前には試験対策講座が開催されたり、試験問題の問題集もありますので自宅とスクーリング講座を利用して合格ラインまでレベルを高める事ができます。
校正技能検定は、「校正」の技能を認定する唯一の資格になりますので、実務未経験では困難な出版業界への足がかりとして、またはよりキャリアアップできる環境へ転職するために、数多くの人がチャレンジしています。
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校正技能検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | クリエイター・デザイン |
資格区分 | 上級、中級 |
受験資格 | 【上級】中級を合格 【中級】日本エディタスクールの所定のコースを修了 |
試験日程 | 【上級】3月(年1回) 【中級】7月、12月(年2回) |
試験方法 | 筆記試験、実技試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 全国の日本エディタスクール |
受験料 | 【上級】9,720円【中級】8,640円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 日本エディタースクール |
【総合評価】(中級)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
【関連資格】
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校正技能検定の試験日
2020年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
中級 2020年7月中旬 上級 2020年3月29日 | 未定 | 試験の約1か月半後 |
校正技能検定の試験内容
出題形式・範囲
- 実技試験
-
- 実技Ⅰ:初校原稿引合せ・縦組原稿指定付き手書き原稿を印刷所で文字入力など
- 実技Ⅱ:初校原稿引合せ・横組原稿指定付きPC のハードコピーを印刷所で文字入力など
- 実技Ⅲ:再校赤字引合せ・素読み・縦組赤字入り初校校正刷と再校校正刷の,引合せと素読みなど
- 筆記試験
-
下記の範囲から○×式および筆答式で出題
- 校正作業に必要な知識
- 用字・用語に関する知識
- 一般的知識
合格点
実技試験(3 題)と学科試験が一定の基準に達した場合
校正技能検定の受験者数・合格率
合格率は、上級で30%程、中級は40%程になります。
校正技能検定の難易度
試験を受験するには日本エディタースクールの指定コースを履修する必要があります。
受講修了で初級がに認定されるため、この級の難易度は低く、他の等級についても授業内容をしっかりと理解し身につけることができれば、比較的難易度は低いと言えます。
しかし、上級、中級共に4割程度の合格率を例年推移しており、授業を受けただけでは合格できる試験ではありません。
中級からは学科試験に加え実技試験も行われ、実際に原稿引き合わせなどが実施されます。
合格基準は共に実技と学科の結果が一定基準に達した場合とあり、明確ではありません。
また受験料以外に授業料などの費用がかかるため、この点においてはハードルが高い資格と言えます。
校正技能検定の勉強法
資格を活かせる仕事
出版業界で活躍することができます。
在宅でも仕事ができる資格として人気があります。校正技術は、書籍や雑誌を出版するにあたり欠かせないものです。書籍や雑誌の内容に誤りが無いか、不備は無いかしっかりチェックして書籍や雑誌を仕上げます。