働き方改革を正しく理解していることを証明できる試験となっています。
長時間労働やサービス残業、パワハラ、セクハラ問題、労働と介護の問題、労働と子育ての問題、派遣社員など非正規雇用者についての問題など今の日本の労働に関しては様々な問題点があるとされています。
それらの問題点を解決していくために働き方改革が施行されることになりました。
受験されるのは管理職の人や総務部や人事部に配属されている人、そして働き方改革をもっと正しく知りたいというビジネスマンです。
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働き方マスター試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 事務・ビジネス・経営 |
資格区分 | なし |
受験資格 | 誰でも受験できます |
試験日程 | 5月中旬、8月下旬、11月中旬、翌2月中旬(年4回) |
試験方法 | 筆記試験(マークシート方式50問) |
免除科目 | なし |
試験場所 | 全国各地 |
受験料 | 8,000円(税別) |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般財団法人 全日本情報学習振興協会 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
【関連資格】
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働き方マスター試験の日程
2020年度試験
試験日 | 申込期間 |
---|---|
2020年5月17日(日) | ~4月9日 |
働き方マスター試験の内容
出題形式
筆記試験でマークシート方式
出題範囲
- 我が国の経済社会の現状
- 働き方の現状と現行の法律及び関連法律の改正展望
- 個別的労働関係法
- 労働関係の展開
大きく分けると4つに区分されます。
合格点
70%以上の正答率
働き方マスター試験の受験者数・合格率
受験者数と合格率共に非公開になります。
働き方マスター試験の難易度
合格率が分からないので何とも言えませんが、公式サイトでは
「働き方改革」に関する現状と関連法律を学ぶ中級クラスの試験
と明記されていることから、社会人であればそこまで難しい試験ではないと推測できます。
記述式問題は無く、全てマークシート(選択)になるので、きちんと対策を立てれば誰でも十分合格できるチャンスはあります。
公式サイトでは「サンプル問題」が掲載されていますので、実際に問題を解いてみて難易度を体感してください!
働き方マスター試験の勉強法
まずは公式テキストから
これから始めて勉強される方は、試験を実施している全日本情報学習振興協会から公式テキストが出版されていますので、まずは公式テキストの内容を理解しましょう。
試験対策だけではなく、実務でも使える参考知識も習得できるので試験を受験されない方にもお勧めします。
問題集で問題に慣れる
こちらも公式に出版されているテキストになります。
サンプル問題を解いてみて簡単だと感じたのであれば、公式テキストは購入せずこの問題集だけでも十分だと思います。
独学だけでは不安な方は対策講座
独学で十分取得できる資格ではありますが、仕事が忙しくて勉強時間を確保できない方など不安な方は「試験対策講習会」が実施されているので参加を考えてみてください。
会場が東京のみなので誰でも気軽に参加することはできませんが、試験勉強をするうえで抑えておきたいポイントを分かりやすく解説してもらえるので、参加できる方はぜひ!
ちなみに受講料は15,000円(税抜)になります。
資格を活かせる仕事
働き方マスターの資格は労働者として知っておいて損はしない内容となっていますので職種や業界問わず取得しておくと自分の会社の状況なども見えてくると言えるでしょう。
働き方マスターの資格を取得している人の多くは、企業の管理職に就いている人、幹部クラス、総務部や人事部に勤務されている人です。企業で団体受験されるケースもあります。
働き方については総務部や人事部では直接関わってくることが多いですね。
この知識があるのとないのとでは、企業イメージにも関係してくるのではないでしょうか。
また働き方マスターの資格取得をしている事で、就労が困難となっている人の就業サポートなどもできたりします。
例えば障がいを持っている人の就労支援施設に勤務されている、小さなお子様がいる主婦の再就職を応援する派遣会社に勤めているなどの場合、多様な働き方について知る必要があるでしょう。
より良い職場環境を整えていくために企業の幹部候補となるような人々にも受けていただきたい試験です。