理容師試験とは
理容師とは髪を切って整える等の理容を行う仕事で、厚生労働大臣が指定した、理容師養成施設を卒業することで受験資格を得ることができます。
理容師試験は筆記試験と実技試験に分かれており、両方を合格して、理容師美容師試験研修センターで免許登録することで晴れて美容師になることができます。
理容師は業務独占資格になりますので、理容師の免許が無ければ、理容師としての業務を行うことができません。
尚、基本的には高卒でなければ入学することができませんが、中卒でも厚生労働省令で定められている要件に該当することで入学することができます。
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目次
理容師試験の基本情報
資格種別 | 国家資格(業務独占資格) |
ジャンル | 美容・健康 |
資格区分 | なし |
受験資格 | 理容師・美容師養成施設で、次のいずれかの課程を修了した人 ・昼間課程:2年以上 ・夜間課程:2年以上 ・通信課程:3年以上 |
試験日程 | 年2回実施 【実技試験】2月、8月 【筆記試験】3月、9月 |
試験方法 | 筆記試験、実技試験 |
免除科目 | 筆記試験のみに合格した場合は、次回の試験では筆記試験が免除になります。実技のみに合格した場合は、実技のみ免除 |
試験場所 | 全国各地 |
受験料 | 25,000円 |
登録・更新 | 免許申請書を提出。登録免許税と申請手数料、住民票などを提出することで免許を取得できる |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 公益財団法人 理容師美容師試験研修センター |
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理容師試験の試験日
2019年度試験(第41回)
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
実技試験 2020年2月1日(土)~ 筆記試験 2020年3月1日(日) | 11月6日~11月28日 | 3月31日 |
理容師試験の試験内容
出題範囲
関係法規・制度、衛生管理、理容保健健、理容の物理・化学、理容理論
合格点
100点満点中70点以上で、尚且つ全ての科目で0点が無い
理容師試験の受験者数・合格率
年度 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2019年前 | 819人 | 65.0% |
2018年後 | 1,156人 | 79.8% |
2018年前 | 830人 | 57.5% |
2017年後 | 1,116人 | 72.8% |
2017年前 | 836人 | 62.9% |
2016年後 | 1,261人 | 75.1% |
2016年前 | 880人 | 60.5% |
2015年後 | 1,253人 | 75.1% |
2015年前 | 862人 | 61.0% |
2014年後 | 1,458人 | 76.6% |
2014年前 | 1,028人 | 52.4% |
2013年後 | 1,430人 | 66.6% |
2013年前 | 1,074人 | 52.3% |
2012年後 | 1,399人 | 67.0% |
2012年前 | 929人 | 50.1% |
理容師試験の難易度
美容師試験と同じと思われるかもしれませんが、理容師の場合、実技試験で顔ソリがありますので、一般的に理容師の方が難易度が高くなります。
合格率も美容師は毎年70%程ありますが、理容師の場合は60%程しかありませんので、理容師を目指す際はそれなりの覚悟が必要です。
理容師試験の勉強法
資格を活かせる仕事
今流行りの1,000円カットなどの激安店では理容師の需要が高いです。
理容師の収入
理容師の平均年収は280万円程度になります。
美容師と大差ありませんね。