電気通信主任技術者試験とは
電気通信設備の工事や保守・点検を行うスペシャリストで、一般社団法人 日本データ通信協会が実施しています。
電気通信設備の工事、維持及び運用を行うには、電気通信主任技術者を選任することが義務付けされているため、需要のある資格と言えるでしょう。
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目次
電気通信主任技術者の基本情報
資格種別 | 国家資格(必置資格) |
ジャンル | 電気・無線 |
資格区分 | なし |
受験資格 | なし |
試験日程 | 1月下旬、7月上旬(年2回) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | あり |
試験場所 | 札幌、仙台、東京、新潟、金沢、長野、名古屋、大阪、広島、松山、福岡、熊本、那覇 |
受験料 | 9,500円~18,700円(受験科目数により異なる) |
登録・更新 | – |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般社団法人 日本データ通信協会 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
【関連資格】
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電気通信主任技術者の試験日
2019年度試験
試験日 | 申込期間 |
---|---|
2019年7月14日(日) | 4月1日~5月9日 |
2020年1月26日(日) | 10月1日~11月7日 |
電気通信主任技術者の試験内容
伝送交換主任技術者
法規 | 電気通信事業法、有線電気通信法、電波法、不正アクセス禁止等に関する法律、国際電気通信連合憲章及び国際電気通信連合条約の大要 |
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伝送交換設備及び設備管理 | 伝送交換設備の概要、伝送交換設備の設備管理、伝送交換設備のセキュリティー管理 |
電気通信システム | 電気通信工学の基礎、電気通信システムの大要 |
専門的能力 | 伝送、無線、交換、データ通信、通信電力の中から1科目選択 |
線路主任技術者
法規 | 「伝送交換主任技術者」と同じ |
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線路設備及び設備管理 | 線路設備の概要、線路設備の設備管理、セキュリティ管理 |
電気通信システム | 「伝送交換主任技術者」と同じ |
専門的能力 | 通信線路、通信土木、水底線路の中から1科目選択 |
電気通信主任技術者の受験者数・合格率
合格率は15~20%程
電気通信主任技術者の難易度
電気通信系資格の中でも難易度の高い資格と言われており、近年の合格率は15~20%ほどと低い数値を推移しています。
伝送交換、線路いずれも4科目全てに合格しなければ資格取得はできず、一度にすべての科目に合格することはかなり難易度が高いと言えます。
学習する範囲は広く、近年ではセキュリティ対策についても出題されるようになり、幅広い知識が求められます。
ただ、1科目合格した場合には、3年間免除される制度もあるため、長期的に計画を立て、1~2科目の合格を目指し着実に受験することも必要でしょう。
また他の資格を取得した場合、免除される科目が設けられてもいます。このように前知識がある場合、比較的容易に取得できるでしょう。
資格侍
受験資格はありませんが、電気通信システムなど専門用語が多く出題されるので現実的には実務経験がなければ取得することは難しいでしょう。
電気通信主任技術者の勉強法
資格を活かせる仕事
電話工事会社などで活躍することが出来ます。
受験者の口コミ評判
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