中国語検定とは
中国語の能力を判定する検定で、筆記試験とリスニング試験で実施されます。なお1級では面接試験も追加されます。
試験は全国各地で行われ、中国の北京や上海、台湾、シンガポールなど、世界各地でも行われています。
日本でも中国に進出する企業が年々増加しており、それに伴って中国語の勉強をする人も増えています。
中国語検定は、数ある中国語に関わる資格の中で、最も認知度のある試験になるので、学生を中心に毎年多くの受験者が挑戦しています。
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目次
中国語検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 英語・外国語 |
資格区分 | 1級、準1級、2級、3級、4級、準4級 |
受験資格 | なし |
試験日程 | 3月中旬、6月中旬、11月中旬(年3回) ※1級は11月のみ実施 |
試験方法 | 【1級】筆記試験・リスニング試験(一次試験)、面接試験(二次試験) 【準1級~準4級】筆記試験・リスニング試験 |
免除科目 | 1級と準1級に関しては、一次試験のみ合格の場合、申請により次の2回試験のうちいずれか1回に限り、一次試験が免除 |
試験場所 | 全国主要都市、及び中国、香港、台湾、シンガポールなど |
受験料 | 【1級】11,800円 【準1級】9,800円 【2級】7,800円 【3級】5,800円 【4級】4,800円 【準4級】3,500円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般財団法人 日本中国語検定協会 |
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中国語検定の試験日
2022年度試験
試験日 | 申込期間 |
---|---|
2022年6月26日(日) <二次試験>2022年7月31日(日) | 4月15日~5月15日 |
2022年11月17日(日) <二次試験>未定 | 9月15日~10月15日 |
2023年3月26日(日) <二次試験>未定 | 1月15日~2月15日 |
中国語検定の試験内容
出題範囲
- 一次試験
-
時事用語も含む高難度の文章の日本語訳・中国語訳。熟語、慣用句等含む総合問題
- 一次試験
-
中国人との会話及び通訳
合格点
【1級】筆記試験:85点リスニング試験:85点
【準1級】筆記試験:75点リスニング試験:75点
【2級】筆記試験:70点リスニング試験:70点
【3級】筆記試験:65点リスニング試験:65点
【4級】筆記試験:60点リスニング試験:60点
【準4級】60点
中国語検定の受験者数・合格率
2021年11月(第99回)
区分 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
1級(一次試験) 1級(二次試験) | 244人 35人 | 12.7% 37.1% |
準1級(一次試験) 準1級(二次試験) | 506人 100人 | 20.2% 93.0% |
2級 | 1,358人 | 31.5% |
3級 | 2,590人 | 52.5% |
4級 | 2,369人 | 67.5% |
準4級 | 2,119人 | 80.4% |
中国語検定の難易度
日常会話というより、社会性のある翻訳・通訳を重点にしていることから、難しいと言えるでしょう。
特に1級~2級は合格率が低く、相当な試験対策をしなければ合格は難しいでしょう。
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中国語検定を活かせる仕事
ツアーガイドであったり中国語を利用する機会のある職種や業種であれば、就職や転職の際の大きな武器になるでしょう。
ただ、一般企業では取得してもあまり意味が無いので、履歴書で積極的にアピールするのは控えましょう。
しかく姫
中国語と直接的に関わる仕事であれば、資格手当の対象になることもあります。