
ハングル能力検定は、特定非営利活動法人ハングル能力検定協会が実施している、韓国語・朝鮮語の能力を測る検定試験です。1993年から実施されており、日本語を母語とする学習者が、韓国語・朝鮮語をどの程度理解し、使いこなせるかを確認する試験として知られています。
級は1級・2級・準2級・3級・4級・5級に分かれており、初級者から上級者まで自分のレベルに合わせて受験できます。基本的には筆記試験と聞き取り試験で実施され、1級のみ一次試験合格後に二次試験として面接試験があります。
ハングル能力検定の特徴は、日本語母語話者向けに作られている点です。韓国語の読解・聞き取りだけでなく、日本語との対訳や、自然な表現の理解も重視されます。そのため、韓国語を基礎から学んでいる人でも段階的に挑戦しやすい検定です。
近年は、韓国ドラマ、K-POP、韓国旅行、韓国コスメ、韓国料理などへの関心から、趣味で韓国語を学ぶ人も増えています。韓国語を仕事に活かしたい人はもちろん、好きな韓国コンテンツを原語で楽しみたい人、自分の学習成果を形にしたい人にも向いている資格です。
ハングル能力検定の基本情報
| 資格種別 | 民間資格 |
| ジャンル | 英語・外国語 |
| 資格区分 | 1級、2級、準2級、3級、4級、5級 |
| 受験資格 | なし |
| 試験日程 | 年2回。春季は6月第1日曜日、秋季は11月第2日曜日 |
| 試験方法 | 筆記試験・聞き取り試験。1級は一次試験合格後に二次試験として面接あり |
| 免除科目 | 1級は二次試験で不合格・欠席の場合、次回または次々回のうち1回に限り一次試験免除あり |
| 試験場所 | 全国の指定会場 |
| 受験料 | 1級11,000円、2級8,000円、準2級6,800円、3級5,800円、4級4,800円、5級4,300円 |
| 登録・更新 | なし |
| 問い合わせ | NPO法人 ハングル能力検定協会 |
| 関連資格 | インバウンド実務主任者認定試験 中国語検定 TOEIC スピーキングテスト スペイン語技能検定 |
ハングル能力検定の試験日
2026年度試験
| 実施回 | 申込期間 | 一次試験 | 二次試験 | 合格発表 |
|---|---|---|---|---|
| 第65回・春季 | オンライン:3月6日~4月27日郵送:3月20日~4月22日 | 6月7日 | 6月28日 | 1級一次:6月17日発送予定2級~5級・1級二次:7月1日 |
| 第66回・秋季 | 未公表 | 11月8日 | 11月29日 | 未公表 |
- 二次試験は1級の一次試験合格者のみ対象です。
- 春季試験の2級~5級と1級二次試験の合否照会は、7月1日からオンラインで確認できます。
ハングル能力検定の受験者数・合格率
第64回・2025年秋季
| 級 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 1級 | 86人 | 9人 | 10.5% |
| 2級 | 375人 | 107人 | 28.5% |
| 準2級 | 1,006人 | 328人 | 32.6% |
| 3級 | 2,186人 | 1,460人 | 66.8% |
| 4級 | 2,470人 | 1,822人 | 73.8% |
| 5級 | 2,267人 | 1,743人 | 76.9% |
| 合計 | 8,390人 | 5,469人 | 65.2% |
ハングル能力検定の直近第64回試験では、全体の受験者数は8,390人、合格者数は5,469人、合格率は65.2%でした。級別では、5級が76.9%、4級が73.8%と比較的合格を目指しやすい一方、準2級は32.6%、2級は28.5%、1級は10.5%と、上位級になるほど難易度が大きく上がります。
ハングル能力検定の難易度
ハングル能力検定は、5級から1級まで段階的にレベルが分かれているため、韓国語を学び始めた人でも自分の実力に合わせて受験しやすい試験です。
5級・4級は、基本的なあいさつや自己紹介、趣味、好きな食べ物、買い物など、日常生活で使う簡単な韓国語が中心です。韓国語を習い始めた初心者でも、ハングルの読み書きや基礎文法をしっかり学べば、合格を目指しやすいレベルといえます。
3級になると、日常会話だけでなく、よく使われる慣用句や身近な社会的話題も出題されるため、難易度は上がります。単語や文法を覚えるだけでなく、文章全体の意味を理解する読解力や、聞き取りの正確さも必要になります。
準2級以上では、より高度な語彙力や表現力が求められます。ニュースや社会的な内容、抽象的な表現にも対応する必要があり、独学だけでは難しく感じる人も多いでしょう。
特に1級は、一次試験に加えて二次試験の面接もあるため、韓国語を読んで理解する力だけでなく、自分の考えを韓国語で伝える力も必要です。趣味として韓国語を楽しむなら4級・3級、仕事や留学で活かしたいなら準2級以上を目標にするとよいでしょう。
ハングル能力検定の勉強法
ハングル能力検定の対策では、まず公式教材である「ハングル能力検定試験 過去問題集」や「ハン検公式ガイド」を中心に学習を進めるのがおすすめです。公式教材を使うことで、出題形式や問題の傾向をつかみやすくなります。
5級・4級を受験する場合は、ハングルの読み書き、基本単語、あいさつ、簡単な文法をしっかり固めることが大切です。韓国語を学び始めたばかりの人でも、基礎を丁寧に学べば十分合格を目指せます。
3級以上になると、語彙や文法の範囲が広がり、読解や聞き取りの難易度も上がります。過去問を繰り返し解き、間違えた問題は単語・文法・表現ごとに復習しておきましょう。
準2級以上を目指す場合は、公式教材に加えて、韓国語のニュース、ドラマ、ラジオ、エッセイなどにも触れて、自然な表現や聞き取りに慣れておくことが重要です。1級では面接もあるため、自分の考えを韓国語で話す練習も必要になります。
公式ガイドは文法説明も分かりやすいため、試験対策だけでなく、これから韓国語を本格的に学びたい人にも使いやすい教材です。
ハングル能力検定のお勧めテキスト
「ハングル」検定公式ガイドブック5級テキスト「ペウギ」
ハングル能力検定5級を目指す人向けの公式テキストです。韓国語を学び始めたばかりの人でも使いやすく、文字・発音・基本単語・初歩的な文法を確認しながら学習できます。
2026年版「ハングル」能力検定試験公式過去問題集 3級
3級を目指す人向けの過去問題集です。3級からは語彙や文法の幅が広がるため、過去問を繰り返し解いて出題パターンに慣れておくと安心です。
ハングル能力検定を活かせる仕事
ハングル能力検定は、韓国語・朝鮮語の能力を証明できる資格です。韓国旅行のツアーガイド、観光業、ホテル、航空、貿易事務、韓国企業と取引のある会社、韓国語教室、翻訳・通訳補助、韓国コスメや食品を扱う企業などで活かせる可能性があります。
ただし、就職や転職で強くアピールするには、最低でも2級以上を目指したいところです。4級・5級は基礎レベル、3級は日常会話レベルの目安にはなりますが、仕事で使える韓国語力として評価されるにはやや弱い場合があります。
特に、韓国企業とのメール対応や商談、観光案内、接客、翻訳・通訳に関わる仕事では、語彙力や読解力だけでなく、実際に聞き取って話す力も必要です。ハングル能力検定に加えて、韓国語会話の練習や実務経験を積んでおくと、より仕事につなげやすくなります。
受験者の口コミ評判
★★★★☆
ハングル能力検定の4級を取得しました。
韓国へは修学旅行で行ったぐらいで韓国語に関して「アニョハセヨ」ぐらいしか知りませんたが、テキストを使って1ヵ月ぐらいの勉強期間で合格することができました。
こちらのサイトで紹介していた実戦問題集を利用して勉強しましたが、内容が分かりやすくて良かったです。発音の勉強もできるので資格の為ではなく、趣味で韓国語を覚えたい人にもお勧めできます。
試験自体は簡単でしたので次は3級に挑戦したいです!!
あかね 10代大学生(2018年3月)

