TOEIC(LR)やTOEIC Bridgeでは測りにくい会話能力や作文能力を強化した試験で、2007年から開始された試験になります。
LRとの決定的な違いは、自分がパソコンに向かって答えを吹き込んだり英作文を書き、それを試験官が採点するという点です。自分が選ぶのではなく自ら発信する英語力を試されるのがSWです。
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TOEIC スピーキング・ライティングの基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 英語・外国語 |
資格区分 | なし |
受験資格 | なし |
試験日程 | 毎月1回日曜日 |
試験方法 | ヘッドホンを装着してパソコン画面の指示に従い文章を入力したり音声を吹き込んだりして回答 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 全国主要都市 |
受験料 | 10,450円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 |
【総合評価】(目安250点)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
【関連資格】
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TOEIC スピーキング・ライティングの日程
2022年度試験
試験日 | 申込期間 | 結果発表 |
---|---|---|
2022年4月17日(日) | 3月11日~4月1日 | 5月17日 |
2022年5月15日(日) | 4月1日~4月28日 | 6月14日 |
2022年6月12日(日) | 4月28日~5月27日 | 7月12日 |
2022年7月10日(日) | 5月27日~6月24日 | 8月9日 |
2022年8月7日(日) | 6月24日~7月22日 | 9月6日 |
2022年9月4日(日) | 7月22日~8月19日 | 10月4日 |
2022年10月9日(日) | 8月19日~9月22日 | 11月8日 |
2022年11月6日(日) | 9月22日~10月21日 | 12月6日 |
2022年12月4日(日) | 10月21日~11月18日 | 1月3日 |
2023年1月15日(日) | 11月18日~12月28日 | 2月14日 |
2023年2月12日(日) | 12月28日~1月27日 | 3月14日 |
2023年3月5日(日) | 1月27日~2月17日 | 4月4日 |
試験は毎月実施され、更に午前・午後に1回ずつ実施しているので日程は組みやすいですよね。
TOEIC スピーキング・ライティングの試験内容
音読問題、写真描写問題、応答問題、提示された情報に基づく応答問題、解決策を提案する問題、意見を述べる問題(11問約20分)
TOEIC スピーキング・ライティングのスコア判定基準
0点~200点の間でスコアにより判定します。
- はじめの4つの問題形式(Question 1から9)の採点には0~3のスケール
- あとの2つの問題形式(Question 10から11)の採点には0~5のスケール
TOEIC スピーキング・ライティングの受験者数
実施時期 | 受験者数 |
---|---|
2020年 | 27,900人 |
2019年 | 37,800人 |
2018年 | 39,300人 |
2017年 | 38,000人 |
2016年 | 32,300人 |
2015年 | 26,300人 |
2014年 | 24,000人 |
2013年 | 14,700人 |
受験者数は年々増加しており、今後も増え続けると予想しています。企業の認知度が上がっており、社内受験が増えているのが一つの要因と言えます。
一昔前まではどの企業もTOEICのみを評価していましたが、試験内容にもある会話能力や作文能力など実務に直結するスキルを持った人材が求められるようになっています。
TOEIC スピーキング・ライティングの難易度
調査中
TOEIC スピーキング・ライティングの勉強法
勉強法としては、Educational Testing Serviceから公式テキストが出版されていますので、まずは問題の傾向を確認する意味でも、2~3回はこなして試験に順応することから始めましょう。
CDも付属しているので、点を取るためには何をしたら良いのかを考えるのに最適です。
テキストと同時に、 スカイプなどのでオンライン英会話を利用するのも良いかもしれません。
国際ビジネスコミュニケーション協会のサイト内にサンプル問題もあるので、併せて利用してみて下さい。
TOEIC スピーキング・ライティングのお勧めテキスト
スピーキングで150点以上を目指すテキスト
初受験者向け!模擬テストも付属
資格を活かせる仕事
現代では大学の入試でも、就活でも英語力がとても重要な要素となっています。
また、企業での英語力の基準として扱われることがあるので、就職や転職の際の大きな武器になります。
TOEICの点数で配属先を決める企業も多く、そういった企業はこれから益々増えると見られます。ですから、英語を活かした仕事に就きたい人は、是非受けておくと良いテストです。
形だけのいわゆる実務で使えない資格ではなく、実務で活かせる生きた英語能力を問う試験になりますので、企業での認知度も年々アップしています。
収入はアップするのか
昇級・昇格や海外派遣などの指標・基準としても活用されているので、スコアにより収入がアップすることも考えられます。
収入アップを目指すのであれば280点以上欲しいですね!
受験者の口コミ評判
タップ(クリック)で口コミが見れます
SWをお勧めする
4.5 里美 40代会社員
日本の英語教育はスピーキングやライティングの重要性を掲げながら、未だに「生きた英語」を教えているとは言い難い状況にあります。また、企業の方でもLRしか見ない所も多いです。
しかし、英語を自在に使えることを証明するなら、TOEICのSWで良い点を取ることをお薦めします。(2020年2月)