TOEIC Speaking & Writing Testsは、TOEIC L&RやTOEIC Bridgeでは測りにくい「話す力」と「書く力」を測定する試験です。2007年から開始され、英語を聞く・読むだけでなく、自分の考えを英語で伝える力が問われます。
TOEIC L&Rとの大きな違いは、選択肢から答えを選ぶ形式ではなく、パソコンに向かって英語で回答を録音したり、英作文を入力したりする点です。
そのため、TOEIC Speaking & Writing Testsは、英語を理解する力だけでなく、実際に英語を使って発信する力を確認したい人に適した試験といえます。
TOEIC スピーキング・ライティングの基本情報
| 資格種別 | 民間資格 |
| ジャンル | 英語・外国語 |
| 資格区分 | なし |
| 受験資格 | なし |
| 試験日程 | 毎月1回、日曜の午前・午後に実施 |
| 試験方法 | 試験会場のパソコンを使用して解答。Speakingは録音形式、Writingは英文入力形式 |
| 免除科目 | なし |
| 試験場所 | 全国主要都市 |
| 受験料 | 10,450円 |
| 登録・更新 | なし |
| 問い合わせ | 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 |
TOEIC Listening & Reading Test
「聞く・読む」英語力を測るTOEIC試験です。Speaking & Writingと組み合わせることで、4技能をより総合的に評価できます。
実用英語技能検定(英検)
読む・聞く・書く・話すの4技能を級別に評価する代表的な英語資格です。
TOEFL iBT
大学・大学院などアカデミックな場面で必要な4技能の英語力を測る試験です。
IELTS
留学や海外移住などで広く利用される4技能型の英語試験です。
TOEIC スピーキング・ライティングの日程
2026年度試験
| 試験日 | 申込期間 | 結果 |
|---|---|---|
| 4月26日 | 2月27日~4月10日 | 5月13日 |
| 5月24日 | 3月27日~5月8日 | 6月10日 |
| 6月21日 | 4月24日~6月5日 | 7月8日 |
| 7月19日 | 5月22日~7月3日 | 8月5日 |
| 8月9日 | 6月12日~7月24日 | 8月26日 |
| 9月13日 | 7月17日~8月28日 | 9月30日 |
| 10月18日 | 8月21日~10月2日 | 11月5日 |
| 11月29日 | 10月2日~11月13日 | 12月16日 |
| 12月20日 | 10月23日~12月4日 | 1月7日 |
| 1月31日 | 12月4日~1月15日 | 2月17日 |
| 2月28日 | 1月4日~2月12日 | 3月17日 |
| 3月28日 | 1月29日~3月12日 | 4月14日 |
TOEIC スピーキング・ライティングの試験内容
TOEIC Speaking & Writing Testsは、英語の**「話す力」と「書く力」**を測る試験です。会場のパソコンを使用し、それぞれ0~200点のスコアで評価されます。
Speaking Test
11問・約20分。英文の音読、写真描写、質問への応答、提示された情報に基づく応答、自分の意見を述べる問題が出題されます。
Writing Test
8問・約60分。写真をもとにした英文作成、Eメール作成、テーマに対する意見記述などが出題されます。
選択式が中心のTOEIC L&Rとは異なり、自分で英語を話す・書く発信力が問われる試験です。
TOEIC スピーキング・ライティングの受験者数
| 年度 | 公開テスト Speaking | 公開テスト Writing | IPテスト Speaking | IPテスト Writing |
|---|---|---|---|---|
| 2024年度 | 11,595人 | 8,712人 | 25,609人 | 14,158人 |
| 2023年度 | 11,348人 | 8,633人 | 23,350人 | 14,761人 |
| 2022年度 | 10,394人 | 7,798人 | 26,014人 | 17,522人 |
| 2021年度 | 10,741人 | 7,969人 | 22,376人 | 13,6 |
2024年度・2023年度・2022年度の数値は、IIBCの「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2025」の公開テスト・IPテスト全体データに掲載されています。
2021年度の数値は、「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2022」に掲載されています。
TOEIC スピーキング・ライティングの難易度
TOEIC Speaking & Writing Testsは、英語の「話す力」と「書く力」を測る試験のため、TOEIC L&Rよりも難しく感じる人が多い試験です。TOEIC L&Rでは選択肢から答えを選ぶ形式が中心ですが、Speaking & Writingでは、自分で英文を組み立てて発信する力が求められます。
特にSpeaking Testでは、短い準備時間の中で英語を話す必要があるため、発音や文法だけでなく、瞬時に内容を整理して伝える力も必要です。Writing Testでは、正しい文法や語彙に加えて、文章の構成力や説得力のある意見を書く力も評価されます。
ただし、出題形式はある程度決まっているため、問題形式に慣れておけば対策はしやすい試験です。日頃から英語を声に出して話す練習や、短い英文を書く練習をしておくことで、スコアアップを狙いやすくなります。
難易度としては、英語初級者にはやや難しく、大学生や社会人でTOEIC L&Rの基礎力がある人向けの試験といえます。就職・転職で英語の発信力をアピールしたい場合は、TOEIC L&Rのスコアに加えて受験する価値があります。
TOEIC スピーキング・ライティングのお勧めテキスト
公式TOEIC Speaking & Writingガイドブック
公式が出している対策本なので、試験形式や出題傾向を正確に把握したい人に向いています。初めて受験する人は、まず候補に入れたい1冊です。
TOEIC Speaking & Writing 公式テストの解説と練習問題
公式問題を使いながら、SpeakingとWritingの解答の流れを確認できるテキストです。本番に近い形式で練習したい人におすすめです。
TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド
スピーキング・ライティング両方の試験内容を確認できる公式ガイドです。各パートの特徴をつかみ、試験全体のイメージを固めるのに役立ちます。
TOEIC テストスピーキング/ライティング問題集
公式本だけでは演習量が足りない人に向いている問題集です。実際に話す・書く練習を重ねたい人の追加教材として使いやすいでしょう。
TOEIC S&Wは何点からすごい?スコアの目安
TOEIC S&Wは、Speaking・Writingそれぞれ200点満点です。目安として、Speaking160点・Writing150点以上になるとCEFRのB2に相当し、仕事でも比較的高い英語運用力を示せる水準です。さらに180点以上になるとC1相当となります。
2025年の日本人平均はSpeaking116点、Writing127点だったため、150~160点以上なら平均を大きく上回るスコアと考えられます。
TOEIC S&Wは履歴書に何点から書ける?
履歴書に記載する最低点が公式に決められているわけではないため、基本的には何点でも記載できます。
ただし、英語力をアピールする目的なら、Speaking120点・Writing120点以上が一つの目安です。これはCEFR B1以上に相当します。より強くアピールしたいなら、Speaking160点・Writing150点以上を目指すとよいでしょう。
TOEIC S&WはSpeakingだけ受験できる?
はい。TOEIC Speaking Testとして、スピーキングだけを単独で受験できます。
試験は11問・約20分で、2026年現在の受験料は6,930円です。一方、Writingだけを単独で受験する公開テストはなく、Writingを受ける場合はTOEIC Speaking & Writing Testsを受験します。
