医事コンピュータ技能検定

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レセプト作成を極める!!
医事コンピュータ技能検定試験とは

診療報酬明細書(レセプト)を作成するための基本的な知識から学び、医療事務に従事する際に求められる知識やレセプトコンピュータ(レセコン)関連の知識や技能を測るための試験です。

医療事務の現場では年々コンピュータ化が進んでおり、ほとんどの医療機関でのレセプト作成の際にレセコンが使用されています。

そのため、レセコンを正しく使用し、レセプトを作成するスキルは医療事務従事者には強く求められるでしょう。

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医事コンピュータ技能検定試験の分析

人気
なし
1
2
3
4
5
ある
就・転職
使えない
1
2
3
4
5
使える
試験難易度(3級)
易しい
1
2
3
4
5
難しい
主な対象者
小中学生
高校生
大学専門
社会人
その他

当サイト独自の見解です

人気

年間受験者数は8,000人以上でそこそこ認知されている資格になります。

就職・転職

レセプトの知識を証明できる資格になるので大きな武器になります。

試験難易度

3級であれば実務経験のない学生でも少しの勉強時間で簡単に取得できます。

お勧めする人

医療施設への就職・転職をご希望の人にお勧めです。

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医事コンピュータ技能検定試験の基本情報

資格種別民間資格
ジャンル医療・心理
資格区分準1級・2級・3級
受験資格なし
試験日程6月中旬・11月中旬(年2回)
試験方法筆記試験、実技試験
免除科目なし
試験場所協議会の会員校(年度により異なる)
受験料【準1級】8,600円
【2級】7,500円
【3級】6,400円
登録・更新なし
問い合わせ一般社団法人 医療秘書教育全国協議会
関連資格労災事務管理士技能認定試験
電子カルテ実技検定
医療事務管理士
医療秘書技能検定
ニュース・変更点

なし

医事コンピュータ技能検定試験の試験日程

2021年度試験

試験日申込期間合格発表
2021年6月12日(土)4月12日~5月12日試験の約1ヵ月半後
2021年11月13日(土)9月13日~10月13日試験の約1ヵ月半後

医事コンピュータ技能検定試験の試験内容

試験は筆記試験とレセプト作成(実技)で実施されます。

出題範囲

医療事務及び医事コンピュータに関する専門的な知識を有し、やや複雑多岐な業務を遂行することができる。併せてDPC制度全般についての正しい理解と深い知識を有し、やや複雑なカルテより、専用ソフトを用いて、DPCレセプトが作成できる。

医療事務

  1. 社会保険各法及び公費負担各法等の内容について実務上の幅広い知識がある。
  2. 診療報酬点数表の各部の通則・告示・通達の深い知識がある。
  3. 広い範囲の医療行為が行われている症例の複雑な点数算定について正しい知識がある。
  4. 「厚生労働大臣が定める基準等について」に関する深い知識がある。
  5. 「診療報酬請求書・明細書の記載要領について」の請求書及び明細書の細部まで理解し、レセプト記載やシステムの誤りを指摘することができる。
  6. 審査機関に関する知識を有し、返戻・減点レセプトに関する正しい対応ができる。
  7. 診断群分類別包括支払制度(DPC)についての多岐にわたる知識がある。

コンピュータ関連知識

  1. ネットワークとサーバの機能を理解している。
  2. セキュリティに関するリスクと対策を理解している。
  3. 個人情報と権利の保護について概要を理解している。
  4. 医療情報に関する国の施策を理解している。
  5. 医療情報の標準化を理解している。
  6. 電子カルテシステムの法制度と基本操作を理解している。

実技(オペレーション)

  1. DPC制度を理解している。
  2. 医療機関別係数の体系を理解している。
  3. DPCコーディングについて正しく理解している。
  4. DPCにおける算定ルールについて正しく理解している。
  5. (1)〜(4)を踏まえ正確なDPCレセプトを作成できる。

合格点

領域I60点、領域II60点、領域III60点で180点満点

領域I、II、III、ともに60%以上の正解

資格侍

全級共通です

医事コンピュータ技能検定試験の受験者数・合格率

  • 年間受験者数は6,000名以上
  • 合格率は近年の傾向で1級は60%程、2級は65%程、3級は75%程

医事コンピュータ技能検定試験の難易度

各級の合格率を見ると、どの級も近年50%を超えており、医療系の資格の中では難易度は易しいです。

ただし、準一級に関しては、2018年からは高い合格率なのですが、それ以前は20%台を推移しているので油断はできません。

出題内容も級が上がるごとに専門的でより難易度の高い内容になります。

ただし、受験者の多くは学生です。すでに医療関係の実務経験があれば、それほど難しく感じないでしょう。

試験では点数表やノート、参考書などの資料と共に電卓も持ち込むことができ、各領域で60%以上の正答があれば合格することができます。

しっかりと知識を身につけることができれば、合格は難しくありません。

資格取得者に難易度を聞いた
  • 専門学校に通いながら取得しました。授業ではちゃんと内容を聞き、ポイントを抑えて学習を続け、家ではテキストを見直すようにしていました。(2016年試験)
  • レセプトを作成する実務の経験や知識がないと厳しいと思います。逆を言えばその他の医療事務の資格をもっていればパソコン分野をしっかりやれば大丈夫です。(2018年試験)
  • 領域ⅠやⅡは過去問題集等で合格点に到達で着ていたので安心して受けられましたが、領域Ⅲは不安に感じていました。繰り返しパソコンに触り焦らず取り組みました。(2018年試験)

医事コンピュータ技能検定試験の勉強法

勉強時間の目安(3級)
時間
~10
~30
~100
~300
300~
時間

公式問題集が販売されていますので、まずはどういった問題が出題されるのか傾向を掴んでください。

仕事や家事などで勉強する時間を確保できない方は、下記で通信講座の紹介も行っていますので参考にして下さい

医事コンピュータ技能検定試験のお勧めテキスト

試験実施団体が出版している公式問題集

Amazonでテキストを探す

医事コンピュータ技能検定試験の通信講座

ヒューマンアカデミーの通信講座「たのまな」では医事コンピュータに特化した通信講座が行われています。

1日30分からの学習になりますので、仕事や家のことをしながらのスキマ時間で学習を進めることができます。

たのまなの医事コンピュータ講座

医事コンピュータ技能検定を活かせる仕事

近年ますます医療機関ではIT化が進んでいるので、専用のアプリケーションソフトを使用し業務を行うことも多く、カルテや伝票、レセプトなど様々な業務を行います。

なので、本資格があれば、医療施設等でより業務の効率を狙えるでしょう。

また、他の医療事務系の資格と共に取得していれば、就職や転職時のアピールにもなります。

2級以上に合格すると、医師事務作業補助技能認定の1つの受験資格を満たすことができるので、キャリアアップにも繋がるでしょう。

しかく姫

98%以上の病院でカルテやレセプト作成時に医事コンピュータが利用されていますので取得しておいて損はありません

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