職場におけるメンタルヘルス不調者などに適正な対応ができることを証明できる資格です。就労判定や就労支援に関しても関わっていきます。
またメンタルヘルス不調者が出ない職場環境整備なども行っていきます。企業経営とメンタルヘルスについて、精神医学の基礎知識や精神医学医とのコミュニケーションについて、産業保健の役割などを学びます。
基礎コースとアドバンスコースがあり、2つのコースを受講して両方の試験に合格した場合は、メンタルヘルス法務主任者と産業保健法務主任者の2つの資格を得ることができます。
メンタルヘルスに関する資格は民間資格で数多くありますが、その中でも特に法務を中心にしている資格で実践的な知識を総合的に得られます。事例も多くあげられるのでケースごとに適切な対応ができるようになります。
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メンタルヘルス法務主任者試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 医療・心理 |
資格区分 | なし |
受験資格 | 基礎コース、アドバンストコースの全単元に出席し、単位を取得した⽅ |
試験日程 | 月1回 |
試験方法 | 認定試験 |
免除科目 | 認定試験で不合格だった場合、講座終了日から3年間に限り受験資格が維持できる |
試験場所 | 東京 |
受験料 | 【通学】 基礎コース:37,800円 アドバンストコース:64,800円 両方:102,600円 【e-ラーニング】 基礎コース:48,600円 アドバンストコース:75,600円 両方:124,200円 |
登録・更新 | 資格の有効期限は合格した日から3年後の年末まで。更新するにはe-ラーニングの受講(6単位以上)が必要。 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般社団法人 産業保健法学研究会 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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メンタルヘルス法務主任者試験の講座内容
2日間(1日6時間)で実施
職場における産業保健法務の実践に必要な基本的知識の習得を⽬的とします。
メンタルヘルス法務主任者試験の受験者数・合格率
受験者数、合格率共に非公開
メンタルヘルス法務主任者試験の難易度
講座受講後に実施する試験ということもあり、落とすための試験では無いので難易度としては低いです。
メンタルヘルス法務主任者試験の勉強法
講座の受講が必須なので事前に特に対策を立てる必要はありません。
資格を活かせる仕事
職場の総務部門において、メンタルヘルス事例の対応や不調者がでにくいような職場環境作りに大いに役立つ資格です。
職場における人間関係のストレスなどが増えてくるとメンタル面に不調が出やすくなります。そして体の不調へとつながってしまうケースも多いです。それらを未然に防ぐためにも、企業内にメンタルヘルス法務主任者がいれば相談しやすくなりますし、適正な対処もしやすくなります。
外部の産業医に任せるケースもありますが、社内にそういった人材たいるかどうかで職場の雰囲気も変わってくるのではないでしょうか。
メンタルヘルス法務主任者資格は、弁護士が受験されるケースも多いです。職場問題の相談を受けることも多い弁護士事務所において、この資格を持っていることでよりクライアントの要望に応えられるようになります。
他にも産業医や保健師、看護職、 カウンセラー、社労士などが受験されていて、仕事の幅を広げています。
今後ますますメンタルケアに関しては取り上げられることが増えると予想されますので、取得しておくとご自身のケアにも活かせるでしょう。