フォークリフト荷役技能検定とは
厚生労働省所管の特別民間法人である陸上貨物運送事業労働災害防止協会が、平成27年度より実施している試験です。1級と2級があります。
この検定を受検し合格すると、1級であればフォークリフト運転者として高度な技術を持ち、かつ、指導的な立場に立てることを証明することができます。
2級であればフォークリフト運転者として中級レベルの技術があり、安全、正確、迅速に荷役作業を行えることを証明できます。
この資格には有効期限があり、取得後、5年たったら、フォークリフト運転業務従事者教育を受け、更新する必要があります。
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目次
フォークリフト荷役技能検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 車・船・航空 |
資格区分 | 1級、2級 |
受験資格 | 【1級】フォークリフト荷役技能検定 2 級合格後 2 年以上の実務経験など 【2級】フォークリフト運転技能講習修了後 2 年以上の実務経験 |
試験日程 | 10月中旬(年1回) |
試験方法 | 学科試験、実技試験 |
免除科目 | 学科試験合格者又は実技試験合格者については、それぞれ当該試験の合格者として、当該年度を含む 3 年度間については、合格した試験科目については受検を免除 |
試験場所 | 北海道、岩手、宮城、秋田、福島、埼玉、千葉、神奈川、長野、静岡、愛知、福岡 |
受験料 | 【1級】32,400円(学科5,400円、実技27,000円) 【2級】27,000円(学科5,400円、実技21,600円) |
登録・更新 | – |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 陸上貨物運送事業労働災害防止協会 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
【関連資格】
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フォークリフト荷役技能検定の試験日
2019年度試験
試験日 | 申込期間 |
---|---|
2019年10月16日(水) | 8月1日~10月7日 |
フォークリフト荷役技能検定の試験内容
出題範囲
荷役作業一般、関係法令及びフォークリフトの走行・荷役・力学についての基本的な知識。
合格点
- 学科試験の合格者は、学科試験の点数が満点の80%以上
- 実技試験の合格者は、点検試験と運転試験の合計点数が80%以上で、かつ点検試験の点数及び運転試験の点数がいずれも、それぞれの満点の60%以上
資格侍
YouTubeで運転試験の参考動画がアップされているので参考にしてみて下さい。
フォークリフト荷役技能検定の受験者数・合格率
1級
2016年 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
学科 | 11人 | – |
実技 | 5人 | – |
最終 | – | 73% |
2級
2019年 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
学科 | 95人 | |
実技 | 10人 | |
最終 | – | 55% |
フォークリフト荷役技能検定の難易度
2級に関して言えば、2年以上のフォークリフトの実務経験がある方の中で合格率が50%程しかないので、それなりに難しい試験だと言えるでしょう。
フォークリフト荷役技能検定の勉強法
まずはフォークリフトの資格を取得した時のテキストを利用して勉強して下さい。
資格を活かせる仕事
工場勤務などフォークリフトを扱う職場で大いに活躍を期待できます。
この資格を取得することで、正確、迅速に作業を行うことを客観的に証明することができるので、就活や転職活動でも有利に進めることができるでしょう。
現状、この資格がなくてもフォークリフトを運転される方は多くいると思います。しかし、持っている技術を資格として証明できるか、できないかの違いは大きいです。